夏の宵

 

 

 

「夏の宵」

投稿します。

 

 

 

 

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躊躇い幾つも   抱え込み
それでも懲りずに   恋をする
今度の相手も   ろくでなし

 

男のくせして   媚びをうる
意気地のなさにも   そそられる
あたしの好みの   不甲斐なさ

 

ああ   夜はふたりで   しっぽりと
あんたとあたしで   しっぽりと
盃交わして   酒に酔う
軒下風鈴   いい音色

 

 

 

 

 

 

あんたが今夜も   いるだけで
あたしの心は   上機嫌
惚れたら弱いの   女って

 

くちづけひとつで   骨抜きに
ふざけたヤツだと   云わないで
あたしのいいひと   ねぇあんた

 

ああ   夜はこれから   しっぽりと
男と女で   しっぽりと
枕を並べて   肌あわす
灯りを消したら   愛ん中

 

 

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