「これでいいさ」
投稿します。
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伽羅の香りを 漂わせ
ふっと溜め息 吐くあいつ
別れ言葉は なくていい
心がわりと わかるから
愛してる いや 愛してた
でも 振られてやるさ
物わかりのいい 振りをして
この部屋出て行く 俺は
せめて最後の くちづけを
未練たらしさ 笑うよね
別に言い訳 なくていい
気持ち誰かに 飛んでいた
愛してる いや 愛してた
でも 振られてやるさ
恨みなんかない 顔をして
この部屋出て行く ひとり
「これでいいさ」
投稿します。
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伽羅の香りを 漂わせ
ふっと溜め息 吐くあいつ
別れ言葉は なくていい
心がわりと わかるから
愛してる いや 愛してた
でも 振られてやるさ
物わかりのいい 振りをして
この部屋出て行く 俺は
せめて最後の くちづけを
未練たらしさ 笑うよね
別に言い訳 なくていい
気持ち誰かに 飛んでいた
愛してる いや 愛してた
でも 振られてやるさ
恨みなんかない 顔をして
この部屋出て行く ひとり
「女の涙歌」
投稿します。
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雨の五反田 路地裏に
濡れて寒そな 野良の猫
帰るところは ないのかい
狭いあたしの アパートじゃ
連れていけない 飼えないの
愛が欲しいよね ごめんなさい
鍵を開ければ 暗闇が
何も言わずに 待っている
寒い心は あの日から
好きな男に 裏切られ
糸をたやすく 切られたわ
愛もあたしには 懐かなくて
窓を叩いて 風が吹く
なぜか無性に 寂しくて
眠れない夜 続きます
こんな暮らしは 疲れると
自分叱って 溜め息を
愛に逃げられて 縁がないの
「引きずる未練」
投稿します。
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少し濃い目の 水割りを
飲んで酔ってる 雨の夜
思い出すのは あの別れ
心がわりに 泣きました
あゝあれから五年が 過ぎたけど
忘れられない あなたが まだ
未練 未練 引きずる未練
不甲斐ないのね わたしって
眠れないのよ さみしくて
何処にいるのか 誰といる
心がわりを 恨みます
あゝ昔の事だと 思っても
今も好きなの あなたが まだ
未練 未練 引きずる未練
「ねぇいいでしょう」
投稿します。
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暗い酒場の カウンター
グラス揺らして 酒を呑む
そんなあなたが 気にかかる
横に座って いいですか
ねぇいいでしょう
寡黙絵にした 男だね
何も語らず 酒を呑む
何故かあなたの 虜(とりこ)なの
構いたくなる いいですか
ねぇいいでしょう
煙草燻らせ 煙り追い
遠い眼をして 酒を呑む
わたしあなたに 一目惚れ
抱いてください いいですか
ねぇいいでしょう
「昭和の時代に」
投稿します。
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誰もが昔を 懐かしみ
なくした恋まで 思い出す
昭和の時代は よかったと
こぼせば又かと 笑われる
給料叩(はた)いて 買ったのは
安手のギターと ウィスキー
今ではまったく 弾けないが
若さという名の 春だった
場末のスナック 通いつめ
あれこれ歌った カラオケで
あの頃つるんだ 仲間たち
元気でいるかい どうしてる
卒業アルバム 開いたら
どいつもこいつも 無垢な顔
写真は褪せても 眩しいな
も一度会いたい 酒交わし
「もう戻れない」
投稿します。
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あなたに逢いたい 堪らなく
二度とは元には 戻れない
あの日 浮気を許せず 罵(ののし)った
あなた 小さくごめんと 呟いた
それっきり あなたはこの部屋 出て行った
泣くにも泣けない 結末に
どうしているかと 気にかかる
あなたが恋しい 抱かれたい
眠れぬ夜更けは 辛すぎる
あの日 浮気は酷いと 責め立てた
あなた ひと言ごめんと 項垂(うなだ)れた
それっきり あなたはこの部屋 捨ててった
追えずに縋れぬ もどかしさ
お互い他人に なったのね
「あゝ泣く女」
投稿します。
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雨が小窓を 濡らすから
胸の芯まで 染みてくる
あの日別れた あのひとは
何処でどうして いるのやら
心がわりに 心がわりに あゝ泣く女
ひとりぼっちが 辛すぎて
いつか覚えた コップ酒
酔えば未練が 騒ぎだす
忘れられない 抱かれたい
心がわりに 心がわりに あゝ泣く女
眠れないまま 朝を待つ
匂い探して 寝返りを
暗く寂しい 闇の中
そっとあなたの 名前呼ぶ
心がわりに 心がわりに あゝ泣く女
「男一匹ブルース」
投稿します。
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ひとり手酌で 酒を呑む
連(つる)む相手も 欲しがらず
昔々を 手繰(たぐ)り寄せ
ふっとあの頃 懐かしむ
男一匹 なに思う
誰に遠慮が いるもんか
眠くなったら 腕曲げて
ゴロリうたた寝 風邪ひくな
遠い故郷(ふるさと) ちと恋し
男一匹 四畳半
いつか小雨が 窓を這う
俺の心を 濡らすよに
ラジオつければ 哀演歌(あいえんか)
やけに今夜は 湿っぽい
男一匹 なんとする
「ひとり夜に泣く」
投稿します。
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あんな男は 懲り懲りと
忘れたふりして お酒飲む
酔えばなおさら 辛いのに
酔って自分を 宥めてる
ああ ひとり夜に泣く
いくら好きでも 飽きられりゃ
背中を向けるが 男だね
思い起こせば 悲しみが
苦しくなるほど 胸を刺す
ああ ひとり夜に泣く
なんで私を 捨てるのか
聞くだけ野暮だと わかってる
心がわりと いうやつね
別れを受け止め 溜め息を
ああ ひとり夜に泣く
「わからないままに」
投稿します。
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小雨がしょぼ降る こんな夜(よ)は
想い出ばかりが 駆け巡る
渋めの横顔 低い声
寡黙を絵にした 人だった
別れを突然 切り出して
荷物も持たずに 出て行った
訳さえ告げずに 出て行った
あゝわからないままに あなたが
あなたを思えば 眠れない
飲めないお酒も おぼえたわ
涼しい目元に 厚い胸
世間に慣れない 人だった
別れを突然 切り出して
振り向くことなく 出て行った
なんにも言わずに 出て行った
あゝわからないままに あなたが