独り酔い(ひとりよい)

 

 

 

「独り酔い」

投稿します。

 

 

 

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人も疎(まば)らな   裏通り
風に揺れてる   提灯に
ふいと誘われ   酒を飲む
狭い間口の   居酒屋で

 

 

ひとり手酌の   女(ひと)がいる
訳があるのか   泣き顔に
どうかしたかと   声かけた
シカトするのか   しゃらくせぇ

 

 

銚子何本   カラにした
そしてカンバン   夜(よ)も更けた
ひとりふらふら   帰り道
酔って候   千鳥足

 

 

闇が待ってる   俺の部屋
明かりつけても   侘しいね
しけた布団に   もぐり込み
寒さこらえて   ひとり寝か

 

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