「あんたと一緒なら」
投稿します。
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体ばかりじゃ 寂しいわ
心も愛して 欲しいのさ
指輪なんかは 望まない
あんたの愛さえ あればいい
ああ あんた 色男
あたし ぞっこんに
ひなびた場末の 狭い部屋
四角い卓袱台(ちゃぶだい) 古ラジオ
嘘や飾りも なしにして
あんたと一緒で 幸せに
ああ あんた いい男
あたし 離さない
「あんたと一緒なら」
投稿します。
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体ばかりじゃ 寂しいわ
心も愛して 欲しいのさ
指輪なんかは 望まない
あんたの愛さえ あればいい
ああ あんた 色男
あたし ぞっこんに
ひなびた場末の 狭い部屋
四角い卓袱台(ちゃぶだい) 古ラジオ
嘘や飾りも なしにして
あんたと一緒で 幸せに
ああ あんた いい男
あたし 離さない
「さあ、どっち」
投稿します。
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綺麗事など 云わないで
好きか嫌いか きかせてね
モテているのは わかるけど
思い悩むの 苦手なの
さあさあどっち さあ、どっち
答えて欲しい さあ、どっち
あたし あんたに 惚れたから
そうね駄目なら しょうがない
涙流さず あきらめる
お酒ガブ飲み するだけで
未練なんかは 残さない
さあさあどっち さあ、どっち
誤魔化さないで さあ、どっち
あたし あんたに 惚れたから
「あなたと生きる」
投稿します。
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髪を切っても 爪を噛んでも
忘れられない あなた恋しい
どこへ行ったの 誰と暮らすの
いいえ こうして 涙してても
心はあなたと いつでも一緒
思い出掻き寄せ あなたと生きる
あなたと あなたと あなたと生きる
未練引きずり 紅(べに)をひくのは
忘れられずに 待っているから
早く帰って 熱いくちづけ
たとえ こうして 涙してても
心はあなたと 離れず一緒
思い出抱き寄せ あなたと生きる
あなたと あなたと あなたと生きる
「もう探せない」
投稿します。
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ひとり手酌で 酒を注ぐ
それは未練の 誘い水
泣いていないか あのひとは
捨ててきたこと 悔やんでる
あんな温もり もう探せない
小雨降り出し 辛くなる
俺のこの胸 濡らすよう
心がわりを 告げた時
何も言わずに 俯いた
あんな優しさ もう探せない
少し酔ったか 帰ろうか
いつか未練が 絡みつく
ひとり布団は 寒かろう
捨てたこの俺 蔑みな
あんないいやつ もう探せない
「愛で一気に」
投稿します。
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薔薇の花びら 湯ぶねに浮かべ
香りを肌に 染み込ませるの
あなたに抱かれ 情欲求め
わたしはいつも 甘露に溶ける
愛して この髪 この胸 この指 この肌
欲しいと叫んで 体を開く
愛で一気に ねぇあなた
まるで躊躇い 断ち切るように
唇深く 貪りあうの
あなたに抱かれ 情欲騒ぎ
わたしは更に 激しさ増すの
愛して うなじを 背中を 耳たぶ 踵を
汗まで淫らに 体を開く
愛で一気に ねぇあなた
「も一度惚れてくれ」
投稿します。
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無理は承知で 頼むから
俺に も一度惚れてくれ
浮気ばかりを 繰り返し
いつも泣かせて 逃げられた
おまえ おまえが 一番だ
自分勝手で すまないが
俺に も一度惚れてくれ
いつも優しさ ないがしろ
だからおまえは 背を向けた
やっと やっとさ 気づいたさ
馬鹿を承知で 言っている
俺に も一度惚れてくれ
遊び上手を いいことに
顧(かえり)みないで 苦しめた
おまえ おまえに 詫びている
「もう寝な」
投稿します。
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俺を好きかと 聞くあんた
そうね好きだと こたえるわ
酒のカラ瓶 転がって
ぐでんぐでんの 酔っぱらい
抱く気あるやら ないのやら
あたしこれでも 女なの
今夜は無理だね もう寝な 寝な
俺の女と いうあんた
口で強がり 吐くばかり
酒は一升 まだ飲むか
ぐでんぐでんの 酔っぱらい
色気あるやら ないのやら
あたしほとほと 疲れるわ
まぶたが重いね もう寝な 寝な
「ふざけた話さ」
投稿します。
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酒と煙草と 博打が日課
それに浮気と いい気なもんさ
終わりだ あたしはこの恋 いち抜けた
しれっと顎を 撫でている
あんたにほとほと 疲れたわ
暖簾にクイは 打てないと
あんたを見てたら そう思う
惚れた腫れたも 月日が過ぎりゃ
アラはアラだね 腹たつばかり
終わりだ あたしはこの部屋 出て行くさ
楊枝を咥え 不精髭
あんたに愛想が 尽きただけ
昼間の行燈 役たたず
あんたの性分 だらしなさ
「溜め息落とし」
投稿します。
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溜め息落とし 鏡に向かう
真っ赤なルージュ 拭きとる夜更け
ああ あなたと別れて 一年が
ああ あなたに捨てられ 一年が
この部屋あちこち 未練の欠片(かけら)
踏み場もないほど 散らかったままに
溜め息落とし 鏡に向かう
真っ赤なルージュ 拭きとる夜更け
溜め息落とし 窓辺をみれば
小雨が闇を 濡らして降るわ
ああ あなたと別れて 一年が
ああ あなたに逃げられ 一年が
想い出ばかりが 未練になって
壁にも床にも こびり付くほどに
溜め息落とし 窓辺をみれば
小雨が闇を 濡らして降るわ
「あんたってさ」
投稿します。
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午前様よね いつだって
呑んで酔いどれ 呆れるね
悪気ないのは わかるけど
少し改心 できないか
なんだかんだと 並べてみても
どうにも無理だね 通じはしない
いびきで返事を するばかり
あんたってさ あんたってさ
宵になったら ふらふらと
酒場盛り場 はしご酒
浮気なんかは ないけれど
たまに構って 欲しくなる
愚痴と溜め息 吐いても辛い
暖簾に腕押し 仕方がないね
いびきで返事を するばかり
あんたってさ あんたってさ