名前も知らない人だった

 

 

 

「名前も知らない人だった」

投稿します。

 

 

 

 

 

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三日三晩も   抱いたあと

目さえ合わさず   煙草すう

 

そして溜め息   床に吐き

リンゴ齧って   出て行った

 

名前も知らない人だった

野獣の匂いを   撒き散らす

哀れさばかりが   群がって

女の心を   いたぶるの

 

 

 

 

 

 

枕言葉が   宙をまう

薔薇の印が   肌に咲く

 

ひとり私は   うずくまり

愛の余韻に   疲れてる

 

名前も知らない人だった

荒くれみたいに   吠えていた

虚しさばかりに   潰されて

女の心が   濡れていく

 

 

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