作詞
2019年1月12日 – 05:58
「難儀な女」
投稿します。
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傷つき汚れた 女です
恋してみたって 儚くて
抱いたら終わりと 無下(むげ)にされ
涙が似合いの 女です
寂しくなったら 泣き酒で
朝までひとりで 飲んでます
生きていくのも 疲れるし
愚痴を言っても 虚しいわ
難儀だね ほんと 難儀だね
あたし難儀な 難儀な女
煤(すす)けた心の 女です
恋して惚れても いっときで
飽きられ疎(うと)まれ 棄てられる
不幸が似合いの 女です
笑顔の仕方も 慣れなくて
鏡に向かって 溜め息を
何も取り柄が みつからず
自分自身が イヤになる
難儀だね ほんと 難儀だね
あたし難儀な 難儀な女
作詞
2019年1月12日 – 05:24
「哀歌か」
投稿します。
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酒に酔うのは 毎晩だ
恋に酔えない 情けなさ
確かあしたは 誕生日
俺は幾つに なったやら
ああ しがない男の 哀歌か
馴染み居酒屋 縄のれん
ぐいと熱燗 流し込む
ひとり手酌も 慣れたもの
俺の生きざま こんなもん
ああ 気弱な男の 哀歌か
惚れた腫れたも 縁がない
それでいいのさ それでいい
夢をみたって つかめない
俺に幸せ 似合わない
ああ 寂しい男の 哀歌か
作詞
2019年1月9日 – 05:07
「最後の女に」
投稿します。
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最後の女に なりたくて
言いつけ守って いる私
右だと言われりゃ 右を向き
あなたの好みに かわります
だからお願い この身体
抱いてください 軋(きし)むほど
その腕で その胸で
逢えない夜には 寂しくて
ひとり寝できずに 寝返りを
一から十まで 絶えまなく
あなたの色にも 染まりたい
だからお願い ここに来て
抱いてください 存分に
この頸(うなじ) この乳房
作詞
2019年1月5日 – 00:05
「あゝしんしんと」
投稿します。
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白い粉雪 降り続く
俺はひとりで 酒を呑む
やけに今夜は 寂しくて
胸がしんしん 人恋し
古いラジオを ひねっては
演歌流して 酒を呑む
昔むかしは 追わないさ
追ってみたって 戻らない
男所帯は 味気ない
寒さこらえて 酒を呑む
夢も持たなきゃ 色もなし
無情噛みしめ 溜め息を
夜は更けゆく 午前二時
コップ傾け 酒を呑む
眠くなったか もう寝るか
冷えた布団で ひざ抱いて
作詞
2019年1月3日 – 00:01
「あの人恋し」
投稿します。
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赤い口紅 引いたって
胸のさみしさ 癒せない
別れ告げられ 泣き濡れて
ほんと弱虫 あたしって
ああ あの人恋し まだ恋し
何処にいるやら 誰といる
こんな気持ちに させといて
逃げた男を 恨めない
だらしないわね あたしって
ああ あの人恋し まだ恋し
たかが二年の 暮らしでも
夫婦(めおと)ごっこを したじゃない
なんで捨てたの 辛すぎる
情けないわね あたしって
ああ あの人恋し まだ恋し
作詞
2019年1月2日 – 04:45
「好きよあなたが」
投稿します。
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そっとあなたに 寄り添えば
肩にやさしく 手を回す
そぞろ歩きの 裏路地で
赤い提灯 揺れている
お酒飲みましょ この店で
メニュー見ながら 何にする
あなた任すと こたえたわ
ついでつがれて ほろ酔いに
こんな幸せ 感じてる
好きよあなたが たまらなく
少し眠たく なったのね
千鳥足する 帰り道
部屋の鍵あけ パジャマ着て
布団もぐれば 高鼾(たかいびき)
子供みたいね 可愛いわ
作詞
2019年1月2日 – 04:35
「心細さに泣く女」
投稿します。
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飲めばなおさら 辛いのに
だけど飲まなきゃ いられない
外は粉雪 舞い散って
心細さを 募らせる
あんた どこに居るのか あたしを置いて
逢いたい もいちど 縋りたい
あゝ縋りたい
飲んでみたって 酔えなくて
未練ばかりが 散らかるわ
曇りガラスに さみしいと
指でなぞって 涙ぐむ
あんた 誰と居るのか あたしを捨てて
逢いたい も一度 抱かれたい
あゝ抱かれたい
作詞
2019年1月2日 – 04:28
「はなちゃん」
投稿します。
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軒で野良猫 鳴いている
帰る寝床が ないのかい
おいで一緒に 暮らそうか
そこのアパート 狭い部屋
ミルクあげるわ よろしくね
よろしくね
味気ないよな 毎日に
こんな温もり あればいい
炬燵布団に もぐり込み
夢をみるのか 親猫の
柱時計は 0時前
0時前
朝になったわ よく寝たね
寝ぼけ眼(まなこ)で 甘えてる
名前つけなきゃ いけないわ
そうだ今日から はなちゃんね
ずっと一緒に はなちゃんと
はなちゃんと
作詞
2018年12月31日 – 02:00
「雨の横浜で」
投稿します。
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細い雨降る 本牧を
傘もささずに 歩いてる
さっき別れて きたばかり
心がわりを 告げられて
ひとりあてなく 中華街
灯る明かりも ぼやけるわ
どうぞ流して この涙
心がわりに 泣くばかり
濡れて伊勢佐木 野毛あたり
そうね男は 皆同じ
好きだ好きだと 抱いたのに
心がわりが うらめしい
すべて終わるの 馬車道で
すがりつけない もどかしさ
つらい別れを 噛みしめて
心がわりと あきらめる
作詞
2018年12月31日 – 01:33
「酒があるなら」
投稿します。
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ひとり寡黙に 酒を飲む
連む相手も 欲しがらず
瓶を抱えて ラッパ飲み
ラジオつければ 流行り歌
誰が歌うか 悲しげに
俺に構うな 近づくな
まして色恋 反吐がでる
生まれながらの かわり者
窓の外には 雨が降る
曇り硝子に バカと書く
昔話は 好きじゃない
懐古趣味など もたないさ
俺のあしたは 風まかせ
酒があるなら それでいい
おっと今夜も 飲み過ぎた