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ハーバー・ライト

 

 

 

「ハーバー・ライト」

投稿します。

 

 

 

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波音だけが   お喋りしてる
わたしはひとり   指先寒い
あなたと別れ   あれから3日
悔やんでいるわ   今でも好き
ああ   小さな浮気   責めては拗ねた
女の涙を   振りかざしたわ
ハーバー・ライト   灯りが揺れて
ハーバー・ライト   思いを揺らす

 

 

いつしか霧雨   あたりを包む
わたしはひとり   唇噛んだ
あなたと別れ   そのあと辛い
わかっているわ   まだまだ好き
ああ   小さな浮気   許せずいたの
女の心は   あまりに脆い(もろい)
ハーバー・ライト   灯りも濡れて
ハーバー・ライト   思いを濡らす

 

 

愛・し・て・る

 

 

 

「愛・し・て・る」

投稿します。

 

 

 

 

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五月雨眺めて   溜め息つけば
あなたの横顔   浮かんでくるわ
恋しがる   狂おしくなるほど   恋しがる
告げる事さえ   出来なくて
わたしは女   淋しくて
あなたは男   気付いて
夜に染まって   蕩けてみたい
愛・し・て・る

 

 

 

手酌でお酒を   飲んではみても
あなたと飲みたい   しっぽり凭れ
恋しがる   体ごと全部を   恋しがる
ひとり乳房を   もて余す
わたしは女   切なくて
あなたは男   奪って
夜に抱かれ(いだかれ)   蕩けてみたい
愛・し・て・る

 

 

ひとり部屋の片隅で

 

 

 

「ひとり部屋の片隅で」

投稿します。

 

 

 

 

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ひとり   部屋の片隅で   冷えた紅茶を
喉に流して   溜め息を

 

駄目ね   いつまで   引きずるの
恋は   とっくに   終わってるのに
どうしようもない   馬鹿   この私
あなたに飽きられ   嫌われて
そして   捨てられ   泣くばかり
それでも残り火   燻らせ(くすぶらせ)・・・ああ

 

ひとり   部屋の片隅で   冷えた紅茶を
喉に流して   溜め息を

 

 

 

 

ひとり   部屋の片隅で   膝を抱えて
過ぎた思い出   懐かしむ

 

そうね   あなたは   もう居ない
恋は   とっくに   終わってるのに
どうしようもない    愚図   この私
あなたに尽くして   邪魔にされ
そして   置き去り   それっきり
それでも残り香   肌に抱き・・・ああ

 

ひとり   部屋の片隅で   膝を抱えて
過ぎた思い出   懐かしむ

 

 

演歌みたいな

 

 

 

「演歌みたいな」

投稿します。

 

 

 

 

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男はみんな   嘘つきで
女は誰も   泣き虫ね
色んな恋を   繰り返し
学んでいくのよ   世の中を
ああ   演歌みたいな   人生を

 

 

 

男はいつも   見栄を張り
女はいつも   夢に酔う
ワインのグラス   飲み干して
心も体も   熱くする
ああ   演歌みたいな   夜になる

 

 

 

男は未練   懐かしみ
女は未練   道づれに
どっちもどっち   意気地なし
それでも懲りずに   また惚れる
ああ   演歌みたいな   艶話(つやばなし)

 

 

だって・レイニー・ブルー

 

 

 

「だって・レイニー・ブルー」

投稿します。

 

 

 

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赤坂   一ツ木   夜更けて   ひとり
男に   振られて   酒場で   お酒
窓辺を   小雨が   静かに   濡らし
わたしは   ぼんやり   雨粒 見てる
レイニー・ブルー   泣くに泣けない
レイニー・ブルー   追うに追えない
あの人の   心がわりを
何も言わずに   受け止めた   わたし

 

 

