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男ってやつは懲りもせず

 

 

 

「男ってやつは懲りもせず」

投稿します。

 

 

 

 

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男の胸に   飼っている
浮気の虫が   騒ぎ出す
しょうがねぇな   まったくさ
男ってやつは   俺ってやつは
惚れた女が   いるのにさ

 

 

 

目移りするは   性(さが)なのか
わかっていても   なおらない
しょうがねぇな   どうにもね
男ってやつは    俺ってやつは
心がわりじゃ   ないんだが

 

 

 

花から花へ   飛んでいく
甘露(かんろ)な蜜を   吸いたがる
しょうがねぇな   ほんとうに
男ってやつは   俺ってやつは
恥も恐れず   懲りもせず

 

 

ピ・リ・オ・ド

 

 

 

「ピ・リ・オ・ド」

投稿します。

 

 

 

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いいわこの部屋   出て行って
あなた待ってる   ひとがいる
わたしだったら   大丈夫
慣れているもの   ひとりには
淋しい   淋しいけれど   泣かないわ
虚ろな   虚ろな気持ち   耐えていく
褒(ほ)めて・・・ねぇ
二年の暮らしに   ピ・リ・オ・ドを

 

 

 

ドアを開けたら   これきりに
心がわりを   恨まない
わたしこれでも   強いから
次の幸せ   探すわね
切ない   切ないけれど   泣かないわ
身を引く   身を引くつもり   あきらめて
褒(ほ)めて・・・ねぇ
ふたりの関係   ピ・リ・オ・ドに

 

 

今では想い出

 

 

 

「今では想い出」

投稿します。

 

 

 

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坂の途中の   アパートは
窓が西陽で   覆(おお)われる
あの日別れて   きたけれど
今も暮らして   いるかしら
さみしがり屋の   人だもの
きっと誰かと   一緒よね
嫉妬なんかじゃ   ないけれど
ちょっと気になる   春の宵

 

 

古い木造   アパートは
畳西陽で   やけた部屋
あの日あなたに   背を向けて
ひとり駅まで   駆けていた
浮気笑って   許せずに
我慢できずに   泣いていた
幼すぎたと   思っても
もとに戻れぬ   春の宵

 

 

薄なさけ

 

 

 

「薄なさけ」

投稿します。

 

 

 

 

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痛い痛い   この胸が
針を刺すよに   ヒリヒリと
捨ててきたのさ   薄なさけ
酒に逃げては   わびるだけ
ああ   今もお前は   ひとり寝か
俺をとことん   恨みな
そしていいヤツ   みつけな

 

 

馬鹿だ馬鹿だ   この俺は
夢のひとつも   あげられず
勝手ばかりの   薄なさけ
煙草ふかして   煙り追う
ああ   今もお前は   ひとり寝か
俺のことなど   忘れな
うんといいヤツ   みつけな

 

 

惚れて惚れているから

 

 

 

「惚れて惚れているから」

投稿します。

 

 

 

 

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あんな男と   知りながら
構うあたしは   おばかさん
お酒飲んでは   酔いどれて
さみしがりやの   意気地なし
どうぞ凭(もた)れて   膝枕

 

 

 

百に一つの   やさしさに
心ほだされ   首ったけ
浮気なかなか   なおらない
しょうがないほど   手がやける
添い寝するから   あっためて

 

 

 

なんだかんだで   もう四十路
夢はあるやら   ないのやら
きいてみたって   生返事
いいのお好きに   暮らしてね
惚れた弱みと   薄笑い

 

 

だけど、あなたは

 

 

 

「だけど、あなたは」

投稿します。

 

 

 

 

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あなたの寝息を   ききながら
添い寝の幸せ   感じてた
だけど だけど だけど
あなたは寝床に   もう居ない
添い寝は誰かの   ものになる

 

 

 

あなたの姿を   見かけたと
余計な噂が   飛んでくる
だけど だけど だけど
あなたの横には   別のひと
綺麗な顔した   女性だと

 

 

 

あなたの口から   さよならが
届いてくるまで   別れない
だけど だけど だけど
あなたはそれさえ   無視をする
わたしの涙は   みないふり

 

 

あたしって女は

 

 

 

「あたしって女は」

投稿します。

 

 

 

 

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波止場近くの   居酒屋で
ひとり寡黙に   飲んでいる
遠い目をして   なに思う
声をかけても   いいかしら
ちょっと気になる   いい男
あたしって女は

 

 

 

馬鹿な女と   笑ってね
そうねお頭(つむ)が   弱いから
恋をするたび   騙されて
涙ばかりを   背負(しょ)ってきた
苦労話は   ガラじゃない
あたしって女は

 

 

 

名前なんかは   きかないで
まして女の   歳なんか
あんたほんとに   タイプなの
お酌させてね   さあどうぞ
あとでしつこく   しないから
あたしって女は

 

 

 

そんなこんなで   もう零時
お店そろそろ   閉店ね
今日はこのまま   帰るけど
今度あえたら   よろしくね
縁を信じて   みるとする
あたしって女は

 

 

安い女

 

 

「安い女」

投稿します。

 

 

 

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抱いていいわと   言い寄れば
冷めた目を向け   睨(にら)まれた
あんたそんなに   堅物(かたぶつ)か
それかあたしに   興味なし
ああ   振られたみたいね   あたしって
安い女ですもの
仄暗酒場(ほのぐらさかば)の   片隅で
真っ赤な口紅   自慢なの

 

 

 

身体だけなら   いつだって
欲しきゃあげるわ   さあどうぞ
あんたなかなか   靡(なび)かない
そうねあたしを   蔑(さげす)んで
ああ   好かれてないのね   あたしって
安い女ですもの
洋楽流れる   カウンター
なんともチンケに   夜(よ)は更ける

 

 

夜の化粧

 

 

「夜の化粧」

投稿します。

 

 

 

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酒と煙草と   嘘と愚痴
こんな女に   なりました
あたし幾つに   なったやら
夢も望みも   ありゃしない
ああ   夜の化粧で   酒場(みせ)の顔

 

 

騙すつもりが   騙されて
なんど涙を   流したか
あたしちっとも   学ばない
しょうがないわと   薄笑い
ああ   夜の化粧も   濃くなるね

 

 

雨が降るから   なおさらに
辛さ淋しさ   染みてくる
あたしどうにも   疲れたわ
恋もできずに   生きている
ああ   夜の化粧は   なんの為

 

函館阿呆鳥

 

 

 

「函館阿呆鳥」

投稿します。

 

 

 

 

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雪の函館   ちょうちん酒場
ひとり熱燗   手酌酒
あいつどうして   いるのやら
酔えばどうにも   想い出す
不義理した事   詫びたいね
ああ   男って   男って
阿呆鳥だ   情けねえ
函館阿呆鳥

 

 

 

夜の函館   ちょうちん酒場
昭和演歌が   流れてる
あいつどうして   いるのやら
泣いていないか   幸せか
心がわりを   悔やんでる
ああ   男って   男って
阿呆鳥だ   仕方ねえ
函館阿呆鳥