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刹那

 

 

 

 

「刹那」

投稿します。

 

 

 

 

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口づけ交わして   抱きあうふたり

ワインの酔いが   さっきまでの

孤独を   溶かしてくれる

硝子の窓から   三日月覗き

揺らめく埠頭の   灯りさえも

やさしく   照らす

一夜限りの関係   それは   刹那の逢瀬

ゆきずり   火遊び   ただ、それだけ

 

 

 

 

切なく吐息で   囁きながら

心の仮面を   はずしましょう

淋しさ   忘れていいの

秒針停めても   時間は過ぎて

躊躇い恥じらい   指で払い

この身を   晒す

一夜限りの約束   それが   刹那の逢瀬

都会の   片隅   ただ、それだけ

 

 

オトナ遊戯

 

 

 

「オトナ遊戯」

投稿します。

 

 

 

 

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ムスクの香りを   ベッドに撒いたら

あなたもわたしも   獣になるはず

ワインで気分も   テンションあがるわ

はじめましょう   オトナ遊戯

這わす指先   ただそれだけで

素肌も心も   悩ましげに染まる

愛と愛とが   重なり合って   真っ逆さまに

今   男と女   いいえ   雄と雌

 

 

 

 

秘密の時間を   彷徨いながらも

あなたとわたしは   獣に変身

なんにも言葉は   必要ないもの

絡みましょう   オトナ遊戯

吐息こぼせば   もうそれだけで

うなじも爪まで   狂おしげに疼く

愛と愛とが   包まり合って   蕩けて崩れ

今   男と女   いいえ   雄と雌

 

 

恋愛はひとりじゃできない

 

 

 

「恋愛はひとりじゃできない」

投稿します。

 

 

 

 

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恋人いるのと   たずねられ
いるわけないわと   首を振る
だって   恋愛はひとりじゃできない
あなたにわたし   片思い
気づいてくれない   どうして
こうしてお酒を   飲んでても
うちあけられない   もどかしさ
あなたのことが   好きなのに

 

 

 

なんでもないよな   ふりしても
思いが溢れて   うろたえる
だって   恋愛はひとりじゃできない
あなたにわたし   片思い
察して欲しいの   わかって
一緒にお酒に   酔ったって
友達止まりの   そこまでね
あなたのことが   好きなのに

 

 

みんな嘘になる

 

 

 

「みんな嘘になる」

投稿します。

 

 

 

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あなたの口から   別れの言葉が
なんにも言えずに   うつむく真夜中
私に飽きたの   誰かができたの
信じられない   さよならなんて
あのやさしさも   みんな嘘になる
私   どうすればいいの   あすからひとり
あなたの背中に   問いかけてみても
二度と逢うことはないと   遠ざかるだけ

 

 

くちびる渇いて   心はビショ濡れ
わけさえ聞けずに   戸惑う真夜中
私に飽きたの   誰かができたの
信じられない   これきりなんて
あの囁きも   みんな嘘になる
私   どうすればいいの   これから先は
あなたの残り香   抱き寄せてみても
よけい虚しさが襲い   立ち竦むだけ

 

 

大人の関係

 

 

 

 

「大人の関係」

投稿します。

 

 

 

 

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冷たすぎるシャンパン   喉に流し込み
なれた手つきで   髪を弄り   くちづけを
アイツ   ジゴロ気どりの   伊達役者
こうしていても   心はカラカラ   ぬくもり   ほど遠い
「愛してる」それは   戯れ前の   常套句
本気になんかしないわ   大人の関係
夜に   男と女を演じ   情熱ごっこを   繰り返す
ただそれだけ   お互いに

 

 

 

 

窓を濡らす霧雨   やけに絵になるわ
いつもながらの   紅いマニキュア   かざしてる
ワタシ   女優気取って   シナ作る
ここまできても   思いはカラキシ   ときめき   空回り
「愛してる」そうね   筋書き通りの   捨て台詞
本気になんかしないわ   大人の関係
夜に   男と女が絡み   情欲むきだし   果てるまで
ただそれだけ   お互いに

 

 

泣くなそんなに

 

 

 

「泣くなそんなに」

投稿します。

 

 

 

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泣くなそんなに
別れられなくなるじゃないか
ずっとお前を   愛してくれる
俺よりいいヤツ   探しておくれ
この雨   止んだら   出て行く
自分勝手な   馬鹿な男を   恨むがいいさ
泣くなそんなに
別れられなくなるじゃないか

 

 

 

泣くなそんなに
別れ辛さが増すじゃないか
きっと幸せ   与えてくれる
俺よりいいヤツ   みつけておくれ
この雨   止んだら   出て行く
心がわりの   狡い男を   なじるがいいさ
泣くなそんなに
別れ辛さが増すじゃないか

 

 

amore (愛)

 

 

 

「amore」

投稿します。

 

 

 

 

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乾杯しましょう   赤いカンパリで
窓には幾つも   星屑流れる
大人の戯れ   うんと悩ましく
甘く蠢めく   舌先で
amore   amore   amore
汗と吐息を   絡ませて   男と女に
amore   amore   amore
午前零時の   ホテルの小部屋で

 

 

 

囁き続けて   耳を酔わせてね
灯りは仄かに   香りが漂う
大人の戯れ   もっと秘めやかに
少し淫らな   指先で
amore   amore   amore
肌に印を   散りばめて   唇激しく
amore   amore   amore
午前零時の   ホテルの小部屋で

 

 

ああ おばかさん

 

 

 

「ああ おばかさん」

投稿します。

 

 

 

 

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今夜もこうして   膝を抱き
未練を肴に   飲んでます
嫌いになれない   意気地なし
冷たく捨てられ   泣いたのに
やっぱり私   おばかさん

 

 
淋しさ侘しさ   辛いから
思い出かき寄せ   飲んでます
忘れてしまえば   いいものを
愛しさ零れて   邪魔をする
どうにも私   おばかさん

 

 
しとしと小雨が   濡らす窓
心も濡らして   飲んでます
今頃あのひと   何処にいる
待っても戻って   来ないのに
つくづく私   おばかさん

 

 

もう終わりだね

 

 

 

「もう終わりだね」

投稿します。

 

 

 

 

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強めのウォッカ   飲み干して
無言でこの部屋   出て行くさ
もう終わりだね

 

あなたはソファーに   身を沈め
旅立つ心を   隠さない
もう終わりだね

 

ああ   二年の暮らしに   終止符を   うつ二人
他の男に   惹かれていくあなたに   さよならする
思い出かき寄せ   捻りつぶす
振り向かないのは   俺の   最後の強がり

 

 

 

 

 

無理して縛れば   惨めさが
纏わりつくから   諦める
もう終わりだね

 

あなたは背中を   向けたまま
旅立つ心を   みせつける
もう終わりだね

 

ああ   二年の蜜月   消えていく   はかなげに
他の男と   肌重ねたあなたに   さよならする
仕方がないのか   心がわり
煙草を咥えて   笑う   最後の強がり

 

 

愛に溺れて

 

 

 

「愛に溺れて」

投稿します。

 

 

 

 

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男と女   素肌晒して

何度も   何度も   繰り返す

「好きだ」「好き」 まるで   うわ言みたいに

ムスクの香りと   汗の雫が

重なりあい   夢か   現か  はたまた   泡か

絶頂までの    交じりあい   熱く

 

 

 

男と女   指を絡ませ

何度も   何度も   繰り返す

「好きだ 」「  好き」 まるで   戯れ言まがいに

窓辺の満月   枕照らして

乱れる髪   夢か   現か  はたまた   泡か

絶頂あとの   気怠さに   酔って