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ほろほろ男鳥

 

 

 

「ほろほろ男鳥」

投稿します。

 

 

 

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男は鳥ね   翔(と)びたがり
あんなに身体   重ねても
夜明けになれば   しらけ顔
ああ   愛は夜だけ  仕方ない
知っていながら   抱かれたわ
遊び鳥ふらふら   渡り鳥ひらひら
そして   ほろほろ男鳥

 

 

男は鳥ね   羽根がある
ゆうべの情(じょう)が   嘘みたい
夜明けになれば   しらけ顔
ああ   愛は一時(ひととき)   仕方ない
燃えてしまえば   それまでね
はぐれ鳥ふらふら   浮気鳥ひらひら
そして   ほろほろ男鳥

 

別れ場面は苦手だな

 

 

 

「別れ場面は苦手だな」

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そんな目をして   (うつむ)くな

俺とお前は終わりだ

二年半ほど   暮らしたが

心がわりの風が吹く

ごめん   飽きちまった   この恋は

それじゃあばよと   手を振れば

背中突き刺す   涙針

別れ場面は苦手だな

 

 

 

細い肩先   震わせて

むせび泣いてる終わりだ

いやと拗ねても   縋っても

心がわりは止められぬ

ごめん   飽きちまった   この恋は

自分勝手は   承知だが

背中貼りつく   涙雨

別れ場面は苦手だな

 

あなたに愛されたくて

 

 

 

「あなたに愛されたくて」

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愛しているのは   わたしだけ
抱くだけ抱いたら   冷めた顔
煙草を蒸かして   目は虚ろ
いつでもそうなの   淋しくて
ねえ   どうしていいのか   わからない
このまま別れて   しまえれば
少しは心が   楽かしら・・・
そんなの無理だと   首をふる

 

 

愛されたいのと   願っても
すがれば止(よ)しなと   しらけ顏
気持ちは何処かへ   飛んでいる
やさしさ欠片(かけら)も   みえないわ
ねえ   どうしていいのか   わからない
戯ればかりの   関係に
疲れた心が   すすり泣く・・・
溢れる愛しさ   受け止めて

 

ゆうべの余韻に酔いしれて

 

 

「ゆうべの余韻に酔いしれて」

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ゆうべの余韻に酔いしれて
ベッドで寝返り   繰り返す

 

胸元いくつも   薄紅の
花びら咲いてる   キスの跡
女でよかった   そう   あなたに出逢えて
愛の深さを   はじめて知ったの
好き   あなたが   誰よりも好き

 

ゆうべの余韻に酔いしれて
ベッドで寝返り   繰り返す

 

 

 

 

 

ゆうべの余韻に酔いしれて
ベッドで寝返り   繰り返す

 

あなたの匂いが   染みついて
眠りを妨(さまた)げ   身悶える
女でよかった   そう   あなたに出逢えて
愛の昂(たか)ぶり   つくづく知ったの
好き   あなたが   誰よりも好き

 

ゆうべの余韻に酔いしれて
ベッドで寝返り   繰り返す

 

 

 

未練ってもんだね

 

 

 

「未練ってもんだね」

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俺の気持ちが   手にとるように
わかるヤツだね   いいヤツだった
酔ったはずみの   勝手な言葉
吐いてそれから   絆が切れた
あいつ   何処へ消えたやら
部屋の隅々   残り香匂う   未練ってもんだね
ごめん今更   後悔してる
ここへ    戻ってこい

 

 

俺に厭(いと)わず   尽くしてくれた
細い撫で肩   うなじの白さ
なんで別れた   今さら遅い
追ってみたいが   行方も知らず
あいつ   誰といるのやら
妬いているのか   残り香探し   未練ってもんだね
ひとり侘しさ   背中が寒い
ここへ   戻ってこい

 

雨の新宿で

 

 

「雨の新宿で」

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都会暮らしに   慣れたけど
少し疲れた   気もするわ
髪のほつれ毛   指に巻き
ひとつ溜め息   吐いてみる
ああ   夜の扉を   開けたなら
酒場女の   顔になる
雨の新宿で   飲む酒は
何故か沁みます   傷(いた)みます

 

 

嘘と涙が   ワンセット
恋にならない   恋ばかり
赤いルージュが   似合うほど
わたし若くも   ないのよね
ああ   夜の盛り場   どっぷりと
酒場女で   生きている
雨の新宿で   酔いどれて
作り笑いも   しらけます

 

ばんから節

 

 

「ばんから節」

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汗は男の   勲章と
下駄を鳴らして   闊歩(かっぽ)する
愛だ恋だは   他人(ひと)ごとさ
こんな俺には   縁がない
ああ   ばんから   ばんから   お疲れさまと
すえた手ぬぐい   首に巻く
ああ   ばんから   ばんから   あしたも晴れろ
冷えたビールを   一気飲み

 

 

金もなければ   欲もなし
煙草ふかして   上機嫌
野暮な生き方   笑いなよ
文句あるなら   どんと来い
ああ   ばんから   ばんから   極楽蜻蛉
風の吹くまま   逆らわず
ああ   ばんから   ばんから   情(じょう)には脆い
演歌一節   唸ろうか

 

アイス・ドール

 

 

 

「アイス・ドール」

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ひとりぼっちで   部屋の片隅
膝を抱えて   涙流すの
別れ言葉が   耳をいじめて
動けないの   何も出来ない
ああ   何処へ行ったの   想い出捨てて
ああ   誰と一緒   わたしを捨てて
ドール   ドール   アイス・ドール   寒すぎる人形
わたし   震えて眠るの

 

 

ひとりぼっちの   部屋は広すぎ
息を吐いたら   白く消えてく
別れ言葉で   すべて終わった
笑えないの   愛が遠のく
ああ   ふたり暮らした   想い出捨てて
ああ   心がわり   わたしを捨てて
ドール   ドール   アイス・ドール   凍りつく人形
わたし   震えて眠るの

 

 

やっぱり未練

 

 

 

「やっぱり未練」

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窓を濡らして   雨が降る
それを見つめて   煙草吸う
逃げた男は   追えないわ
追ってみたって また逃げる
ああ   わたし恋など   もうしない
胸がこんなに   傷(いた)むなら

 

 

柱時計は   午前二時
時がゆっくり   過ぎていく
あんな男は   忘れるわ
待ってみたって   無駄なこと
ああ   わたしどうにも   おばかさん
捨てた未練が   舞い戻る

 

 

曇りガラスに   指で書く
好きとなぞって   すぐに消す
何処でどうして   いるのやら
せめても一度   抱かれたい
ああ   わたし諦め   きれなくて
想い募らせ   ひとり寝か

 

 

どうすりゃいいのさ

 

 

 

「どうすりゃいいのさ」

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沁みる沁みるぜ   今夜の酒は
雨も降り出し   ひとりが沁みる
俺に黙って   男と消えた
あいつが   信じられない
可愛いヤツだったのに   みごと振られちまった
しがない俺は   どうすりゃいいのさ
どうすりゃいいのさ   しがない俺は

 

 

傷(いた)む傷むぜ   今夜はやけに
みんな忘れろ   この胸傷む
俺の知らない   男と逃げた
あいつが   信じられない
健気(けなげ)なヤツだったのに   みごと振られちまった
半端な俺は   どうすりゃいいのさ
どうすりゃいいのさ   半端な俺は