Author Archives: gen

逢いたいなぁー

 

 

「逢いたいなぁー」

投稿します。

 

 

 

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あなたに抱かれる   夢をみた
別れて何年   過ぎたやら
昭和の顔した   男前
今頃どうして   いるのやら
逢いたいなぁー
煙草をくゆらせ   懐かしむ
窓には粉雪   降りしきる

 

 

アルバムめくった   写真には
若さと優しさ   こぼれてた
昭和の匂いが   染み込んだ
野暮さがなんとも   似合うひと
逢いたいなぁー
煙草の煙が   目にしみる
あの日は昔に   なりにけり

 

 

誉めて

 

 

 

「誉めて」

投稿します。

 

 

 

 

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うなじが   肩先が
いつもより   熱さをおぼえる
そうね   抱き方が   丁寧ね

 

耳もと   指先も
交わりの   手順に戸惑う
だって    抱き方に   違和感が

 

今夜が最後だと知って   なるほどと頷いた
いいわ   許してあげる
他の女に   入れ込んだみたいね
バイバイ   聞き分けのいい女でしょう
誉めて   わたしのことを

 

 

 

 

 

今夜で終わりだとわかり   なるほどと気がついた
いいわ   譲ってあげる
次の女と   入れ替えをするのね
バイバイ   諦めのいい女でしょう
誉めて   泣いたりしない

 

 

歌舞伎町ぶるーす

 

 

 

「歌舞伎町ぶるーす」

投稿します。

 

 

 

 

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夜は更けゆく   しんしんと
歌舞伎町だね   新宿は
狭い酒場の   片隅で
ひとり手酌で   酒を飲む
ああ   酒を飲む

 

 

 

何処のどなたか   知らないが
煙草くゆらせ   なに思う
声を掛けたり   しないけど
誰もほんとは   わびしがり
ああ   わびしがり

 

 

 

雨が降り出す   しとしとと
歌舞伎町にも   裏路地に
ちあきなおみの   唄う歌
やけに今夜は   沁みてくる
ああ   沁みてくる

 

 

嗚呼ふたりして

 

 

 

「嗚呼ふたりして」

投稿します。

 

 

 

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あなたの匂いを   この肌に
刺青みたいに   彫り込んで
わたしもあなたの   首すじに
紅(くれない)色した   跡つける
愛の天辺(てっぺん)   嗚呼ふたりして
熱い吐息で   登りつく
男と女が   いつしか獣に

 

 

夜半(やはん)の暗闇   絡みつき
仄かなあかりで   睦(むつみ)あう
汗ばむ背中を   舌で舐め
喘ぎと一緒に   爪たてる
愛の情欲   嗚呼ふたりして
熱い吐息で   辿りつく
男と女が   いつしか獣に

 

 

ばかやろうだね

 

 

 

「ばかやろうだね」

投稿します。

 

 

 

 

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ひとり手酌で   飲む酒は
未練肴に   ほろ苦い
あいつ   あいつ   どうしているのか
あんな女は   ごめんだと
軽く別れて   きたけれど
あとで気づいた   ぬくもりに
ばかやろうだね
俺とも一度   やりなおさないか

 

 

 

ひとり夜更けに   酔う酒は
未練ばかりが   つきまとう
あいつ   あいつ   幸せだろうか
あんな女は   いらないと
いとも容易(たやす)く   捨ててきた
あとで気づいた   やさしさに
ばかやろうだね
情けないほど   悔やんでも遅い

 

 

強くなるの

 

 

 

「強くなるの」

投稿します。

 

 

 

 

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想い出食べても   あの恋は
戻ってこないわ   かえらない
あなた   あゝあなた   あなた
今では遠いひと
この部屋あしたは   出て行くわ
未練も涙も   捨てて行く
わたし   強く   強くなるの

 

 

 

 

これからひとりで   生きていく
愚痴などこぼせば   辛いだけ
あなた   あゝ  あなた   あなた
すべてが泡となる
今度のひととは   仲良くね
終わった恋だと   言い聞かす
わたし   強く   強くなるの

 

 

わっしょいしょい!

 

 

 

「わっしょいしょい!」

投稿します。

 

 

 

 

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愛が欲しいと   泣く女
俺でよければ   凭(もた)れなと
言ってみたけど   この俺も
さみしがり屋の   甘えんぼ
ああ   似た者同士で   慰めあうか
まずは乾杯   コップ酒
酒場は今夜も   お祭りみたい
お囃子(はやし)気分で   わっしょいしょい!

 

 

 

恋にまったく   縁がない
俺の人生   色気なし
そうさあんたと   この俺で
夢の花でも   咲かそうか
ああ   似た者同士で   酔うのもいいさ
熱く乾杯   コップ酒
酒場はいつでも   乱痴気騒(らんちきさわ)ぎ
もひとつおまけだ   わっしょいしょい!

 

 

男と女の舞台劇

 

 

 

「男と女の舞台劇」

投稿します。

 

 

 

 

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人生舞台だ   舞台劇
これから   これから   幕が開(あ)く

 

 

甘い言葉に   ほだされて
身体重ねて   愛しあう
すぐに男は   別れたがりで
そして女は   縋りたがりで
うまくいかない   物語
赤い糸など   ないんだが

 

 

 

恨みつらみの   台本で
声を詰まらす   泣き芝居
逃げる男の   薄情姿
追った女に   哀れさ滲む
いつも決まった   筋書きさ
化粧落とせば   涙顔

 

 

 

酒と煙草の   小道具に
夜と嘘とが   セットだね
酔った男に   抱かれて燃えて
朝に女は   遊びと気づく
とんだ三文   役者だね
セリフがわりに   溜め息を

 

 

人生舞台だ   舞台劇
どうやら   どうやら   幕を引く

 

 

一途に惚れて

 

 

 

「一途に惚れて」

投稿します。

 

 

 

 

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なんで惚れたか   のぼせたか
あんた見てから   うわのそら
好きなお酒も   控え気味
煙草吸うのも   もうやめた
女なんです   駄目ですか

 

 

 

恋とよんでも   いいのやら
あたし溜め息   つくばかり
髪のほつれ毛   気にしては
紅を引くのに   手鏡を
女なんです   これでもね

 

 

 

何もいらない   欲しくない
あんた以外は   望まない
ひとり布団に   くるまって
夢であんたに   逢いにいく
女なんです   生まれつき

 

 

逢いたくても

 

 

 

「逢いたくても」

投稿します。

 

 

 

 

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逢いたい   も一度   抱かれたい
捨てられ泣いても   好きは好き
あたしはしつこい   女なの
ごめん   ほんとに   哀れだね
逢いたくても   さあ・・・

 

 

 

逢いたい   背中に   縋りたい
飽きられとっくに   終わっても
それでも構わず   追いかける
ごめん   どうにも   見苦しい
逢いたくても   さあ・・・

 

 

 

逢いたい   しっぽり   ふたり酒
昭和の演歌を   聴きながら
色んな話で   飲みあかす
ごめん   はなから   無理だよね
逢いたくても   さあ・・・