作詞

恋には不向き

 

 

 

「恋には不向き」

投稿します。

 

 

 

 

 

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わたし幾つに  なったやら

少し疲れた  春の宵

恋ってさ  なんなのか  恋ってさ

 

今度こそはと  思っても

なぜか不発で  すぐ終わる

恋ってさ  続かない  恋ってさ

 

あたしが悪いか  相手が悪いか

どっちもどっちさ  恋には不向き

Falling in Love  まで  進めない

Falling in Love  には  ほど遠い

 

 

 

  

いつか幸せ  くるものと

淡い望みも  薄れたわ

恋ってさ  泡沫玉(あぶくだま)  恋ってさ

 

少し学べば  いいものを

中途半端で  深みなし

恋ってさ  どんな色  恋ってさ

 

相性(あいしょう)悪いか  生き方悪いか

にっちもさっちも  恋には不向き

Falling in Love  まで  進めない

Falling in Love  には  ほど遠い

 

 

作詞

小樽ひとり酔い

 

 

 

「小樽ひとり酔い」

投稿します。

 

 

 

 

 

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北の酒場で  酒を飲む

やけに侘しさ  沁みてくる

惚れたあいつに  逃げられた

馬鹿な男が  愚痴を吐く

雪が降る降る  重たげに

小樽盛り場  花園界隈

ひとり  ひとり酔い

 

 

 

 

 

追ってみるのも  躊躇(ためら)われ

忘れられずに  名前呼ぶ

惚れたあいつを  寝とられた

未練肴に  ひとり酔い

夜は更けゆく  しんしんと

小樽盛り場  花園界隈

ひとり  ひとり酔い

 

 

作詞

ひとり酔いよりふたり酔い

 

 

 

「ひとり酔いよりふたり酔い」

投稿します。

 

 

 

 

 

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町のはずれの  居酒屋で

手酌酒する  やるせなさ

風に震える  縄のれん

心までもが  寒くなる

あんた  逢いたいな

あんた  なぜ捨てた

昔みたいに飲みたいわ

差しつ差されつ  酔ったわね

 

 

 

 

 

そうね終電  逃(のが)したの

飲んでいいでしょ  もう少し

耳に流れる  有線の

なみだ歌など  邪魔なだけ

あんた  逢いたいな

あんた  ここに来て

ひとり酔いよりふたり酔い

二度と叶わぬ  夢だけど

 

 

作詞

昔みたいに

 

 

 

「昔みたいに」

投稿します。

 

 

 

 

 

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窓辺を霙(みぞれ)が  打ち叩く

なんとも冷たい  真夜中ね

あなたの居ない  寂しさに

心も身体も  震えます

ねえ  どこへ行ったの  私を置いて

捨てたりしないで  あなた

ここに来て  今すぐに  抱きしめて

昔みたいに  昔みたいに  折れるほど

 

 

 

 

 

時計の針だけ  戻しても

あしたが昨日に  ならないわ

あなたの居ない  この部屋に

踏み場もないほど  散る未練

ねえ  どこへ行ったの  私を置いて

涙にしないで  あなた

ここに来て  今すぐに  抱きしめて   

昔みたいに  昔みたいに  溶けるほど

 

 

作詞

棄ててきたこと

 

 

 

「棄ててきたこと」

投稿します。

 

 

 

 

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やけに沁みるぜ  今夜の酒は

ぐいと飲み干し  溜め息おとす

あいつ元気か  どうしているか

不意に涙が  この頬濡らす

棄ててきた  棄ててきたこと

悔やんでいるさ

 

 

 

こんな男は  真(しん)から恨め

勝手ばかりの  馬鹿げた野郎

俺を忘れる  術(すべ)でも探せ

二度と逢えない  無情の仕打ち

棄ててきた  棄ててきたこと

悔やんでいるさ

 

 

 

喉に苦いね  手酌の酒は

猪口(ちょこ)に泣き言  愚痴まで浮かべ

あいついいひと  できただろうか

妬(や)いてみたって  今さら遅い

棄ててきた  棄ててきたこと

悔やんでいるさ

 

 

作詞

愛が散り

 

 

 

「愛が散り」

投稿します。

 

 

 

 

 

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惚れて心底  惚れ抜いて

尽くし尽くした  二年半

それがなんなの  ひどすぎる

弱い女に  背を向けた

あなた  あなたがわからない

 

 

 

 

 

心こんなに  塞ぎ込み

何もできない  したくない

別れ告げられ  泣きくずれ

息も絶え絶え  夜ん中

あなた  あなたがまだ好きで

 

 

 

 

 

愛しあってた  つもりでも

気持ち冷めれば  捨てるのね

あなただけはと  信じてた

世間知らずの  浅はかさ

あなた  あなたが憎らしい

 

 

作詞

酒場女情話

 

 

 

「酒場女情話」

投稿します。

 

 

 

 

 

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なんで女に  生まれたか

まして酒場に  咲く女

酒と煙草と  嘘と愚痴

塗(まみ)れ放題  夜ん中

 

 

 

惚れた男も  いたけれど

しょせん実らぬ  恋だった

甘い言葉に  酔わされて

ほんの束の間  夢をみた

 

 

 

遠い故郷(ふるさと)  懐かしむ

二度と戻らぬ  若い日々

噂ばかりが  飛びかうが

泣いていいのは  ウブだけね

 

 

 

誰のせいでも  ありゃしない

みんな自分が  決めたから

酔ったはずみで  抱かれても

身体ひらけば  それっきり

 

 

作詞

こんな女の池袋

 

 

「こんな女の池袋」   

投稿します。

 

 

 

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灯るネオンを  濡らすよに

雨が降ります  池袋

作り笑いで  お酒つぐ

夜の盛り場  幕開けね

こんな女に  幸せは

くるかこないか  さあどっち

 

 

 

恋もあったし  燃えたわね

だけど儚く  終わったわ

紅く口紅  引いたって

いつの間(ま)にやら  褪せていく

こんな女を  誰が知る

深い溜息  吐いてみる

 

 

 

酔っていいのは  お客だけ

わたし酔ったら  泣き上戸

愚痴と涙を  胸に抱き

辛くなるのは   仕方ない

こんな女は  鼻つまみ

少し温もり  欲しくなる

 

 

作詞

一生道連れに

 

 

 

「一生道連れに」

投稿します。

 

 

 

 

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俺とお前で  ひとつだぜ

季節幾つも  乗り越えて

この手離しは  しないから

一生道連れに

 

 

 

どんな苦労も  怖くない

夢という字が  ある限り

笑顔絶やさず  喧嘩せず

一生道連れに

 

 

 

たまにゃふたりで  屋台酒

おでん肴に  飲むもよし

酔って候  月の宵

一生道連れに

 

 

 

添い寝するのさ  腕まくら

愛の温もり  感じてる

これが幸せ  噛みしめて

一生道連れに

 

 

作詞

ドンマイ・ブルース

 

 

 

「ドンマイ・ブルース」

投稿します。

 

 

 

 

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歳は幾つだ  情けない

たかが振られた  くらいでさ

前を向きな  忘れな

悄気(しょげ)ちゃ男が  廃るだけ

ドンマイ・ブルース

 

 

 

酒で涙を  流してさ

出逢いあるから  別れある

そんなもんだ  笑いな

泣くのやめなね  女々しいぜ

ドンマイ・ブルース

 

 

 

恋はしたって  溺れるな

まして振られて  落ち込むな

次に進め  くじけず

きっといいヤツ  みつかるさ

ドンマイ・ブルース