作詞

侘しさ哀歌

 

 

「侘しさ哀歌」

投稿します。

 

 

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惚れた腫れたと  はしゃいでた

二十歳(はたち)前後が  懐かしい

今じゃ四十路に  手が届く

夜の女に  なりました

 

 

 

酒と煙草と  嘘までも

いつか覚えた  この身体

何があたしを  こうさせた

いいえあたしが  決めたこと

 

 

 

愚痴を吐いたら  キリがない

そんな自分が  イヤになる

誰も男は  みな同じ

甘い言葉は  あと苦い

 

 

 

ほんの少しの  幸せも

縁がないのね  あたしには

世帯なんかは  望まない

だけど欲しがる  温もりを

 

 

 

ひとりぼっちは  慣れっこと

ぽつり鏡に  つぶやいた

褪せた口紅  拭きとって

枕抱きしめ  眠ろうか

 

 

作詞

あゝあんたの意のままに

 

 

「あゝあんたの意のままに」

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女に生まれて  よかったわ

だってあなたに  逢えたもの

一から百まで  愛してる

あたし一生  着いていく

あゝあんたの意のままに  どうぞ

 

 

 

お酒が飲みたきゃ  熱燗を

ぐいと盃  飲み干して

上から下まで  虜なの

ずっと尽くして  みせるから

あゝあんたの意のままに  どうぞ

 

 

 

無口で照れ屋で  優しくて

渋い横顔  好みだわ

どうにもこうにも  メロメロに

宝ものなの  離さない

あゝあんたの意のままに  どうぞ

 

 

作詞

裏町酒場の女

 

 

「裏町酒場の女」

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ギター流しの  オニイさん

演歌うたって  慰めて

こんな雨降る  夜更けには

お客いないわ  仕方ない

うんと気張って  聴かせてね

 

 

 

お酒 煙草に  涙ぐせ

それに嘘まで  身についた

こんな女も  いるもんさ

たまにゃ抱かれて  みたくなる

人が恋しい  ぬくもりが

 

 

 

歳は幾つに  なったやら

(べに)を引いたら  なお悲し

こんな暮らしに  疲れても

世帯もつのは  夢の夢

湿っぽいわね  愚痴ってさ

 

 

作詞

呆れるくらいのお馬鹿さん

 

 

「呆れるくらいのお馬鹿さん」

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たとえあなたに  嫌われたって

好きな気持ちは  かわらない

そんな目をして  見るのはやめて

そばに置いてて  欲しいだけ

あたし  呆れるくらいのお馬鹿さん

 

 

 

誰か気になる  相手がいるの

いいのそれでも  責めないわ

逢いに行きたきゃ  とめたりしない

部屋を暖め  待っている

あたし  呆れるくらいのお馬鹿さん

 

 

 

惚れた弱みで  なんでもきける

誇りないのも  わかってる

あなたお願い  お願いします

ずっと離れず  尽くしたい

あたし  呆れるくらいのお馬鹿さん

 

 

作詞

未練を濡らし

 

 

「未練を濡らし」

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忘れられない  あんたのことが

身体疼いて  眠れもしない

お酒飲んでも  酔えないあたし

寒くて  つらくて  恋しくて

なんで捨てたの  ねえあんた

あたしひとり寝  できなくて

夜の  夜の長さに  耐えきれず

 

 

 

雨が降るから  思いが募り

未練までもが  ぐっしょり濡れる

お酒飲むのが  いつしか癖に

淋しい  逢いたい  抱かれたい

なんで泣かせる  ねえあんた

心がわりが  恨めしい

夜の  夜の長さが  身を責める

 

 

作詞

ただ恋しがる

 

 

「ただ恋しがる」

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ひとり寝する夜()  侘しさを

どなたもわかりは  しないでしょ

冷たいベッドは  広すぎて

背中が乳房が  震えます

寒いわ  抱きしめて

あなたの温もり  ただ恋しがる

捨てられ泣いても  ただ恋しがる

 

 

 

くちびる噛みしめ  目を閉じて

想い出ばかりを  追っている

枕を涙で  濡らすのが

いつしか癖にも  なってきた

辛いわ  抱きしめて

あなたの労り  ただ恋しがる

移り気されても  ただ恋しがる

 

 

作詞

想い出つぎはぎ

 

 

「想い出つぎはぎ」

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今夜もひとり  膝を抱き

別れたあの日  追っている

あなたに私  捨てられた

あなたの心  みえないわ

ああ  想い出つぎはぎ  切なくて

涙の中を  さまようの

 

 

 

寒さがこの身  いじめるわ

温もり欲しい  僅かでも

あなたは誰か  好きになる

あなたの心  もう他人

ああ  想い出つぎはぎ  寂しくて

涙の中を  さまようの

 

 

作詞

あゝ悲しいね

 

 

「あゝ悲しいね」

投稿します。

 

 

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胸の痛みに  耐えかねて

飲めぬお酒を  口にする

苦いだけだと  グラス置く

恋に逃げられ  愛追えず

あゝ悲しいね

 

 

 

別れ言葉が  耳につき

震え覚えて  泣いている

悪い人だわ  二股ね

私あいにく  選ばれず

あゝ悲しいね

 

 

 

街もいつしか  眠るのね

ひとりあてなく  歩いてる

帰りたくない  あの部屋に

だってあなたが  匂うから

あゝ悲しいね

 

 

作詞

Hunter

 

 

「Hunter」

投稿します。

 

 

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真っ赤なルージュを  唇に

引いたら仮面の  顔になる

香りがきつめの  香水を

耳たぶ撒いたら  出かけるわ

Hunter  わたし  Hunter

今宵の相手を  探すの

Hunter  そう  Hunter

今宵の獲物を  狙い撃ち

 

 

 

全身メカして  周到に

鏡の前で  チェックした

自惚れなんかじゃ  ないつもり

誰より綺麗で  上等で

Hunter  わたし  Hunter

今宵はどうやら  不発ね

Hunter  そう  Hunter

今宵はタイプに   出逢えない

 

 

作詞

惚れちまった

 

 

「惚れちまった」

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あんな男と  言われても

惚れちまった  このあたし

寡黙ながらも  いい男

悪い人では  悪い人では  ないみたい

 

 

 

少し世渡り  下手なだけ

惚れちまった  こんなにも

他人(ひと)にゃわからぬ  ことばかり

(じょう)の深さに  情の深さに  惹かれてる

 

 

 

噂なんかは  気にしない

惚れちまった  メロメロに

煙草咥えて  遠くみる

そんな仕草も  そんな仕草も  絵になるね

 

 

 

ろくでなしだと  決めないで

惚れちまった  首ったけ

いいのあたしは  ついていく

これで結構  これで結構  幸せで