作詞

そう、男って

 

 

「そう、男って」

投稿します。

 

 

 

 

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降れ 降れ   土砂降りに

悲しい想い出   泡にして

 

惚れて尽くして   嫌われて

ポイと放され   このとおり

身体飽きたら   次へ行き

蜜の言葉で   口説くのね

そんなもん   あなたって

そう、男って   男って

 

 

 

 

無理に忘れる   つもりでも

未練山ほど   募りだす

身体抱かれて   言いなりに

用がなくなりゃ   払い箱

そんなもん   あなたって

そう、男って   男って

 

降れ 降れ   もっと降れ

惚れてた想いを   消すくらい

 

 

作詞

ふと考える

 

 

「ふと考える」

投稿します。

 

 

 

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歳をとったか  この俺も

無粋数えりゃ  キリがない

若さゆえだと  言ったとて

も少し大人で  いたかった

恥ずかしいよね  情けねえ

ふと考える  冬の宵

 

 

 

酒のせいだと  笑っても

ドジを数えりゃ  キリがない

酔った自分に  呆れても

も少し大人で  いたかった

幼稚すぎたと  ほぞを噛む

ふと考える  酒場にて

 

 

 

調子づいてた  あの頃の

不義理数えりゃ  キリがない

あれもこれもと  溜め息を

も少し大人で  いたかった

馬鹿の見本さ  まったくさ

ふと考える  真夜中に

 

 

作詞

逢えない男が恋しくて

 

 

「逢えない男が恋しくて」

投稿します。

 

 

 

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逢えない男が恋しくて   恋しくて

今夜も酒場で   お酒飲む

別れて半年   過ぎたのに

匂いばかりを   追う女

小雨がしとしと   泣いている

あたしの心を   濡らすよに

 

 

 

逢えない男が恋しくて   恋しくて

今夜も未練を  並べてる

終わりになったと   思っても

あきらめきれずに   爪を噛む

小雨が降るから   帰れない

足どめみたいで   淋しくて

 

 

作詞

悄気(しょげ)るね

 

 

「悄気るね」

投稿します。

 

 

 

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下手な慰め   いらないわ

他人(ひと)にゃわからぬ   この気持ち

振られ女と   さあ笑え

あたしよっぽど   その方が

笑い上戸に   なれるから

 

 

 

縋りついても   ()けられて

見事捨てられ   払い箱

振られ女じゃ   辛すぎる

あたし未練を  引きずって

馬鹿が似合いの   話だね

 

 

 

惚れていたって   それはそれ

あっち行きなと   罵られ

振られ女の   出来あがり

あたし今夜は   寒すぎる

お酒ちょうだい   強いやつ

 

 

作詞

酔ったついでに

 

 

「酔ったついでに」

投稿します。

 

 

 

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愛をくれとは   言わないわ

たまに側に   いて欲しい

窓を小雨が   濡らすから

何故か頬まで   濡れてくる

ああ   好かれなくてもいいの

とことん飲んでね   熱燗を

酔ったついでに   酔ったついでに   抱きしめて

情けないほど   惚れている

 

 

恋にならない   ことぐらい

わかるつもり   仕方ない

柱時計は   0時過ぎ

今夜お泊(とま)   無理なのね

ああ   好かれなくてもいいの

お相手いるのは   承知済み

酔ったついでに  酔ったついでに   くちづけて

情けないほど   惚れている

 

 

作詞

別れはいつも

 

 

「別れはいつも」

投稿します。

 

 

 

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別れ上手な  男はいても

別れ欲しがる  女はいない

冷えたシャンパン  飲み干して

キスのひとつで  手を振るわ

恋なんて  儚くて

恋なんて  すぐ終わる

学んだつもりで  いたはずが

涙をこぼしちゃ  おかしいわ

 

 

 

忘れ上手ね  男はみんな

忘れ下手なの  女は誰も

すべて流して  さようなら

雨がやんだら  出て行くわ

愛なんて  浅い夢

愛なんて  信じない

わかったつもりで  いたはずが

悲しさみせたら  しょうがない

 

 

作詞

成れの果てだわ

 

 

「成れの果てだわ」

投稿します。

 

 

 

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成れの果てだわ この私

背中丸めて 淋しいね

 

成れの果てだわ この姿

洒落たドレスも 色褪せた

 

次から次へと 男をかえて

もてているのは 生まれつき

夜の横須賀 ドブ板あたりじゃ

とびきりのクィーンだったのに   ねぇ・・・昔

今じゃ ただのじゃじゃ馬

 

 

 

 

 

成れの果てだわ この私

誰の視線も 集めない

 

成れの果てだわ この姿

若くないのに 気づいたの

 

花から花へと 蝶々のように

賛美絶賛 当たり前

夜の横須賀 ドブ板あたりじゃ

とびきりのクィーンだったのに   ねぇ・・・昔

今じゃ ただの酔いどれ

 

 

作詞

酒場のママ台詞(セリフ)

 

 

「酒場のママ台詞

投稿します。

 

 

 

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時計の針は  十一時

終電までの  一時間

悩みは忘れて  騒ごうか

ねんねんころりの  その前に  

さあ飲んで  よいしょっ  と

酒場のママ台詞

 

 

 

そろそろ時間  迫る頃

奥さんうちで  待っている

緩んだネクタイ  締め直し

ねんねんころりの  その前に  

酔い覚まし  よいしょっ   と

酒場のママ台詞

 

 

 

今夜もこれで  看板に

駅まで急げ  駆けてって

お仕事明日も  頑張って

ねんねんころりの  その前に  

いい夢を  よいしょっ   と

酒場のママ台詞

 

 

作詞

忘れ、忘れて

 

 

「忘れ、忘れて」

投稿します。

 

 

 

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粉雪あたりを  埋め尽くし

温みのひとつも  感じない

私の唇  震えだす

悲しいことは  忘れ、忘れて

振られたことも  忘れ、忘れて

捨てられ泣くほど  ヤワじゃない

でも  女の身体が  疼きだし

あのひと欲しいと  叫ぶ夜

 

 

 

吹雪いて止まない  北の街

寒さに指先  凍りつく

私は小さく  吐息吐く

悲しい心  忘れ、忘れて

振られた心  忘れ、忘れて

男の狡さも  知り尽くす

でも  女の身体が  疼きだし

あのひと欲しいと  駄々こねる

 

 

作詞

あなたが好みのブルース流れて

 

 

「あなたが好みのブルース流れて」

投稿します。

 

 

 

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あなたが好みのブルース流れて

私はひとりで  目を閉じ聴いてる

キャンドルライトが  昔を呼ぶのね

あなたは  なんにも告げず  誰かのもとへと

あれから二年  待ち続けてるの

爪も  髪も  疲れてしまった

あなたが好みのブルース流れて

 

 

 

あなたが好みのブルース流れて

今夜もこうして  水割り舐めてる

キャンドルライトの  あかりも淋しげ

あなたは  どうしているの  誰かと一緒か

電話のひとつ  掛かってこないの

肌も    荒んでしまった

あなたが好みのブルース流れて