作詞

誰に移り気したのやら

 

 

「誰に移り気したのやら」

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きつくあなたに  抱かれても

何故か心は  うわの空

誰かいるのね  別のひと

もしもわたしに  飽きたなら

言ってください  隠さずに

 

 

 

無理に笑った  その顔に

別れ感じて  泣きそうに

誰に移り気  したのやら

そうねわたしは  いらぬひと

辛い虚しい  悲しいわ

 

 

 

二年あまりを  ひとつ屋根

尽くし愛した  つもりなの

誰に温もり  あげるのか

だってわたしも  女です

嫉妬覚えて  吐息吐く

 

 

作詞

男哀歌

 

 

「男哀歌」

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路地裏酒場に  ちょうちん灯る

覗いてみたって  あいつは  居ない

誰かと逃げた  この俺捨てて

振られて一年  侘しいね

 

 

 

とことん飲もうか  帰るとするか

ひとりの部屋では  寒さが  沁みる

女々しいもんさ  ぬくもり探し

六畳一間の  夜ん中

 

 

 

(すす)けた布団で  膝抱きしめる

残り香いつしか  どこかへ  消えた

別れが辛い  散らかる未練

あれから毎晩  男泣き

 

 

作詞

どっぷり惚れて

 

 

「どっぷり惚れて」

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惚れたがとことん  尽くすのが

女のつとめと  信じてる

お酒が飲みたきゃ  つぎもする

眠けりゃあたしの  膝まくら

愛した分だけ  (じょう)あげる

 

 

 

鏡に向かって  ひげを剃る

しかめっ面さえ  絵になるわ

浮気がしたけりゃ  するがいい

本気にならなきゃ  目をつぶる

あたしは根っから  大甘(おおあま)ね

 

 

 

一から十まで  言いなりに

従い続ける  覚悟です

落ち度があるなら  遠慮せず

教えてください  なおすから

すべてをかけても  惜しくない

 

 

作詞

男&女

 

 

「男&女」

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人の心なんて  変わるものなの

まして男と女なら  尚更に

ちょっと瞬きしただけで

今が過去へと飛び去るわ

だから  もっと  強く抱きしめて

後悔しないよう  思い切り

あなたの匂いに  溺れさせて

 

 

 

甘い言葉なんて  その場限りね

だって男と女には  常套句

ちょっと余所見(よそみ)をしただけで

今の関係終わるのね

だから  もっと  熱く抱きしめて

あとさき考えず  思い切り

ふたりの吐息を  絡めながら

 

 

作詞

笑って笑って

 

 

「笑って笑って」

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勤めの帰りに  寄ってくか

一気に飲み干す  生ビール

仕事の憂さでも  悩みでも

笑えば少しは  楽になる

だから  笑って笑って

駅裏通りの  酒場にて

 

 

 

そちらで飲んでる  若い人

ヤケ酒するのは  いただけぬ

誰にもあるのさ  失恋は

振られた数だけ  強くなる

だから  笑って笑って

駅裏通りの  酒場にて

 

 

 

お酒は飲んでも  飲まれるな

わかっちゃいるのに  酔っぱらう

愚痴なら朝まで  こぼせるが

女々しくなるから  やめとくさ

だから  笑って笑って

駅裏通りの  酒場にて

 

 

作詞

好きすぎて好きすぎて

 

 

「好きすぎて好きすぎて」

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あなたの爪の  先までも

わたしのものと  唾つける

身体のすべて  独り占め

こうしてお酒  酌み交わし

幸せ感じ  涙ぐむ

好きすぎて好きすぎて

ああ  一から十まで

飲み込んでいいですか

 

 

 

あなたの吐息  それさえも

この胸そっと  包み込む

わかって欲しい  この気持ち

笑ってないで  抱きしめて

あなたの色に  染まりたい

好きすぎて好きすぎて

ああ  上から下まで

飲み込んでいいですか

 

 

作詞

恨めばいいのにまだ未練

 

 

「恨めばいいのにまだ未練」

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愛に逸(はぐ)れて  あなたに逸れ

何もできずに  涙と遊ぶ

二年余りの  暮らしを捨てて

他のひとへと  走ったあなた

愛して  尽くして  疎まれて

悲しくなるわ  あゝ

恨めばいいのにまだ未練

 

 

 

夢に逸れて  あなたに逸れ

息をするのも  (おぼろ)になるわ

あんな優しさ  誰かのものに

思うだけでも  心が痛い

愛して  縋って  嫌われて

さみしさ滲む  あゝ

恨めばいいのにまだ未練

 

 

作詞

たわいない愛

 

 

「たわいない愛」

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いいの捨てても  泣かないわ

たかが一年  抱かれてた

あなた私に  飽きたのね

たわいない愛で  終わらせる

たわいない愛で・・・

 

 

 

寒い心に  膝掛けを

巻いてひとりで  生きていく

あなた誰かに  移り気ね

たわいない愛と  あきらめる

たわいない愛と・・・

 

 

 

指輪ひとつも  欲しがらず

ずっと尽くして  きたつもり

あなた背中を  向けるのね

たわいない愛を  噛みしめる

たわいない愛を・・・

 

 

作詞

堪らなくなるのさ

 

 

「堪らなくなるのさ」

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夜ん中  眠れぬままに  朝を待つ

おまえと別れた  あの日から

心にポッカリ  穴があく

好きだった  好きだった

誰よりも  おまえが

 

 

 

こびりつく  未練の重さ  耐えている

おまえは誰かに  移り気を

心はすっかり  ボロボロさ

掴みたい  掴みたい

この指で  おまえを

 

 

 

女々しさに  飲んでも酔えず  吐く吐息

おまえの思い出  追ったって

心が迷い子で  辿れない

逢いたいな  逢いたいな

もう一度  おまえに

 

 

作詞

小綬鶏 (こじゅけい)

 

 

「小綬鶏

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あんた  惚れているのに  つれないね

あたし  ひとり今夜も  手酌酒

 

 

小綬鶏って鳥  知ってるかい

なんて鳴くか  教えよか

「チョットコイ  ちょっと来い」

「チョットコイ  ちょっと来い」

そう聞こえるね

ほら  あんたにずっと  告げている

もっとあたしに  構ってと

 

 

 

 

 

小綬鶏って鳥  知ってるかい

ずっと鳴いて  呼んでるね

「チョットコイ  ちょっと来い」

「チョットコイ  ちょっと来い」

そう言ってるね

そう  あんたの耳に  届けたい

もっとあたしに  近づけと

 

 

あんた  惚れているのに  つれないね

あたし  ひとり今夜も  手酌酒