Author Archives: gen

夜に疲れて

 

 

 

「夜に疲れて」

投稿します。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

赤や緑の  ネオン管

負けぬくらいの  ドレス着て

お酒ついだり  はしゃいだり

それも近頃  疲れるわ

歳に勝てない  細い肩

 

 

 

惚れて尽くして  貢いでも

いつか男は  逃げていく

そんなもんだと  思っても

学びきれずの  繰り返し

深い溜息  つくばかり

 

 

 

夜にどっぷり  浸(つ)かっても

泣きをみるのが  この世界

酒と煙草と  嘘と愚痴

騙すつもりが  騙されて

涙隠しの  化粧する

 

しっかりしろだろ

 

 

 

「しっかりしろだろ」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

世間に馴染めず  引きこもる

近頃よくある  話だが

この俺意気地が  なさすぎる

しっかりしろだろ  男だろ

 

 

 

女々しいくらいに  臆病で

前には進めぬ  ばかったれ

若くはないんだ  考えろ

しっかりしろだろ  男だろ

 

 

 

頭も悪いし  欲もない

酒にも弱いし  口下手で

人との交わり  避けている

しっかりしろだろ  男だろ

 

 

 

空きカン蹴ったら  猫逃げた

寂しさ紛らす  術(すべ)もなし

溜め息ばかりじゃ  能がない

しっかりしろだろ  男だろ

 

 

 

温もり探して  みたとこで

虚しさばかりが  纏いつく

ショゲたり泣いたり  さもしいね

しっかりしろだろ  男だろ

 

 

ひとりに・・・

 

 

 

「ひとりに・・・」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

涙かみしめ  お酒飲む

わたし心が  ボロボロに

なんで捨てたの  寂しくて

ひとりに・・・

あなたを恨むわ  あゝ恨みます

 

 

 

雨がしとしと  夜濡らす

胸が痛むわ  チクチクと

別れ言葉に  いじめられ

ひとりに・・・

あなたにも一度  あゝ逢いたくて

 

 

 

誰もいないわ  この部屋に

こんな未練を  もてあます

何処へ行ったの  縋りたい

ひとりに・・・

あなたの身体を  あゝ恋しがる

 

 

春宵 (しゅんしょう) ブルース

 

 

 

「春宵ブルース」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

歳をとっても  変わらないのは

勝手気ままな  性格だよね

しょせんあんたにゃ  わかりはしない

今度生まれて  くる時は

あんた女で  あたしが男

うんと泣かせて  あげるから

ああ  飲めないお酒に  縋りつく

なんとも  侘しい  春宵ブルース

 

 

 

 

指であんたの  浮気を数え

数えきれずに  呆れてしまう

枕今夜も  濡らしそうだわ

今度生まれて  くる時は

あんたあたしで  あたしがあんた

辛い気持ちを  知るがいい

ああ  飲めないお酒を  飲んだから

どうやら  酔ったわ  春宵ブルース

 

 

漁師のあんた

 

 

 

「漁師のあんた」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

波と潮との  匂いをさせて

あんた酒場で  一升あおる

おかに上がった  この時くらい

身体癒して  心も癒せ

漁師男は  遊んでなんぼ

だからあたしも  尽くしてなんぼ

ヤーレンソーラン  惚れてる証(あかし)

ヤーレンソーラン  あたしのあんた

 

 

 

 

 

今夜あんたは  あたしを抱くか

ほかの女が  一夜の妻か

おかに上がれば  男になって

身体晒して  心も晒せ

海の男は  ヤンチャが似合う

だからあたしも  聞き分けいいさ

ヤーレンソーラン  見惚れてしまう

ヤーレンソーラン  あたしのあんた

 

 

愛一途

 

 

 

「愛一途」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

あなたの背中の  右端に

ほくろがあるのを  見つけたわ

少しはうれしく  なってくる

誰もが知らない  ことだもの

そんな  些細なことにも

よろこんでいるの

おかしいわ  あたしって

 

 

 

 

あなたを誰にも  渡せない

離しはしないと  約束ね

心の移り気  されたなら

ひとりで生きては  いけないわ

そんな  取り越し苦労で

泣き出してしまう

馬鹿ですね  あたしって

 

 

昭和の匂いを

 

 

 

「昭和の匂いを」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

昭和平成  令和へと

歳を重ねて  生きている

俺の心は  そのまんま

昭和時代を  匂わせて

 

 

 

古い町並み  歩いては

レトロ気分に  浸ってる

宵の居酒屋  ひとり飲み

店に流れる  流行り歌

 

 

 

少し酔ったか  上機嫌

あれやこれやと  思い出す

美空ひばりに  裕次郎

昭和スターを  懐かしむ

 

 

 

夢もあったさ  それなりに

叶う叶わぬ  苦笑い

時の流れに  委(ゆだ)ねよう

凡(ぼん)な暮らしに  ただ感謝

 

 

自惚れだったの

 

 

 

「自惚れだったの」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

信じていたのに  ひどすぎる

あたしをあっさり  捨てるのね

尽くして愛した  二年半

自惚れだったの  浅はかね

わたし  浅はかね

 

 

 

 

女の悦び  教えられ

おまけに別れも  教えられ

ひとり寝できない  この身体

寝返りばかりを  繰り返す

わたし  繰り返す

 

 

 

 

離しはしないと  言ったのに

あたしを容易(たやす)く  捨てるのね

どうすりゃいいのさ  悲しいわ

くちびる噛みしめ  また涙

わたし  また涙

 

 

I forgive you (許してるなんて)

 

 

 

「I forgive you

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

雨の夜  あなたが脱ぎ捨てた  濡れた服

そう   突然に  あなたがドア叩き  訪れた

何も言わずに  いきなり抱き寄せる

シャワー浴びてね  コーヒー淹れるから

勝手な人だわ  わたしを捨てといて

でも  おこれない  I forgive you

おばかさん  あなたを  受け入れてるわ

 

 

 

 

 

雨の夜  髪までびしょ濡れで  震えてる

ねえ   どうしたの  あなたは虚げな  眼差しね     

こわいくらいに  激しくくちづける

きっと彼女と  諍(いさか)いしたのでしょ

わがまま過ぎるわ  わたしを捨てたくせ

でも  弱いのね  I forgive you

意気地なし  あなたを  受け入れてるわ

 

 

うたかたブルース

 

 

 

「うたかたブルース」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

惚れていたから  抱かれたの

甘い言葉も  貰えずに

朝になったら  知らぬ顔

あんたあまりに  つれないわ

うたかた  砂を噛むよな  切なさが

 

 

 

 

お酒飲んでも  苦いだけ

猪口(ちょこ)に涙が  こぼれるわ

酔いを頂戴  つらいから

あんた恨めば  なお悲し

うたかた  ほんと儚い  浅き夢

 

 

 

 

港近くの  酒場には

海の男が  集まるね

そうさ荒くれ  焼けた肌

あんた恋しと  縋れない

うたかた  一度限りの  仲だから