作詞

蒲田の居酒屋で

 

 

 

「蒲田の居酒屋で」

投稿します。

 

 

 

 

 

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縄の暖簾(のれん)を   揺らす風

外はめっぽう   寒そうだ

俺は熱燗   漬け鮪

ひとり手酌で   酒を呑む

蒲田の居酒屋で

 

 

 

店に有線   流れてる

どれも切ない   流行り歌

俺の心を   濡らすのか

むかしむかしを   思い出す

蒲田の居酒屋で

 

 

 

酔って帰って   みたとこで

誰も待つひと   いやしない

俺も添い寝が   欲しいのさ

馬鹿な男の   戯れ言か

蒲田の居酒屋で

 

 

作詞

新宿ぶるーす

 

 

 

「新宿ぶるーす」

投稿します。

 

 

 

 

 

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馬鹿な女と   云われても

未練心が   嵩張(かさば)って

あんた探すの   盛り場を

あゝあたしのいいひと   あんただけ

新宿ぶるーす

 

 

 

別れ言葉を   恨めずに

忘れられない   今も好き

酔ってないかと   気にかかる

あゝあたしの胸には   あんただけ

新宿ぶるーす

 

 

 

暖簾(のれん) ちょうちん   お品書き   

人もまばらな   裏路地に

何故かあんたが   居るようで

あゝあたしの男は   あんただけ

新宿ぶるーす

 

 

作詞

捨てられ未練

 

 

 

「捨てられ未練」

投稿します。

 

 

 

 

 

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雨が今夜も   想い出を

連れてくるのね   切なげに

褪せたルージュを   噛みしめて

未練心を   震わせる

ああ   別れ突然   告げられて

泣くに泣けない   夜でした

 

 

 

グラス揺すれば   カラカラと

泣いているのか   氷まで

ひとりぼっちが   身に沁みて

未練心が   疼きだす

ああ   せめても一度   逢いたくて

抱いて欲しいと   つぶやくの

 

 

 

忘れられない   今もなお

愛の言葉が   渦を巻き

みんな嘘だと   消えていく

未練心に   濡れるのね

ああ   別れ言葉が   耳を刺し

縋ることさえ   憚(はばか)られ

 

 

作詞

身を引くおんな

 

 

「身を引くおんな」

投稿します。

 

 

 

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捨てりゃいいのさ   気にせずに

惚れた誰かを   抱けばいい

あたしだったら   大丈夫

もとのひとりに   戻るだけ

ああ   身を引くおんな

 

 

 

そんな顔して   どうしたの

あんたらしくも   ないじゃない

背中向けてさ   振り向かず

待っているひと   いるじゃない

ああ   身を引くおんな

 

 

 

別れたくない   本当は

無理に縋るの   いやなだけ

三日三晩も   泣いたなら

あんた忘れる   そのつもり

ああ   身を引くおんな   

 

 

作詞

おんなの夜更け

 

 

 

「おんなの夜更け」

投稿します。

 

 

 

 

 

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駅の裏道   居酒屋で

口説き文句を   投げるひと

ごめんその気は   ないわねと

シカトするよに   横を向く

 

 

 

年の頃なら   若くない

かなり見栄(みば)えの   いい男

だけど軽さが   いやになる

どうか私に   構わずに

 

 

 

そうね終電   時間だわ

帰るそぶりを   みせたなら

俺も帰ると   席を立つ

やめてちょうだい   しつこいわ

 

 

 

部屋で待つひと   いるからと

無下(むげ)に断り   あとにする

ひとり鍵あけ   あかり付け

ふっと溜め息   つく夜更け

 

 

作詞

あんたを恋しがる

 

 

 

「あんたを恋しがる」

投稿します。

 

 

 

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ろくでなしだと   思うのに

なんで   あんたを恋しがる

何も言わずに   背を向けて

どこへ行ったか   誰といる

ああ   未練をグラスに   溶かしては

つらさをこらえて   一気飲み

欲しいの   あんた   あんたが

 

 

 

その眼その胸   その背中

みんな   あたしのものだった

だけど今では   残り香に

すがりついてる   情けなさ

ああ   涙をグラスに   浮かべては

にがさをこらえて   一気飲み

欲しいの   あんた   あんたが

 

 

作詞

あんたこの部屋出て行った

 

 

 

「あんたこの部屋出て行った」

投稿します。

 

 

 

 

 

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これが恋だと   いうのなら

二度としないわ   したくない

 

甘い言葉に   縋っては

身体抱かれて   酔いしれた   

 

それもひと月   続かずに

あんたこの部屋出て行った

なみだ残して   呆気(あっけ)なく

あんたこの部屋出て行った

 

 

 

 

 

 

そうねみる目が   なかったわ

二度と元には   戻らない

 

嘘と知らずに   尽くしたわ

身体燃やして   言いなりに

 

やがて優しさ   ないがしろ

あんたこの部屋出て行った

別れ言葉も   ないままに

あんたこの部屋出て行った

 

 

作詞

ジュテーム ア ラ フォリ

 

 

 

「ジュテーム ア ラ フォリ 」   ( 狂いそうなほど愛してる )

投稿します。

 

 

 

 

 

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今夜は甘えて   いいですか

あなたに甘えて   いいですか

悲しくなるほど   好きだから

壊れるくらいに   抱きしめて

唇で   薔薇の印を   身体中

激しくも   嫋(たお)やかに

ジュテーム ア ラ フォリ 

 

 

 

 

 

夜明けに蕩けて   いいですか

あなたに蕩けて   いいですか

隙間がないほど   肌あわせ

1ミリたりとも   離れない

爪痕を   紅く滲(にじ)ませ   身体中

狂おしく   しなやかに

ジュテーム ア ラ フォリ 

 

 

作詞

情欲のブルース

 

 

 

「情欲のブルース」

投稿します。

 

 

 

 

 

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酔ったふりして   あなたに凭(もた)れ

抱いて欲しいと   つぶやく夜更け

女なんです   根っから女

情欲のブルース

 

 

 

あなたなしでは   生きられないわ

だから誰にも   渡しはしない

女なんです   彩色(さいしょく)女

情欲のブルース

 

 

 

愛の形は   それぞれあるが

紐(ひも)で縛れる   心があれば

女なんです   わたしは

情欲のブルース

 

 

 

寝てもさめても   あなたが欲しい

二十四時間   繋がりたいの

女なんです   どうにも女

情欲のブルース

 

 

作詞

大阪別れ雨

 

 

 

「大阪別れ雨」

投稿します。

 

 

 

 

 

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やさしい言葉は   かけないで

慰め言葉も   いらないわ

あなたはわたしを   捨てていく

それなら冷たく   されたいわ

雨降る大阪   法善寺

これきり逢えない   ふたりです

大阪   大阪別れ雨

 

 

 

 

 

いたわる仕草も  みせないで

ましてや肩など   抱かないで

あなたの気持ちは   ここにない

知らない誰かの   ものになる

雨降る大阪   戎橋(えびすばし)

泣いても拗ねても   戻らない

大阪   大阪別れ雨