Author Archives: gen

昭和のおっさん

 

 

 

「昭和のおっさん」

投稿します。

 

 

 

 

 

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酒は心の  拠り所

ぐっと煽れば  悩みさえ

消えていくのさ  薄れるさ

ああ  誰もあるのさ  つらいこと   

愚痴てみるほど  野暮じゃない

よいしょ  乾杯だ

酒場(みせ)に流れる  流行り歌

五木ひろしが  聴かせるね

 

 

 

 

 

酒は飲んでも  飲まれるな

それはわかっちゃ  いるはずさ

だから適度に  スマートに

ああ  こんな説教  勘弁な

くどくほざけば  野暮になる

よいしょ  乾杯だ

酒場(みせ)の有線  懐かしい

ファンだったぜ  テレサ・テン

 

 

俺の信条

 

 

 

「俺の信条」

投稿します。

 

 

 

 

 

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差しつ差されつ  飲むよりも

俺はひとりの  手酌酒

それがいいのさ  似合ってる

噂話や  世間体(せけんてい)

気にもしないし  興味なし

うしろ指だけ  指(さ)されるな

 

 

 

惚れた腫れたと  騒ぐやつ

俺にゃわからぬ  色恋は

寝言みたいに  きこえるさ

別れ涙も  切なさも

とんと俺には  縁がない

笑いたければ  ご自由に

 

 

 

ひとり暮らしに  慣れすぎて

勝手気ままに  生きている

たまにゃ温もり  欲しくなる

歳をとったか  この俺も

だけど無理だね  連(つる)むのは

俺は俺だが  それで良し

 

 

ひとり酒場で

 

 

 

「ひとり酒場で」

投稿します。

 

 

 

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愚痴をグラスに  かき混ぜて

グッと飲み干す  苦い酒

あなた誰かの  ものになり

わたしひとりに  させられた

小雨しょぼ降る  縄のれん

 

 

 

泣いてみたって  戻らない

だけど泣くしか  術(すべ)がない

あなた今頃  どうしてる

未練なんかは  ないでしょう

そして有線  涙歌

 

 

 

酔ってあなたを  忘れたい

無理ね余計に  恋しがる

あなた添い寝は  どんなひと

妬(や)いてみたって  虚しいわ

路地の酒場の  夜(よ)は更けて

 

 

今夜も待って

 

 

 

「今夜も待って」

投稿します。

 

 

 

 

 

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ひとりこの部屋  寒すぎて

膝を抱えて  うずくまる

少し温もり  欲しがれば

そうねあのひと  思い出す

 

 

 

別れ言葉も  ないままに

たった一行  置き手紙

「あばよ」だけでは  ひどすぎる

着の身着のまま  消えたのね

 

 

 

なんで捨てたの  悲しくて   

わけを教えて  くださいな

どこにいるのか  誰といる

泣いてばかりで  悔しくて

 

 

 

雨が濡らすわ  窓ガラス

濡れていないか  あのひとは

未練ばかりが  散らかって

足の踏み場も  ないほどに

 

 

 

あんな男と  つぶやいて

駄目ねやっぱり  愛してる

どうか戻って  抱きしめて   

わたし待ってる  今夜また

 

 

あたし欲しがる女

 

 

 

「あたし欲しがる女」

投稿します。

 

 

 

 

 

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お酒飲んでは  繰り返す

未練言葉を  飽きもせず

馬鹿なことだと  知りながら

我慢できずの  泣き上戸

ああ  しつこいでしょう

好き  好きなの  捨てられたって

あんたを  あんたを 

あたし欲しがる女

 

 

 

 

 

酔って乱れて  崩れては

募る想いを  こぼしてる

愚かすぎると  わかっても

抑(おさ)えきれない  見苦しさ

ああ  しつこいでしょう

好き  好きなの  嫌われたって

あんたを  あんたを 

あたし欲しがる女

 

 

お馬鹿の見本ね

 

 

 

「お馬鹿の見本ね」

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男心の  裏表

みたくなかった  ずるいのね

綺麗事など  云わないで

一度抱いたら  終わるくせ

あたし  頭は少々  悪いけど

そうね  男の運にも  悪すぎる

お馬鹿の見本ね  あたしって

ほんと  お粗末ね

 

 

 

 

 

男心の  薄情け

知っていながら  絆(ほだ)される

甘い言葉に  酔いしれて

朝になったら  それっきり

あたし  身体は少々  軽いけど

そうね  選んだ相手も  軽すぎる

お馬鹿の見本ね  あたしって

ほんと  しょうがない

 

 

幸薄く

 

 

 

「幸薄く」

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窓のカーテン  色褪せて

花の一輪  あるじゃなし

これがあたしの  部屋なのと

ひとり呟く  夜ん中

 

 

 

好きな男に  振られたわ

無理もないわね  笑っちゃう

化粧ひとつも  面倒で

百にひとつも  色気なし

 

 

 

寝酒するのが  癖になり

酔って故郷(ふるさと)  懐かしむ

少し温もり  欲しくなり

途切れ途切れの  子守唄

 

 

 

こんな女に  幸せは

やってくるのか  縁がない

薄い布団に  身を沈め

せめていい夢  みたくなる

 

 

 

生まれながらに  幸薄く

涙ばかりが  纏いつく

金もなければ  愛もない

拗(す)ねた心に  風が吹く

 

 

どこまでも道づれに

 

 

 

「どこまでも道づれに」

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俺とお前の  この絆

解(ほど)きゃしないさ  この先も

ふっと笑って  涙ぐむ

そんなお前の  可憐(いじら)しさ

好きだ好きだ  抱き寄せる

どこまでも一緒だぜ

 

 

 

指輪なんかは  いらないと

胸に甘えて  縋るのか

薄い化粧に  細い指

注(つ)いで注(つ)がれて  酒を飲む

好きだ好きだ  何もかも

ふたりならそれだけで

 

 

 

苦労承知で  ついてくる

馬鹿なやつだな  お前って

折れるくらいに  抱きしめて

そっと唇  触れてみる

好きだ好きだ  たまらなく

どこまでも道づれに

 

 

恋には不向き

 

 

 

「恋には不向き」

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わたし幾つに  なったやら

少し疲れた  春の宵

恋ってさ  なんなのか  恋ってさ

 

今度こそはと  思っても

なぜか不発で  すぐ終わる

恋ってさ  続かない  恋ってさ

 

あたしが悪いか  相手が悪いか

どっちもどっちさ  恋には不向き

Falling in Love  まで  進めない

Falling in Love  には  ほど遠い

 

 

 

  

いつか幸せ  くるものと

淡い望みも  薄れたわ

恋ってさ  泡沫玉(あぶくだま)  恋ってさ

 

少し学べば  いいものを

中途半端で  深みなし

恋ってさ  どんな色  恋ってさ

 

相性(あいしょう)悪いか  生き方悪いか

にっちもさっちも  恋には不向き

Falling in Love  まで  進めない

Falling in Love  には  ほど遠い

 

 

小樽ひとり酔い

 

 

 

「小樽ひとり酔い」

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北の酒場で  酒を飲む

やけに侘しさ  沁みてくる

惚れたあいつに  逃げられた

馬鹿な男が  愚痴を吐く

雪が降る降る  重たげに

小樽盛り場  花園界隈

ひとり  ひとり酔い

 

 

 

 

 

追ってみるのも  躊躇(ためら)われ

忘れられずに  名前呼ぶ

惚れたあいつを  寝とられた

未練肴に  ひとり酔い

夜は更けゆく  しんしんと

小樽盛り場  花園界隈

ひとり  ひとり酔い