作詞

俺を捨てて

 

 

「俺を捨てて」

投稿します。

 

 

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小窓を濡らして  降る雨は

涙の代わりか  湿っぽい

あいつは優しさ  ゼロにして

知らない誰かの  ものになる

俺を  俺を捨てて

なんてことだ  哀れだね

情けねえ

 

 

 

時計はもうすぐ  明日をさす

眠くもないけど  横になる

あいつはどうして  いるのやら

心に誰かを  宿してた

俺を  俺を捨てて

ブザマすぎる  惨めだね

情けねえ

 

 

作詞

ひとり虚しくて

 

 

「ひとり虚しくて」

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愛にはぐれて  女が泣いた

悲しすぎると  声たて泣いた

胸がこんなに  痛むのならば

二度と恋など  したくはないわ

あなた  あなたが  忘れられない

窓を濡らして  細い雨  寒いわ

ひとり虚しくて  虚しくて

 

 

 

信じられない  別れの言葉

見事やさしさ  どこかへ消えた

心がわりは  儚いものね

身体震えて  眠れはしない

あなた  あなたの  匂い恋しい

夜の長さに  耐えるだけ  辛いわ

ひとり虚しくて  虚しくて

 

 

作詞

叶わぬ片恋慕

 

 

 「叶ぬ片恋慕」

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いくらあなたを  慕っても

辛いだけです  惨めです

私なんかに  目もくれず

きっとお側に  誰かいる

ああ  好きなのに  好きなのに

今夜もひとり  酔うお酒

抱かれたい  一度でも

叶わぬ片恋慕

 

 

 

告げることさえ  はばかられ

じっとあなたを  見てるだけ

私狂って  しまいそう

渋い横顔  低い声

ああ  好きすぎて  好きすぎて

今夜も枕  濡らすのか

抱かれたい  思い切り

叶わぬ片恋慕

 

 

作詞

未練歌 (みれんうた)

 

 

「未練歌」

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あなたと別れて  三年が

寂しさまだまだ  拭えない

お酒を飲んでも  酔えなくて

いいことばかりを  思い出す

未練の散らかる  この部屋で

 

 

 

愛して尽くして  きたけれど

知らない誰かに  衣替え

いつしか温もり  そのひとへ

それでもあなたが  恋しくて

未練をいつしか  飼いならす

 

 

 

ひとりじゃ寒くて  眠れない

残り香探して  枕抱く

逢いたい切ない  やるせない

忘れることなど  できないわ

未練を引きずり  生きていく

 

 

作詞

あゝその女

 

 

「あゝその女」

投稿します。

 

 

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港近くの  居酒屋で

ひとり女が  手酌酒

理由(わけ)のありそな  薄い肩

海風が  カタカタと  窓叩き

心細さを  募らせるのか

何故か気になる  あゝその女

夜はしんしん  更けてゆく

 

 

 

貝のランタン  (とも)るのを

じっと女は  見つめてる

過去の重さを  滲ませて

潮風が  侘しさを  撒き散らし

心細さを  募らせるのか

声をかけたい  あゝその女

夜はしんしん  更けてゆく

 

 

作詞

もう、これで

 

 

「もう、これで」

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いいの・・・慰めは   

だから・・・抱きしめて

最後の夜だもの  きいてね  我が儘を

ねえ  次のひとは  どんなひと

()かせて  少しだけ

好き  好き  好きだった

終わるのね  もう、これで

あなたとわたしは

 

 

 

よして・・・やさしさは

どうせ・・・捨てるのに

泣くより諦める  ききわけ  いいでしょう

そう  次のひとに  負けただけ

匂いも  忘れるわ

好き  好き  好きだった

終わるのね  もう、これで

二年の暮らしが

 

 

作詞

なあ・・・やめときな

 

 

「なあ・・・やめときな」

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両目しっかり  開いて見てろ

浮かれすぎたら  後悔するぜ

好きになるのは  勝手だけれど

苦労するのは  いただけないね

あいつ  根っから  ろくでなし

酒癖悪いし  浮気と嘘で

ほんと  鼻持ちならぬ

なあ・・・やめときな

 

 

 

ちっとばかしの  いい顔だけど

顔じゃないんだ  男の値打ち

好きになるのは  勝手だけれど

涙するのは  考えものさ

あいつ  とことん  半端もん

金なし意地なし  誠意もなしで

ほんと  どうにもならぬ

なあ・・・やめときな

 

 

作詞

日々平々凡々と

 

 

「日々平々凡々と」

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秋の夜風が  ふと寂し

昔々を  懐かしむ

歳をとったか  この俺も

涙もろくも  なってきた

 

 

 

ひとつ溜め息  吐いたなら

壁の時計が  八時さす

テレビ観るのも  億劫で

寝るとするには  ちと早い

 

 

 

日々の暮らしに  感謝して

(じょう)を忘れず  生きていく

人に驕らず  (へつ)わず

酒を嗜(たしな)  (おつ)なもの

 

 

今日も一日  平凡に

あすもこうした  繰り返し

これで結構  幸せさ

ひとり布団で  いい夢を

 

 

作詞

嘘つきね

 

 

「嘘つきね」

投稿します。

 

 

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愛しているって  言ったじゃないの

離しはしないと  言ったじゃないの

甘露な言葉を  ()に受けて

心も身体も  許したわ

それなのに  なんで捨てるの

嘘つき  嘘つき  嘘つきね  あゝ酷いひと

騙された  わたしの方が  馬鹿でした

 

 

 

誰より好きって  言ったじゃないの

結婚しようと  言ったじゃないの

美味しい言葉で  夢をみた

一から十まで  尽くしたわ

それなのに  なんで捨てるの

嘘つき  嘘つき  嘘つきね  あゝ憎いひと

酔いしれた  女の脆さ  頼りなさ

 

 

作詞

俺って女々しいね

 

 

「俺って女々しいね」

投稿します。

 

 

 

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おまえの匂いが  残る部屋

別れて二年が  過ぎたけど

いまだに未練と  暮らしてる

 俺って  俺って女々しいね

 

 

愛しているのは  あなただけ

縋って甘えて  いたおまえ

いいことばかりを  思い出す

 俺って  俺って女々しいね

 

 

おまえの移り気  恨まない

も一度一緒は  無理なのか

ありっこないさと  苦笑い

俺って  俺って女々しいね

 

 

小雨が侘しく  窓濡らす

別れを引きずり  男泣き

どうしているかと  気にかかる

 俺って  俺って女々しいね

 

 

あきらめきれない  胸の中

引っ越すことさえ  できなくて

今夜もひとりで  手酌酒

俺って  俺って女々しいね