作詞

一秒だけでも恨まない

 

 

 

「一秒だけでも恨まない」

投稿します。

 

 

 

 

 

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どんなに冷たく  されたって

一秒だけでも恨まない

懲りずの浮気も  目をつぶり

大酒呑みにも  耐えてきた

それでも捨てられ  それでも捨てられ

泣いているなんて  わたし馬鹿なのね

淋しさが  身にしみる

 

 

 

 

 

一から十まで  言いなりに

一秒だけでも恨まない

甲斐性ないのも  気にせずに

ないものねだりも  許してた

それでも疎まれ  それでも疎まれ

泣いているなんて  わたし鈍いのね

哀れさが  身をよぎる

 

 

作詞

季節に流され

 

 

 

「季節に流され」

投稿します。

 

 

 

 

 

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これっきり  これっきりで

男と女を  終わりにするのか

淋しくないか  ひとりになるのは

淋しくないか  愛までなくなる

季節は秋から  冬へとかわるが

 

 

 

 

これっきり  これっきりで

男と女が  白紙になるのか

寒くはないか  背中の向けあい

寒くはないか  ぬくもり消えても   

季節の風には  逆らえないけど

 

 

 

 

これっきり  これっきりで

男と女を  やめてもいいのか

悲しくないか  別れになるのは

悲しくないか  他人に戻るの

季節は秋から  冬へとかわるが

 

 

作詞

今夜も、ウイスキー

 

 

 

「今夜も、ウイスキー」

投稿します。

 

 

 

 

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露地の看板  びしょ濡れに

容赦(ようしゃ)ないほど  雨が降る

ぐっと飲み干す  ウイスキー

濃いめ濃いめに  なっていく

ああ  惚れた相手は  もういない

知らぬ女と  逃げてった  あたしを置いて

飲むわ  今夜も、ウイスキー

 

 

 

 

涙流せと  歌うのか

店に流れる  流行り歌

ぐっと飲み干す  ウイスキー

喉をいじめて   しめつける

ああ  惚れた腫れたと  騒いでも

冷めていくのは  男なの  あたしはひとり

飲むわ  今夜も、ウイスキー

 

 

作詞

ふたりの幸せ

 

 

 

「ふたりの幸せ」

投稿します。

 

 

 

 

 

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あなたと一緒に  暮らせるの

西陽の差し込む  六畳間

ラジオと卓袱台(ちゃぶだい)  姫鏡

なんとも粗末な  部屋だけど

牛乳瓶には  紅い花

 

 

 

 

 

たまにはお酒も  飲みましょう

ほろ酔い気分で  楽しいわ

こうしてあなたと  ふたりなら

貧しさなんかは  辛くない

窓には満月  綺麗だわ

 

 

 

 

 

ひとつの布団に  くるまって

温もり感じて  眠るのね

あなたの寝顔を  見ていると

この胸幸せ  うれしくて

一生あなたに  ついていく

 

 

作詞

悲しくなんかはないはずさ

 

 

 

「悲しくなんかはないはずさ」

投稿します。

 

 

 

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泣くな悔やむな  これでいい

綺麗さっぱり  もう他人

二年一緒に  暮らしたが

違いすぎるね  オレ達は

悲しくなんかはないはずさ

 

 

愛しあっても  いつの日か

胸に吹き込む  すきま風

同じ布団で  眠っても

背中あわせに  なっていた

悲しくなんかはないはずさ

 

 

喧嘩するほど  仲がいい

そんな諺(ことわざ)  あるけれど

オレとお前にゃ  もうないね

明日の朝には  部屋を出る

悲しくなんかはないはずさ

 

 

作詞

ふたり寄り添えば

 

 

 

「ふたり寄り添えば」

投稿します。

 

 

 

 

 

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お金なんかは  なくっても

愛があるなら  それでいい

差しつ差されつ  和(なご)み酒

酔ってあなたに  甘えるの

ああ  窓に木枯らし  吹いたって

寒くないの  寒くない   

ふたり寄り添えば

 

 

 

 

 

口は重いが  眼で笑う

愛を感じて  幸せね

花を一輪  瓶にさす   

ずっとあなたと  一緒なの

ああ  窓を木枯らし  叩くけど

こわくないの  こわくない   

ふたり寄り添えば

 

 

作詞

笑われもん

 

 

 

「笑われもん」

投稿します。

 

 

 

 

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今夜は何処ぞで  はしゃぐのか

お酒に酔っては  浮気して

朝には戻って  来るのやら

ああ  それを堪えて  許してる

そんなこんなの   繰り返し

あんたが悪いか  あたしが馬鹿か

どっちも似たよな  笑われもん

 

 

 

 

 

甲斐性ないのに  いい顔を

誰にもみせてる  見栄っ張り

言っても無駄だね  疲れるわ

ああ  女心に  胡座(あぐら)かく

そんな男に  なぜ尽くす

あんたが狡いか  あたしが鈍(どん)か

どっちも似たよな  笑われもん

 

 

作詞

ネオン暮らしは演歌だね

 

 

「ネオン暮らしは演歌だね」

投稿します。

 

 

 

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酔って泣いてる  女もいれば

嘘を食べてる  女もいるさ

ネオン暮らしに  明け暮れりゃ

どれもこれもが  日常さ

ああ  演歌だね

 

 

夢を夢みる  女もいれば

夜に疲れた  女もいるさ

ネオン暮らしを  重ねたら

みんな何度も  舌打ちを

ああ  演歌だね

 

 

恋をなくした  女もいれば

化粧濃くなる  女もいるさ

ネオン暮らしも  楽じゃない

いつか溜め息  癖になる

ああ  演歌だね   

 

 

過去を捨てたい  女もいれば

男漁りの  女もいるさ

ネオン暮らしと  諦めて

ふかす煙草の  苦っぽさ

ああ  演歌だね

 

 

作詞

別れ上手に

 

 

 

「別れ上手に」

投稿します。

 

 

 

 

 

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あなたといても  淋しくて

心に過(よ)ぎる  すきま風

別れがそこに  きているの

グラスのお酒  飲み干すわ

 

 

 

馴染みの店も  今日限り

振り向かないで  出て行くわ

そうしてふたり  無言劇

仕方がないわ  なりゆきね

 

 

 

二年とちょっと  付き合って

いつしか冷めた  関係に

どちらが悪い  わけじゃない

責めたりしない  お互いに

 

 

 

このまま無理に  続けたら

憎んでしまう  それはイヤ

上手な別れ  しましょうね

想い出なんか  残さずに

 

 

作詞

自然な別れ

 

 

 

「自然な別れ」

投稿します。

 

 

 

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別れましょうの  ひと言を

切り出すことが  できなくて

琥珀色のブランデー  舐めながら

あなたを見ると  あたしと同じ  疲れ顔

答えを出さなきゃね・・・

そう  愛のない戯れ

 

 

 

別れましょうと  口にして   

この部屋あとに  するだけね

薄荷タバコ燻らせて  煙り追う

あなたの背中  あたしと同じ  匂いなの

答えは出ているわ・・・

そう  終わってたみたいね