作詞
2020年6月5日 – 08:48
「adoro」
投稿します。
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adoro 狂おしく 耐えきれず
adoro 恋しくて 噎せかえる
あなたに出逢い あなたに惹かれ
欲しくてたまらない 貪りつきたくて
adoro 狂おしく 耐えきれず
adoro 恋しくて 噎せかえる
adoro 射るような その瞳
adoro 唇も 指先も
あなたを知って あなたの虜
すべてを奪いたい 鎮めてこの疼き
adoro 射るような その瞳
adoro 唇も 指先も
作詞
2020年6月4日 – 08:08
「惚れたのさ」
投稿します。
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あんたってひとは わかったようで
わからない さのさ
恋には滅法 臆病で
興味がないのか シャイなのか
なんにも云わずに 酒を呑む
寡黙を絵にした ひとだもの
あゝそういう男に そういうあんたに
焦(じ)れてもいるけど あたし
とことん 惚れたのさ
あたしを丸ごと さああげる
身体のすべてを 貪って
煙草を旨そに ふかしてる
煙を追う眼も 色っぽい
あゝそういう男が そういうあんたが
根こそぎ欲しいの あたし
どっぷり 惚れたのさ
あんたってひとは わかったようで
わからない さのさ
作詞
2020年6月3日 – 07:06
「契り酒」
投稿します。
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徳利を持ちあげ 盃に
三三九度だと 酒を注ぐ
夜更けの屋台で 和むのさ
式さえ挙げずに すまないね
おまえと俺との 契り酒
眼元をほんのり 染めながら
はにかむ仕草が いじらしい
夜更けの屋台は 貸切さ
寒くはないかと 肩を抱く
おまえと俺とで ひとつだね
貧しいけれども それなりに
小さな幸せ 掴もうね
夜更けの屋台で 誓うのさ
温もり忘れず 乾杯を
おまえと俺との 契り酒
作詞
2020年6月2日 – 14:25
「小雨の降る夜に」
投稿します。
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古びたアパート 六畳間
卓袱台(ちゃぶだい)カーテン 文庫本
あなたの匂いも 消えたまま
私はぼんやり 膝を抱く
今頃どうして いるかしら
小雨の降る夜に あなたは出て行った
誰かの元へと 振り向かず
あなたと暮らした 二年間
揃いの湯飲みに 歯ブラシも
捨てられないから 置いてある
私の思いは 募るだけ
忘れることなど できないわ
小雨の降る夜に あなたは背を向けた
誰かと添い寝が 妬(や)けてくる
作詞
2020年5月31日 – 07:12
「女ひとりの部屋で」
投稿します。
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ひとりぼっちの この部屋で
お酒飲んでも 苦いだけ
誰かお情け くださいな
淋しがりやを 癒してね
あたし つらくって
話し相手も 居やしない
煙草ふかして 溜め息を
少しやさしさ 欲しくなり
褪せた唇 舐めてみる
あたし 女です
眠れないのは 寒いから
壁の時計は 午前二時
何処にいるのか いい人は
強い手首で つかまえて
あたし 待っている
作詞
2020年5月30日 – 05:38
「新宿夜ん中」
投稿します。
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ネオン瞬く 盛り場で
ひとり生きてく 女です
故郷(くに)を出たのが 十八で
そして三十路も もう半ば
お酒 煙草に 嘘までも
いつかおぼえた この身体
あゝ人が恋しい さみしくて
新宿夜ん中
惚れた腫れたも あったけど
どれも実らぬ ことばかり
少し温もり 欲しいのは
秋のせいだと ひとりごと
夢も あしたも 幸せも
縁がないのね 生まれつき
あゝ人が恋しい 虚しくて
新宿夜ん中
作詞
2020年5月29日 – 06:02
「意地でも・・・」
投稿します。
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あなたはいつしか 違うひと
心に宿して しまってた
悲しくて 悲しくて
私は裏切り 許さない
あゝ心に涙を こぼしても
頬には涙を 流さない
意地でも・・・
移り気したのね 酷いひと
根こそぎ気持ちを 注ぐのね
悔しくて 悔しくて
お酒に酔いどれ 愚痴を吐く
あゝ思いが乱れて しまっても
すべてを忘れて みせるから
意地でも・・・
作詞
2020年5月28日 – 00:15
「抱き寄せてルンバ!」
投稿します。
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かれこれ五時間 飲み続け
ぐだくだ話も もう尽きた
ほら 眠くなったのかい
酔ったなんかと ほざくのやめな
夜はこれから あんたとあたし
遠慮しないで 抱き寄せて
抱き寄せてルンバ!
その気がないとは 云わせない
こっちは充分 その気だね
さあ 眠け吹き飛ばして
酔ったなんかと 逃げ腰するな
夜はまだまだ あんたとあたし
照れていないで 抱き寄せて
抱き寄せてルンバ!
作詞
2020年5月27日 – 10:48
「ほとほと疲れるね」
投稿します。
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夕闇迫れば 落ち着かず
行くなと止めても 出かけるか
お酒をくらって 誰を抱く
夜明けになるまで 飛びまわる
なんともお気楽 いい身分
あたしも ほとほと疲れるね
一夜の遊びを 飽きもせず
夜毎に重ねる 浮気癖
今夜の好みは どんなひと
しれっといつもの 朝帰り
悪気がないのが ご愛嬌
あたしも ほとほと疲れるね
作詞
2020年5月26日 – 17:50
「ひとり切なくて」
投稿します。
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泣いて背中に 縋ってみても
無下(むげ)な言葉が 冷たく刺さる
あゝ悲しいわ 褪せた唇 震えます
心がわりは とめられないの
遠く見送る 雨降る夜更け
せめても一度 やさしく抱いて
願い叶わず 儚く消える
あゝ苦しくて 息も絶え絶え 小指噛む
あなた追えない 他人になった
想いばかりが 散らかる部屋に
お酒飲んだら なおさら辛い
酔いが私を 惨めにさせる
あゝ逢いたいと 痩せた身体が 駄々こねる
忘れられない 未練の疼き
ひとり眠れば 枕が濡れる