作詞

なさけない人

 

 

「なさけない人」

投稿します。

 

 

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そこらを散歩を  するように

なんにも言わずに  出て行った

連絡ひとつも  ないままに

二度とはこの部屋  戻らない

 

 

別れを切りだす  事もなく

優柔不断に  逃げないで

わたしに落ち度が  あるのなら

諭してくれても  いいものを

 

 

このまま終わりは  ひどすぎる

ケジメをつけてね  男でしょ

矜持(きょうじ)も意気地も  ありゃしない

泣くのもつくづく  疲れたわ

 

 

何処ぞにいるやら  わからない

探してみる気も  薄れてる

最後にひと言  言わせてね

優しいだけでは  駄目ですと

 

 

作詞

雨の駅裏屋台

 

 

「雨の駅裏屋台」

投稿します。

 

 

 

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雨がしょぼ降る  駅裏屋台

うんと呑ませて  トコトンとんと

さっき振られて  どん底気分

だらしないほど  女々しさ滲む

雨がしょぼ降る  駅裏屋台

 

 

 

濡れた夜まで  悲しみ誘う

酔っていいでしょ  愚痴でも吐いて

帰りたくない  ひとりの部屋に

ドアを開けても  暗闇ばかり

濡れた夜まで  悲しみ誘う

 

 

 

雨に煙った  駅裏屋台

なみだ肴に  ぬる燗一気

惚れた男の  移り気知った

信じたくない  あたしも女

雨に煙った  駅裏屋台

 

 

作詞

こころ沈んで

 

 

「こころ沈んで」

投稿します。

 

 

 

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褪せた女の  唇に

ひいた口紅  悲しいわ

話し相手は  この鏡

逃げたあなたは  誰と居る

ああ  誰と居る

 

 

細いほつれ毛  指に巻き

未練絡めて  溜め息を

窓に張りつく  雨しずく

逃げたあなたを  恋しがる

ああ  恋しがる

 

 

寝酒いつしか  癖になり

思い浮かべる  やるせなさ

枕抱き寄せ  不憫です

逃げたあなたに  縋れない

ああ  縋れない

 

 

作詞

ただ詫びる

 

 

「ただ詫びる」

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涙こらえて  俺をみる

ごめんひとりに  しておくれ

誰と居たって  駄目にする

根なし草だと  蔑みな

 

 

尽くすことだけ  日常に

そんなお前が  いじらしい

だけどできない  愛ごっこ

俺は気ままに  生きていく

 

 

薄い情けの  男より

マシな男と  めぐりあい

そして温もり  手に入れろ

ろくでなしなど  忘れてさ

 

 

作詞

あたしってさぁ

 

 

「あたしってさぁ」 

投稿します。

 

 

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ひとりお酒を  飲んだあと

薄く口紅  引いてみる

なんて寂しい  顔してる

鏡みていて  そう思う

あたしってさぁ

 

 

 

恋のひとつも  知らないの

縁がないのと  溜め息を

暗い性格  わかってる

三十路すぎても  なおらない

あたしってさぁ

 

 

 

別に幸せ  こなくても

いいじゃないのと  ひとりごと

だけど時々  欲しくなる

ひとの温もり  やさしさを

あたしってさぁ

 

 

作詞

ズタボロ

 

 

「ズタボロ」

投稿します。

 

 

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雨  雨  降れ降れ  もっと降れ

俺の悲しみ  流すほど

別れ突然  告げられて

何があったか  わからない

お前の気まぐれ  俺に  飽きてしまったか

心は  ズタズタ  気持ちは  ボロボロ

やってらんねぇ    ズタボロ

 

 

 

雨  雨  降る降る  容赦なく

すべて想い出  破るほど

別れきれない  愛してる

誰かいいひと  できたのか

お前のこの頃  俺に  愛想尽きていた

心は  ズタズタ  気持ちは  ボロボロ

やってらんねぇ    ズタボロ

 

 

作詞

可愛くないでしょう

 

 

「可愛くないでしょう」

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土砂降りの雨  ずぶ濡れになっても  構わない

あのひとはもう  追いかけて来ないわ  わかってる

すべてが終わるの  わたしたち

二年の暮らしに  ケリつけて

次の女と  愛しあえばいいわ

悪足掻(わるあが)きするほど  ヤワじゃないつもり

泣いたりはしない  可愛くないでしょう

 

 

 

ピンヒールほら  (かかと)ごと汚れて  舌打ちを

あのひとの部屋  振りむけば明かりも  (おぼろ)げね

すべての想い出  置き去りに

二年の月日も  闇に捨て

次の女に  みんなくれてやるわ

(たお)やかな未練は  らしくないからね

泣いたりはしない  可愛くないでしょう

 

 

作詞

居酒屋未練

 

 

「居酒屋未練」

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路地の小さな  居酒屋で

肩をすくめて  お酒飲む

ここであなたと  出逢ったわ

そして別れも  ここだった

振られてしまった  あゝ悲しくて

 

 

 

二度と逢えない  縋れない

ひとりぼっちが  染みてくる

逃げたあなたは  誰を抱く

何処にいるやら  まだ未練

振られてボロボロ  あゝ堪らない

 

 

 

棚のボトルに  あなたの名

じっと見つめて  思い出す

心がわりを  恨んでも

恨みきれない  意気地なし

振られて惨めさ  あゝ噛みしめる

 

 

作詞

男の侘しさ

 

 

 

「男の侘しさ」

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六畳一間の  しけた部屋
机に肘たて   溜め息を
無性に寂しさ  沁みてくるのさ
酒でもくらって  酔いに頼るか
なんとも侘しい  絵面(えずら)だな

 

 

窓にはしとしと  雨が降る
心の塒(ねぐら)は  どこにある
ぬくもり欲しいと  ポツリつぶやく
酒しか縋れぬ  半端もんだが
どうにもこうにも  情けねえ

 

 

ラジオを捻れば  流行り歌
泣かすとばかりに  耳をうつ
昔の想い出   手繰る女々しさ
酒ならひと瓶  カラにしていた
そろそろ眠るか  膝抱いて

 

 

作詞

昔チックに

 

 

「昔チックに」

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なんてったって  東京  ダンスホール

昔チック  夜に  踊ろう  昔チック

ボサノバ  チーク  ブルース

時を忘れて  good vibration

なんだか  いい感じ

大人気取りで  マティーニ

薄荷煙草  フワッ フワッ フワ

 

 

 

なんてったって  横須賀  ミラーボール

昔チック  夜に  はしゃごう  昔チック

ツイスト  ジルバ  ドドンパ

悩み飛ばして  good vibration

どうにも  いい調子

喉の補給に  モヒート

ガラム煙草  ムラッ ムラッ ム