侘しさ哀歌

 

 

「侘しさ哀歌」

投稿します。

 

 

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惚れた腫れたと  はしゃいでた

二十歳(はたち)前後が  懐かしい

今じゃ四十路に  手が届く

夜の女に  なりました

 

 

 

酒と煙草と  嘘までも

いつか覚えた  この身体

何があたしを  こうさせた

いいえあたしが  決めたこと

 

 

 

愚痴を吐いたら  キリがない

そんな自分が  イヤになる

誰も男は  みな同じ

甘い言葉は  あと苦い

 

 

 

ほんの少しの  幸せも

縁がないのね  あたしには

世帯なんかは  望まない

だけど欲しがる  温もりを

 

 

 

ひとりぼっちは  慣れっこと

ぽつり鏡に  つぶやいた

褪せた口紅  拭きとって

枕抱きしめ  眠ろうか

 

 

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