飯倉   狸穴   淋しく   ひとり
男に   捨てられ   あてなく   歩く
東京   タワーも   ぐっしょり   濡れて
傘さえ ささずに   つま先 汚す
レイニー・ブルー   帰りたくない
レイニー・ブルー   何も出来ない
あの人の   心がわりを
じっと堪えて   聞いていた   わたし

 

なんなのかしら

 

 

 

「なんなのかしら」

投稿します。

 

 

 

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今夜もあなたは   何処で飲んでるの
一人じゃないでしょう   誰と一緒なの
帰りを待ちわびて   窓に目をやれば
いつしか小雨が   夜を濡らしてる
ああ   帰って来ない   きっと   あなたは今夜
朝になったら   チャイム鳴らし
言い訳並べる   いつものように
あなたにとって   なんなのかしら   わたしって

 

 

 

今夜もあなたは   羽目をはずしては
はしゃいでいるでしょう   誰と一緒なの
そろそろ疲れたわ   五年続いてる
つくづくこの胸   我慢限界に
ああ   なおりはしない   そうね   あなたの態度
文句言ったら   機嫌を損ね
無言の抵抗   我が儘ばかり
あなたにとって   なんなのかしら   わたしって

 

好きだ今でも

 

 

 

「好きだ今でも」

投稿します。

 

 

 

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酒に今夜も   逃げるのか
寂しがりやの   意気地なし
あいつ誰かと   駆け落ちさ
人は笑うが   俺は泣く
ああ   好きだ今でも
憎む事すら   できなくて
自分で自分が   イヤになる
男だろ   わかっているけど   しょうがない

 

 

酒が今夜も   沁みてくる
寂しがりやの   ひとり言
あいつ今頃   どこに居る
戻る気持ちは   ないのやら
ああ   好きだ今でも
怒る(いかる)事すら   忘れてる
まったく不甲斐な   話だね
男だろ   生まれてこのかた   女々しくて

 

酔えない夜

 

 

 

「酔えない夜」

投稿します。

 

 

 

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雨の雫を   数えては
手酌酒する   夜ん中
あなた   あなたは   何処にいる
何も言わずに   行ったきり
お酒飲んでも   酔えなくて
思いばかりが   邪魔をする

 

 

そうね私に   飽きたのね
それが証拠に   消えたまま
あなた   あなたは   誰といる
女ですもの   妬けてくる
お酒飲んでも   酔えなくて
未練たちきる   遣る瀬無さ

 

 

薬指には   ないけれど
指輪するのが   夢でした
あなた   あなたは   どうしてる
便り一つも   届かない
お酒飲んでも   酔えなくて
余計惨めさ   沁みてくる

 

 

根無し草だ

 

 

「根無し草だ」

投稿します。

 

 

 

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根無し草だ   この俺は
餓鬼の頃から   無愛想で
あっちふらふら   落ち着かず
こっちふらふら   定まらず

 

 

根無し草だ   この歳で
所帯もつのも   ままならず
一つ屋根にも   柄じゃない
ひとり気ままが   お似合いさ

 

 

根無し草だ   おあいにく
誰に遠慮が   いるもんか
空を見上げて   立ち止まる
月に今夜も   こんばんは

 

 

根無し草だ   これからも
酒と煙草が   あればいい
ふっと寂しさ   あるけれど
膝を抱えて   眠るのさ

 

 

一夜限りの戯れを

 

 

 

「一夜限りの戯れを

投稿します。

 

 

 

 

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赤い襦袢に   肌包み
髪を束ねて   添い寝する
抱いてください   思い切り
たとえ嘘でも   愛になる
ああ   男と女が   交じりあい
ああ   ひととき極楽   彷徨うか
ここは吉原   廓の夜は
一夜限りの戯れを

 

 

 

紅も抑えて   薄化粧
交わすくちづけ   目を閉じる
体開いた   闇の中
今宵あなたと   愛になる
ああ   男と女が   絡みあい
ああ   ひととき極楽   彷徨うか
ここは吉原   寝床を乱し
一夜限りの戯れを