作詞

惚れています

 

 

 

「惚れています」

投稿します。

 

 

 

 

 

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口は重いが  温もりが

あんた背中に  こぼれてる

こんなあたしで  いいのなら

吠えて奪って  抱きしめて

 

 

 

 

 

惚れていますと  告げたなら

照れてよせよと  横を向く

そんなあんたが  可愛くて

頭撫でては  膝枕

 

 

 

 

 

雨はしょぼ降る  軒濡らし

狭いこの部屋  ふたりきり

差しつ差されつ  熱燗を

目もとほんのり  色っぽい

 

 

 

 

 

ひとつ布団に  包(くる)まれば

紅(べに)の唇  震わせる

熱(ほて)るこの肌  腕の中

あんた思いを  受けとめて

 

 

作詞

狙い撃ち

 

 

 

「狙い撃ち」

投稿します。

 

 

 

 

 

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別れがあるから  次の誰かに  出逢えるの

別れは次への  ビッグチャンス  いいじゃない

 

 

ドギマギするのは  時間の無駄ね

涙はルージュで  ゴマカシながら

小洒落た酒場で  ハンター開始

終わった恋など  紙屑みたい

ひたすら今宵は  人間狩り

そう  狙い撃ち

 

 

 

 

 

 

タイプはその日で  違ってくるの

ドライなマティーニ  飲み干しながら

とびきり弾んで  ハンター遊戯

振られたことなど  昨日に溶ける

わき目もふらずに  人間狩り

そう  狙い撃ち

 

 

別れがあるから  次の誰かに  出逢えるの

別れは次への  ビッグチャンス  いいじゃない

 

 

作詞

夜更けの粉雪

 

 

 

「夜更けの粉雪」

投稿します。

 

 

 

 

 

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窓に粉雪  舞う夜は

泣いたあの日を  思い出す

好きで別れた  あのひとは

他の誰かに  行っちゃった

こんな粉雪  降る中を

 

 

 

 

 

止める事など  できなくて

うしろ姿を  見つめてた

心がわりを  恨んでも

恨みきれない  意気地なさ

褪せた唇  噛む夜更け

 

 

 

 

 

もしも戻って  くれるなら

何も言わずに  抱きしめて

馬鹿な願いね  ありえない

ひとり布団に  包まって

あなた恋しと  頬濡らす

 

 

作詞

腐れ縁でも恋は恋

 

 

 

「腐れ縁でも恋は恋」

投稿します。

 

 

 

 

 

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あんたもあたいも  半端もんだね

さみしい同士が  暮らしはじめて

温もり分け合い  生きているのさ

今夜もこうして  徳利(とくり)握って

注(つ)いでは注がれて  酔って候

あゝ  腐れ縁でも恋は恋

好きだわ  あんた

 

 

 

 

 

あんたはあたいの  身体欲しがり

あたいはあんたに  愛を求める

ふたつがひとつに  形かえては

心もゆっくり  溶けてしまうね

口紅拭きとり  添い寝しようか

あゝ  腐れ縁でも恋は恋

好きだわ  ほんと

 

 

作詞

ミッドナイト・ヨコスカ

 

 

 

「ミッドナイト・ヨコスカ」

投稿します。

 

 

 

 

 

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横須賀ドブ板  地下のバー

今夜も喧騒  やかましい

気取ってマティーニ  飲むヤツや

煙草の煙で  遊ぶヤツ

おまけに流し目  いらないね

ゴメンだその気は  ないからさ

ふざけたオマエら  抱くほどの

魅力をオレサマ  感じない

 

 

 

 

 

横須賀ドブ板  午前二時

誰もがいつしか  酔いどれる

ルージュの上塗り  するヤツや

ジュークのリズムで  踊るヤツ

チンケな色気も  形無しだ

微塵もその気は  おきないさ

ふざけた関係  お断り

それほどオレサマ  暇じゃない

 

 

作詞

勘違いしてたわ

 

 

 

「勘違いしてたわ」

投稿します。

 

 

 

 

 

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甘くみてたの  いつだって

泣けば許して  くれるのと

わたしどうにも  勘違い

駄目な女に  なっていた

駄目な女に  なっていた

 

 

 

 

 

たえずチヤホヤ  されたから

少し自惚れ  すぎてたわ

わたしどうにも  勘違い

いやな女に  なっていた

いやな女に  なっていた

 

 

 

 

 

だから男は  逃げるのね

抱かれ飽きられ  使い捨て

わたしどうにも  勘違い

馬鹿な女に  なっていた

馬鹿な女に  なっていた

 

 

作詞

時のせいにして

 

 

「時のせいにして」

投稿します。

 

 

 

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優しさもどきの  仕草にも

苛立ち感じて  黙りこむ

あんなに愛して  いたことが

泡沫(うたかた)みたいに  泡になる

あなたが悪いのか  それとも  わたしの我儘か

変わるものだわ  想いって

すべてを  時のせいにして

そう  別れるわ

 

 

 

温もりいつしか  消えうせて

寒さに震える  ことばかり

儚いものなの  恋なんて

泡沫みたいに  形(かた)もなく

あなたがずるいのか  それとも  わたしの愚かさか

心がわりね  お互いに

すべてを  時のせいにして

そう  別れるわ

 

 

作詞

つらくて、たまらない

 

 

 

「つらくて、たまらない」

投稿します。

 

 

 

 

 

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雨が冷たい  夜も冷たい

そしてあんたが  いちばん冷たい

まるで紙くず  捨てるよに

あたしあんたに  捨てられた

ああ  好きだったのに  今も好きだけど

女泣かせる  情(じょう)なし男

つらくて、たまらない

 

 

 

 

 

 

夢が寒いわ  愛も寒いわ

そしてあたしが  いちばん寒いわ

まるで玩具(おもちゃ)に  飽きたよに

あたしあんたに  飽きられた

ああ  尽くしてたのに  今も尽くしたい

女いじめる  情なし男

つらくて、たまらない

 

 

作詞

騙されないわ

 

 

 

「騙されないわ」

投稿します。

 

 

 

 

 

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愛してる  たやすく口に  するけれど

聞くたびに  震える心  感じてる

 

あなたをほんとは  信じていない

仮面をかぶった  素顔がこわい

女誑し(おんなたらし)の  口上手

手当たり次第の  浮気ぐせ

わたし聞いてしまったの

あなたが棄てた  女の人から

 

愛してる  たやすく口に  するけれど

聞くたびに  震える心  感じてる

 

 

 

 

 

淋しくて  抱かれていたわ  いつだって

戯れは  終わればいつも  虚しさが

 

あなたに真(しん)から  縋っていない

嘘ごと纏った  言葉に拒絶

女漁り(おんなあさり)の  色上手

花から花へと  飛びまわる

わたし聞いてしまったの   

あなたが棄てた  女の人から

 

淋しくて  抱かれていたわ  いつだって

戯れは  終わればいつも  虚しさが

 

 

作詞

愛に彷徨(さまよ)い

 

 

 

「愛に彷徨い」

投稿します。

 

 

 

 

 

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逢いたさに  泣き濡れて

眠れぬ夜を  おぼえます

あのひとに  捨てられて

悲しみばかり  つきまとう

あゝ忘れられない  忘れたくない

抱かれた愛が  染みついて

わたし  女です

 

 

 

 

 

逢いたくて  胸こがし

寝返りばかり  繰りかえす

あのひとに  疎まれて

悲しみだけに  明け暮れる

あゝ縋りつきたい  縋りつけない

抱かれた愛が  遠ざかる

わたし  女です