作詞

風ん中

 

 

 

「風ん中」

投稿します。

 

 

 

 

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愛してる  言葉にすれば  五文字でも

愛してる  言えない俺の  意気地なさ

 

いつからだろう  あのひとの

匂いを探し  求めてる

なんにも知らず  あのひとは

見かけるたびに  微笑んだ

辛い  胸が  切ない

男のララバイ  風ん中

 

 

 

 

季節を幾つ  無駄にする

自分の歳に  苦笑い

心の疼き  無駄にして

影だけ追って  焦(あせ)るのさ

いやだ  胸が  張り裂け

男のララバイ  風ん中

 

愛してる  言葉にすれば  五文字でも

愛してる  言えない俺の  意気地なさ

 

 

作詞

ドッコイドッコイ

 

 

 

「ドッコイドッコイ」

投稿します。

 

 

 

 

 

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風が吹くから  花は散る

心がわりで  恋も散る

そうねあんたに  捨てられて

夢の儚さ  噛みしめる

ドッコイ  それがどうした  女でしょ

泣くな喚(わめ)くな  挫(くじ)けずに

ドッコイ  ドッコイ  酒でも飲んで!

 

 

 

 

 

愛しあっても  短くて   

ひとの移り気  止められぬ

好きと嫌いが  入れかわり

時のせいだと  嘯(うそぶ)くわ

ドッコイ  そんなもんだと  学んだわ

ああだこうだと  うしろ見ず

ドッコイ  ドッコイ  紅(べに)でも引くわ!

 

 

作詞

そんな男になぜ惚れた

 

 

 

「そんな男になぜ惚れた」

投稿します。

 

 

 

 

 

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酒と煙草は  やめなよと

あなた私に  言うけれど

もっと構って  くれたなら

すぐにやめるわ  従うわ

だってさ  淋しくて

だってさ  ひとり寝は

浮気ばかりを  繰り返す

そんな男に  そんな男になぜ惚れた

 

 

 

 

 

髪も切ったし  薄化粧

あなた好みに  してるのに

心泣かせる  悪いひと

尽くすことにも  疲れたわ

だってさ  淋しくて

だってさ  つらすぎる

浮気するのが  当たり前

そんな男に  そんな男になぜ惚れた

 

 

作詞

恋しがりやの女

 

 

 

「恋しがりやの女」

投稿します。

 

 

 

 

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髪をとくたび  溜め息を

夜毎あなたを  恋しがる

鏡に映る  憂い顔

あなたは何処(いずこ)に  いるのやら

逢いたくて  逢いたくて

捨てられたこと  忘れてる

わたし  未練な女です

 

 

 

 

紅をひいては  吐息吐く

渋いあの声  恋しがる

鏡に滲む  切なさが

あなたの匂いを  探してる

逢いたがる  逢いたがる

疎まれたこと  恨めずに

わたし  未練な女です

 

 

作詞

夜はこれから・・・

 

 

 

「夜はこれから・・・」

投稿します。   

 

 

 

 

 

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こんな場末の  酒場でも

愛だ恋だが  はじまるの

わたし水割り  三杯目

少し酔ったわ  悩ましげ

誘い上手は  どこにいる

夜はこれから・・・はじまるの

 

 

 

低く流れる  スロージャズ

煙草ふかして  煙り追う

そんなあのひと  気になるわ

ルージュ濃いめに  引き直す

声をかけたら  乗るかしら

夜はこれから・・・スリリング

 

 

 

いつかふたりは  カウンター

口説きセリフで  戯れる

粋な関係  大人でしょ

そうね男と  女なら

ここを出たなら  もう決まり

夜はこれから・・・どうなるの

 

 

作詞

すべてが終わり

 

 

 

「すべてが終わり」

投稿します。

 

 

 

 

 

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あなたわたしを  捨てるなら

抱いても一度  折れるほど

心なんかは  いらないわ

別の誰かの  ものだもの

せめて最後の  慰みに

 

 

 

馬鹿な自分に  腹がたつ

弱い女に  なっていた

身体だけでも  いいなんて

縋るわたしが  情けない

絡む未練に  溜め息を

 

 

 

これでお別れ  もう他人   

うしろ姿は  追わないわ

ふたり暮らした  この部屋に

残る匂いは  消しましょう

そして忘れる  泣かないで

 

 

作詞

ただ好きだから

 

 

 

「ただ好きだから」

投稿します。

 

 

 

 

 

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このまま愛して  くれますか

それともいずれは  捨てますか

貧しいものよね  女って

いつでも男の  言いなりに

ああ  恋したら  盲目で

ああ  恋したら  臆病に     

馬鹿らしいでしょ

悲しくなるほど  好きだから

 

 

 

 

 

ぬくもり絶やさず  くれますか

それとも涙で  終わらせる

不安でいっぱい  女って

それでも男の  意のままに

ああ  恋したら  のめり込み

ああ  恋したら  小心(しょうしん)に   

情けないでしょ

苦しくなるほど  好きだから

 

 

作詞

未練のブルース

 

 

 

「未練のブルース」

投稿します。

 

 

 

 

 

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お酒飲むから  酔うのよね

酔えば未練が  募るのに

あんな男と  愚痴っても

好きな気持ちは  隠せない

ああ  あたし  嫌われたのにね

 

 

 

 

 

なんど縋って  泣いたって

背中向けられ  消えたひと

ひどい男と  恨んでも

恨みきれない  意気地なさ

ああ  あたし  飽きられたのにね

 

 

 

 

 

こんな淋しい  夜更けには

想いばかりが  疼きだす

無情男と  知りながら

好きがいまだに  くすぶるの

ああ  あたし  疎(うと)まれたのにね

 

 

作詞

今夜もひとり酔い

 

 

「今夜もひとり酔い」

投稿します。

 

 

 

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ギター流しの  演歌ぶし

路地の酒場に  似合ってる

俺は今夜も  手酌酒

連む相手も  いやしない

 

 

ひとりしみじみ  盃に

酒を注(そそ)いで  何思う

恋というほど  深くない

惚れた相手も  いたような

 

 

やけに侘しさ  沁みてくる

なんで潤むか  目がしらが

歳をとったか  この俺も

ぐっと堪えて  何思う  

 

 

さてと帰るか  千鳥足

待っているのは  闇ばかり

薄い布団に  くるまれば

少し温もり  欲しくなる

 

 

作詞

そして、きっぱりと

 

 

 

「そして、きっぱりと」

投稿します。

 

 

 

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綺麗ごとなど  言わないで

別れたいなら  別れるわ

私ひとりが  愛しても

その気ないなら  空回り

ずるい男ね  あなたって

 

 

 

お為ごかしや  言い訳は

辛くなるだけ  いらないわ

時があなたを  かえたのか

他にいいひと  できたのか

私だったら  大丈夫

 

 

 

泣いて追ったり  しないから

最後くらいは  ちゃんとして

二年ちょっとの  恋だった

恨むつもりは  ないからね

甘い季節も  あったもの