ゆきずりなのに

 

 

 

「ゆきずりなのに」

投稿します。

 

 

 

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夜が明ければ   このひとは

ただの他人に   なっていく

それを思うと   辛くって

背中抱きしめ   縋りつく

 

 

 

昨日酒場で   知り合って 

すぐに燃えたわ   抱かれたわ

一夜限りの   戯れに

心本気に   なっている

 

 

 

ウブなネンネじゃ   ないのにさ

忘れられなく   なりそうで

恋になるはず   ないけれど

寝顔みつめて   くちづける

 

 

 

何処の誰かで   いいはずが

ずっと居たいと   涙ぐむ

馬鹿ねどうした   ことかしら

あたし女に   なっている

 

 

 

朝が来たのね   これきりね

それでいいはず   わかっても

身体未練の   色になり

そっと唇   噛みしめる

 

 

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