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ひとりの哀歌

 

 

 

「ひとりの哀歌」

投稿します。

 

 

 

 

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霙(みぞれ)まじりの   雨になる

あなた寒くは   ないかしら

ふっとため息   ひとつ吐き

居ないあなたを   思い出す

 

 

 

そうね別れて   一年が

知らず知らずに   過ぎていく

部屋の残り香   もう薄れ

過ぎたことだと   教えてる

 

 

 

寂しがり屋の   ひとだから

きっと誰かが   そばにいる

憎めないのは   好きだから

振られ女の   目に涙

 

 

 

ひとり布団に   潜り込み

肌の震えを   堪えてる

夜は更けゆく   午前二時

幾つ寝がえり   うつのやら

 

 

淋しい女のおはなし

 

 

 

「淋しい女のおはなし」

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あなたの匂いの   するものは

残らず捨てるわ   泣きながら

あなたはいないと   いい聞かす

淋しい女が   ここにいる

 

 

 

あなたがこの部屋   あとにして

半年過ぎても   忘れない

冷たく捨てられ   傷ついた

淋しい女ね   おばかさん

 

 

 

あなたは今ごろ   誰を抱く

わたしの知らない   どんなひと

嫉妬で眠れぬ   夜ん中

淋しい女ね   情けない

 

 

愚かな女の涙

 

 

 

「愚かな女の涙」

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三行半(みくだりはん)を   浴びたのに

それでもあたし   縋りつく

 

ああ   行かないで   捨てないで

愚かな女の   そばにいて

ああ   追いすがり   泣き崩れ

愚かな女は   一途です

 

三行半を   浴びたのに

それでもあたし   縋りつく

 

 

 

 

 

 

疎まれすぎて   飽きられて

それでもあたし   離れない

 

ああ   言わないで   さよならは

愚かな女と   蔑(さげす)まれ   

ああ   しがみつき   離さない

愚かな女は   憐れです

 

疎まれすぎて   飽きられて

それでもあたし   離れない

 

 

オットとトット

 

 

 

「オットとトット」

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あんたとあたしで   とことん飲んで

悩みや憂さなど   忘れてしまえ

春だね浮かれて   宴をしてさ

演歌のひとつも   歌おじゃないか

ああ   昭和の生まれが   肩寄せあって

グッと煽って   オットとトット

オットとトット   いい調子

 

 

 

あんたとあたしで   酒酌み交わし

戯(ざ)れごと肴に   酔ったわ酔った

桜は満開   ハラハラ舞って

演歌で小節(こぶし)を   グルグルきかす

ああ   昭和の生まれが   肩寄せあって

千鳥足だね   オットとトット

オットとトット   いい気分

 

 

愛が重すぎて

 

 

 

「愛が重すぎて」

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別れを切りだす   術(すべ)がない

ひたすら尽くして   くれるから

こんなに愛して    くれるのに

愚かな男だ   この俺は

ああ   嫌いになった   わけじゃない

おまえの   愛が重すぎて

心で溜め息ついていた

 

 

 

 

 

ひとりになりたく   なったのさ

やさしい眼差(まなざ)し   くれるけど

温もりいつしか   邪魔になる

勝手な男だ   生まれつき

ああ   愛想が尽きた   わけじゃない

おまえの   愛が重すぎて

心が疲れてしまってた

 

 

置きざりにされた女

 

 

 

「置きざりにされた女」

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あんたに捨てられ   泣きじゃくる

あたしの至らぬ   とこはどこ

なんにも言わずに   背を向ける

あまりに酷(むご)いわ   悲しいわ

 

 

 

ひとりになったの   つらくって

涙が溢れて   止まらない

嫌われ飽きられ   置きざりに

どうすりゃ涙が   枯れるのか

 

 

 

あんたの残り香   探しても

虚しいだけだわ   おばかさん

今ごろ誰方(どなた)を   抱くのやら

嫉妬でこの胸   潰れそう

 

 

 

ひとり寝するのは    寒すぎて

身体も心も   風邪をひく

も一度逢いたい   縋りたい

愚かな願いと   わかっても

 

 

Vain Blues

 

 

 

「Vain Blues」

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心が凍てつく   こんな夜(よ)は

ぬくもり探して   酒を飲む

色恋いらない   慰めも

酒場の隅で   舌打ちさ

そうさ   Vain Blues

 

 

 

時計の針なら   真夜中に

煙草をくゆらせ   バーボンを

男の寡黙を   演じるか

酒場の隅で   ひとり酔い

そうさ   Vain Blues

 

 

 

小窓を濡らして   雨が降る

止むまで居座り   酒を飲む

帰ってみたって   寒い部屋

酒場の隅で   荒(すさ)むよね

そうさ   Vain Blues

 

 

あたしという女

 

 

 

「あたしという女」

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恋に逸(はぐ)れて   泣き疲れ

酒に溺れて   グダグダに

あたしそれでも   懲りもせず

惚れた腫れたを   繰り返す

 

 

 

雨が降るから   心まで

濡れて悲しく   なるじゃない

あたしどっぷり   女なの

惚れて貢いで   また泣いて

 

 

 

馬鹿ね大馬鹿   わかってる

夜を相手に   酔いどれる

あたし見境い   なくなるの

惚れた男は   星の数

 

 

 

夢をみるほど   若くない

だけどひとり寝   つらくなる

あたし今夜も   悶えてる

惚れていたって   逃げられる

 

 

昭和生まれのあんたとあたし

 

 

 

「昭和生まれのあんたとあたし」

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昭和の時代を   生きてきた

あんたもあたしも   歳をとる

疲れたなんては   言わないが

苦労をした日も   あったわね

ああ   人生あんたと   一緒だね

 

 

 

泣きたい時には   思い切り

声あげ泣いても   構わない

男が泣いても   いいじゃない

女のあたしも   泣くからさ

ああ   世間をふたりで   渡るのね

 

 

 

欲張らなくても   それでよし

あんたとあたしは   似てるわね

たまには屋台で   熱燗を

小さな幸せ   感じてる

ああ   体も心も   昭和なの

 

 

Jealousy 溢れさせ

 

 

 

「Jealousy 溢れさせ」

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Jealousy   紅く   Jealousy

近頃抱いて   くれないの

こんなにそばに   居るのにね

 

Jealousy   きっと   Jealousy

見えない誰か   笑うのね

お払い箱に   なっていく

 

ヨコハマ   夜は   深くて暗い

あなたの左腕   枕にして

眠るのね   私の次のひとが

Jealousy   熱く燃やし   涙を流すの

ああ・・・

 

Jealousy   愛は   Jealousy

タバコの煙   追いかける

目と目を逸らし   溜め息を

 

Jealousy   だから   Jealousy

綺麗な誰か   恨んでる

淋しい女   そう私