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門仲下町酒場

 

 

 

「門仲下町酒場」

投稿します。

 

 

 

 

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雨が降るから   なおさらに
寒い心が   震えるわ
あなた恋しい   抱かれたい
なんでわたしを   置き去りに
ああ   夜の   門仲下町酒場
逃げた男の   愚痴を吐く

 

 

 

広い背中が   似ていると
そっと見つめる   カウンター
だけどやっぱり   違ってた
不意に涙が   ひとしずく
ああ   ここは   門仲下町酒場
そうねあなたと   来た処(ところ)

 

 

 

雨がこの胸   濡らすから
辛い気持ちが   あふれだす
あなた今頃   何してる
きっと誰かの   膝枕
ああ   そして   門仲下町酒場
ひとり手酌で   飲むお酒

 

 

見苦しいほど女です

 

 

 

「見苦しいほど女です」

投稿します。

 

 

 

 

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別れたくない   好きだから
無碍(むげ)にされても   すがりつく
馬鹿なヤツだと   言われても
そばに居たいの   それだけ
どっちみち   あなたの愛は   もらえない
どっちみち   あなたの愛は   他のひと
見苦しいほど女です
疎まれたって   好きは好き

 

 

 

何も多くは   望まない
さめたその目も   気づいてる
どこがいいかと   言われても
そばに居たいの   尽くすわ
どっちみち   あなたの心   ここにない
どっちみち   あなたの心   他のひと
見苦しいほど女です
嫌われたって   離れない

 

 

うらぶれて

 

 

 

「うらぶれて」

投稿します。

 

 

 

 

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恋に疲れて   溜め息を
ふっと吐いたら   泣いていた
あんたなんかは   大嫌い
なんでわたしを   捨てたのか
ああ   こんな夜更けに   うらぶれて
飲めぬお酒に   すがりつく

 

 

 

少しやつれた   みたいだと
ひとに言われりゃ   気になるわ
あんたどうして   くれるのか
心細くて   たまらない
ああ   寒い夜更けに   うらぶれて
愚痴と未練を   もて余す

 

 

 

惚れて尽くした   二年半
過去は戻って   来やしない
あんた今頃   何処にいる
きっと誰かを   抱くのやら
ああ   ひとり夜更けに   うらぶれて
冷えた布団で   寝返りを

 

 

今でも好きだから

 

 

 

「今でも好きだから」

投稿します。

 

 

 

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窓を濡らして   雨が降る
塞(ふさ)ぐ心で   膝を抱く
あなたどうして   棄てたのよ
好きでいるのに   こんなにも
帰ってきて   ねぇ   あなた
逢いたさ募らせ   夜(よ)が更ける

 

 

窓に貼りつく   雨の粒
ひとつ溜め息   ふっと吐く
あなた今頃   何処にいる
好きな気持ちが   込み上がる
帰ってきて   ねぇ   早く
鳴らない電話が   うらめしい

 

 

窓もいつしか   曇りがち
まるで目隠し   されるよう
あなたいいひと   できたのね
好きと言っても   届かない
帰ってきて   ねぇ   ここに
も一度優しさ   欲しがるの

 

Lonely・Night

 

 

「Lonely・Night」

投稿します。

 

 

 

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広いベッドで   目がさめて
そっと手探り   してみても
誰もいないわ   ぬけ殻
ひとりになったの   あなたは何処かへ
捨てられたこと   受け止められず
淋しさを抱え   泣き続けるの
Lonely・Night

 

 

香(こう)を焚(た)いたら   ゆらゆらと
白い煙りも   朧げに
誰もいないわ   この部屋
ひとり寝できない   あなたは何処かへ
ぬくもりも消え   想い出手繰(たぐ)る
唇を噛んで   泣き続けるの
Lonely・Night

 

酒場の女でございます

 

 

「酒場の女でございます」

投稿します。

 

 

 

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笑い上戸の   振りしていても
作り笑いで   疲れてしまう
紅いドレスに   派手めの化粧
心濡れても   はしゃいでみせる
ああ   あたし酒場の女でございます
夜の匂いが   染みつくばかり
あたし寂しさ   飼いならしてる

 

 

飲めと言われりゃ   一気にあおり
下手なカラオケ   歌いもするわ
髪のほつれ毛   小指で直し
涙隠して   戯(おど)けてみせる
ああ   あたし酒場の女でございます
夜は更けゆく   夢さえ咲かず
あたし今夜も   ひとり寝するわ

 

なんでなんでなんで

 

 

 

「なんでなんでなんで」

投稿します。

 

 

 

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なんでなんでなんで   女になんか
生まれてきたのか   うらめしい

 

演歌の文句じゃ   ないけれど
愛して尽くして   捨てられる
そんな女に   なりました
ああ   夜の盛り場   酒場にて
酸いも甘いも   知りました

 

 

演歌がどうにも   似合ってる
お酒と男と   嘘と愚痴
そんな女が   ここにいる
ああ   惚れた腫れたと   のぼせても
どうせ添えない   身の上ね

 

なんでなんでなんで   女にばかり
涙がいつでも   つきまとう

 

新宿酒場の女

 

 

 

「新宿酒場の女」

投稿します。

 

 

 

 

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たった一晩   抱かれただけで
愛だ恋だと   その気になるね
あたし三十路の   ルーズな女
酒と煙草と   涙と嘘と
まるで演歌の   世界を生きる
新宿   裏露地   ちっちゃな酒場

 

 

 

雨の降る夜(よ)は   お客も来ない
ひとり占う   トランプカード
あたし三十路の   淋しい女
少し温もり   欲しくもなるわ
甘えたいのは   男の胸さ
新宿   濡れ窓   ちっちゃな酒場

 

 

 

夢はみないわ   叶わぬ夢は
花も咲かずに   生きてるだけね
あたし三十路の   くえない女
貢ぐ男も   今ではいない
馬鹿という字が   どうにも似合う
新宿   夜更けて   ちっちゃな酒場

 

 

心も身体も乱されて

 

 

 

「心も身体も乱されて」

投稿します。

 

 

 

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あなたにあなたに   乱されて
心も身体も乱されて

 

あなたのすべてが   好き
顔も   指も   声も   背中も
女のすべて   かけてもいいわ
愛して   尽くして   幸せ
わたし   もう   何もいらない
あなたがいれば

 

 

 

あなたのすべてが   好き
髪も   爪も   うなじ   唇
女の内(なか)が   激しく騒ぐ
愛して   尽くして   幸せ
わたし   そう   染めて欲しいの
あなたの色に

 

あなたにあなたに   乱されて
心も身体も乱されて

 

侘しい女

 

 

 

「侘しい女」

投稿します。

 

 

 

 

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古いアパート   六畳一間
窓を閉めても   隙間風
しけた煙草を   咥えて蒸す
煙りまでもが   逃げていく
あゝひとりきりには   慣れたけど
少しぬくもり   欲しくなる

 

 

 

破れ襖(ふすま)に   ポスター貼れば
やけにそこだけ   色模様
背中丸めて   溜め息おとす
ラジオつければ   涙歌
あゝお酒飲むのも   くせになり
酔って泣くのも   お決まりに

 

 

 

棚に飾った   人形ひとつ
ほこり塗(まみ)れで   さみしそう
今夜あたしと   添い寝をしよう
寒さ一緒に   あたためて
あゝ夜の長さが   身を責める
好きなひとでも   つくろうか