手酌酔い

 

 

 

「手酌酔い」

投稿します。

 

 

 

 

 

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雨の酒場は   客もなく

俺はひとりで   手酌酒

連(つる)む相手も   いないけど

これで結構   幸せさ

演歌流れる   有線の

それを肴に   酒に酔う

 

 

 

雨の酒場に   居座って

ちびりちびりと   熱燗を

思い出すのは   故郷(ふるさと)の

親父おふくろ   達者かな

たまにゃ帰ろか   夏祭り

ガキのあの頃   懐かしむ

 

 

 

雨の酒場も   カンバンか

千鳥足して   帰るかな

今日も一日   ご苦労と

自分自身を   労(ねぎら)うさ

さてと寝るかな   まくら抱き

壁の時計は   一時半

 

 

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