女々しさばかり

 

 

 

「女々しさばかり」

投稿します。

 

 

 

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ひとりマンション   鍵をあけても
待っているのは   暗い闇だけ
知らず知らずに   深い溜め息
胸の芯から   こぼれ落ちるね
あいつ   どうしているのか
この部屋捨てて
俺は今でも   忘れられずに
心がわりをうらむ   女々しさ

 

 

 

寒い夜更けは   指が悴(かじか)み
灯りつけても   辛さ滲むね
夜の長さが   俺をいじめて
涙なんかが   頬に流れる
あいつ   寂しさ置き去り
この部屋捨てて
俺は今夜も   鍵をかけずに
帰り待ってるなんて   女々しい

 

 

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