「切ないだけの愛だって」
投稿します。
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なんにもいらない あなたが欲しい
煙草をくゆらす あなたが欲しい
抱かれて飽きられ 捨てられたって
わたしは今でも 尽くしてみたい
愛してる 切ないだけの愛だって
あたし 変ですか
誰にも靡(なび)かず あなたの虜
渋めの横顔 あなたの虜
温もり冷めたら お払い箱に
それでも憎めず おそばにいたい
愛してる 切ないだけの愛だって
あたし 馬鹿ですか
「切ないだけの愛だって」
投稿します。
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なんにもいらない あなたが欲しい
煙草をくゆらす あなたが欲しい
抱かれて飽きられ 捨てられたって
わたしは今でも 尽くしてみたい
愛してる 切ないだけの愛だって
あたし 変ですか
誰にも靡(なび)かず あなたの虜
渋めの横顔 あなたの虜
温もり冷めたら お払い箱に
それでも憎めず おそばにいたい
愛してる 切ないだけの愛だって
あたし 馬鹿ですか
「演歌みたいな話だな」
投稿します。
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別れ突然 きりだされ
何故と叫んだ 雨の晩
あゝ俺は振られて しまったか
心がわりを 噛みしめる
演歌みたいな話だな
二年あまりの 付き合いが
呆気ないほど 遠ざかる
あゝ俺はこうして 酒に逃げ
忘れられずに 男泣き
演歌みたいな話だな
眠れないのさ 辛すぎて
枕抱き寄せ 寝返りを
あゝ俺はあいつに 惚れていた
未練引きずる 情けなさ
演歌みたいな話だな
「朝のひとコマ」
投稿します。
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寝起きの顔が 可笑しくて
笑っていたら 横向いた
あなたの 朝のひとコマ
トースト2枚 ハムエッグ
お砂糖なしの レモンティー
あなたの 朝のひとコマ
バッグに入れた 新聞は
電車で読んで いるみたい
あなたの 朝のひとコマ
夕飯何が いいかしら
なんでもいいと 口癖ね
あなたの 朝のひとコマ
ネクタイ結び 会社へと
そそくさ急ぐ バス停へ
あなたの 朝のひとコマ
わたしは掃除 お洗濯
ラジオのニュース 聴きながら
わたしの 朝のひとコマ
「ばかねあたしは」
投稿します。
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あたしフラフラに
心が 心が寒くて 風邪ひいた
ひとりぼっちの この部屋で
過ぎた想い出 手繰り寄せ
膝を抱えて 涙ぐむ
ばかねあたしは あのひとは居ない
ばかねあたしは 棄てられた今も
待っているなんて
あたしボロボロに
心が 心が痛くて 折れそうに
誰も居ないわ この部屋に
瞳閉じては いつまでも
甘い残り香 探してる
ばかねあたしは あのひとは居ない
ばかねあたしは 諦めが悪い
忘れられなくて
「好きが止まらない」
投稿します。
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飽きもしないで 見つめてる
煙草燻らす その仕草
Ah 切なくなるの 今日もまた
あなたとこうして いるだけで
わたしは何も 望まない
好きすぎて 好きすぎて
好きが止まらない
きっとあなたは 笑うでしょ
馬鹿なヤツだと 言いながら
Ah 切なくなるの こんなにも
一から十まで ど真ん中
わたしの心 あなた色
好きすぎて 好きすぎて
好きが止まらない
「移り気なんて」
投稿します。
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鏡に向かい 紅(べに)を引く
終わった恋を 諦める
どんなに夜が 長くても
泣いたりしたら 惨めだわ
あなたの胸に わたしはいない
あなたの胸に 誰かが住むの
移り気なんて あゝ移り気なんて
悲しいものね
お酒に縋り 酔う夜更け
未練を並べ 懐かしむ
これほどつらい ものならば
しないわ二度と 恋なんて
あなたの胸に わたしは消えた
あなたの胸に 誰かがみえる
移り気なんて あゝ移り気なんて
悲しいものね
「あなた、どうして・・・」
投稿します。
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細い襟足 晒すよに
風が吹きます 寒々と
何処へ行ったか わからない
わたしひとりを 置き去りに
あなた、どうして・・・
他にいいひと つくったの
心がわりが 気になるの
泣かせないでね 切ないわ
わたしひとりに させるのか
あなた、どうして・・・
辛い気持ちを こらえては
あなた恋しと つぶやいた
なんで逃げたの 放(ほか)したの
わたしひとりで 眠れない
あなた、どうして・・・
「棄てられても」
投稿します。
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夜はしんしん 更けていく
あかり消せずに あなた待つ
ドアを叩いて 今すぐに
きっと戻って くるようで
煙草 お酒は 買ってある
どうぞ聞かせて 靴音を
わたし あなたに 棄てられても
わたし あきらめ つかないの
小雨いつしか 窓を這う
そっとあなたの 名前呼ぶ
涙一粒 頬濡らす
何処にいるのか 誰を抱く
胸が痛んで 潰れそう
顔が見たくて たまらない
わたし あなたに 棄てられても
わたし まだまだ 愛してる
「法善寺横丁音頭」
投稿します。
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(一つ) 人と人とが 輪になって
(二つ) 福をもたらす 縁がある
(三つ) みんな仲良し こよしだね
(四つ) 寄って横丁 法善寺
(五つ) いつも人情 溢れてる
浪速はよいとこ 音頭とれ
水掛け不動に お参りを
願いを叶えて 法善寺
ヨイショ 法善寺横丁
(六つ) 娘二十歳(はたち)は 花盛り
(七つ) 何故か気になる いい男
(八つ) 止むに止まれぬ この思い
(九つ) 恋を叶えて 法善寺
(十は) 届け心に アイラブユー
浪速はよいとこ 音頭とれ
昭和に平成 令和へと
時代が流れる 法善寺
ヨイショ 法善寺横丁
「あなたを嫌いにさせて」
投稿します。
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別れ突然 告げられて
何も言えずに 俯いた
五年続いた この思い
消せることなど 無理なこと
だから・・・あなたを嫌いにさせて
冷たく捨てて わたしを
慰めなんか いらない
心がわりと 諦めるから
下手な言い訳 辛いだけ
耐えてみせるわ 泣かないで
五年続いた この思い
無下にするのね 仕方ない
だから・・・あなたを嫌いにさせて
冷たく捨てて わたしを
優しさなんか いらない
心がわりと 諦めるから