Author Archives: gen

それでもあなたが好き

 

 

「それでもあなたが好き」

投稿します。

 

 

 

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わかっていたのよ  はじめから

あなたのものには  なれないと

逢っても抱いては  もらえない

拗ねても白けた  眼を向ける

ほんと  可哀そうだわ  わたしって

溜め息ばかりの  片想い

それでもあなたが好き

 

 

 

わかっていたのと  言いきかす

あなたの好みじゃ  ないんだと

逢ってと誘うの  わたしだけの

くちづけひとつも  夢の夢

ほんと  情けないでしょ  わたしって

恋とは呼べない  もどかしさ

それでもあなたが好き

 

 

酔いどれ哀歌

 

 

「酔いどれ哀歌」

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居酒屋提灯  風に揺れ

なんとも侘しさ  掻きたてる

手酌で飲むのも  慣れたけど

たまには温もり  欲しくなる

 

 

 

別れたあいつは  どうしてる

いい人みつけて  暮らすのか

自分勝手に  棄てたけど

悔やんでいるのさ  馬鹿だよね

 

 

 

今夜もこうして  はしご酒

飲み過ぎ身体に  良くないと

わかっちゃいるけど  寂しくて

灯りを探して  千鳥足

 

 

まるで未練ね

 

 

「まるで未練ね」

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あんな男と  人は言う

あたし誰より  惚れている

雨の路地裏  居酒屋で

ひとり手酌で  お酒飲む

まるで未練ね  振られても

 

 

 

あんな男の  どこがいい

やめて悪口  聞かないわ

演歌流れる  居酒屋で

酔って女々しい  泣き上戸

まるで未練ね  情けない

 

 

 

あんな男に  入れ込んで

ポイと捨てられ  それっきり

夜は更けゆく  居酒屋で

思いばかりが  糸を引く

まるで未練ね  あたしって

 

 

strangers

 

 

「strangers」

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二年の暮らしに  ピリオドを

いつしか愛って  冷めるのね

あんなに激しく  抱き合って

身体も心も  蕩けたわ

ああ  みんな嘘のよう

知らない同士  もう  strangers

 

 

 

想い出あれこれ  捨てましょう

お互い倦怠  きたまでよ

最後にシャンパン  飲みながら

笑顔の晩餐  いいじゃない

ああ  みんな過去にして

知らない同士  もう  strangers

 

 

あんたとあたしって

 

 

「あんたとあたしって」

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あんた  煙草咥えて  煙り追う

あたし  (べに)で唇  色付ける

窓の向こうは  長雨が

三日続きで  降り止まず

退屈だよね  あんたとあたしって

 

 

 

あんた  猫に構って  嫌がられ

あたし  爪を切っては  屑かごに

柱時計に  目をやれば

お昼過ぎだと  教えるよ

溜め息ふたつ  あんたとあたしって

 

 

 

あんた  酒を抱えて  ラッパ飲み

あたし  醤油煎餅  齧ってる

寝るにゃ早いし  なんとしょう

破れ障子が  ちと侘びし

会話もないね  あんたとあたしって

 

 

もう時は

 

 

「もう時は」

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最終電車に  乗り遅れたら

タクシー乗るより  この部屋に来て

私は待ってる  あなたを

別れたあとでも  あなたを

思い出すわ  愛の毎日

指を絡め  眠る幸せ

ああ  戻らないのね  もう時は  時は

 

 

 

気持ちが塞いで  落ち込んだなら

グジグジするより  この部屋に来て

私はいつでも  あなたを

別れた今でも  あなたを

忘れないわ  愛の匂いを

胸の鼓動  聞けるよろこび

ああ  戻らないのね  もう時は  時は

 

 

淋しい色模様

 

 

「淋しい色模様」

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今夜もこうして  ひとり酒

あんたを思って  飲んでいる

別れて一年  過ぎたけど

あたしの心は  あんた色

 

 

 

雨粒静かに  窓を這う

ひとりがしみじみ  沁みてくる

紙屑みたいに  捨てられて

身体の芯まで  涙色

 

 

 

未練を引きずる  意気地なさ

あんたの残り香  抱いて寝る

移り気恨んで  みたとこで

二度とは逢えない  哀れ色

 

 

八月の風

 

 

「八月の風」

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濡れた身体で  抱きあって

すべて忘れて  愛に酔う

離さないよと  言う俺に

離さないでと  言うおまえ

汗の匂いを  漂わせ  LOVE  YOU

八月の風  生ぬるく  窓を舐める

ああ  卑猥だな

 

 

 

二十四時間  抱きあえば

闇の向こうは  どんな色

愛の濃密  知る俺と

愛の深さを  知るおまえ

熱い吐息を  絡ませて  LOVE  YOU

八月の風  音立てず  窓を揺らす

ああ  卑猥だな

 

 

やり直せないか

 

 

「やり直せないか」

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おまえと別れて  一年過ぎたよ

今頃どうして  いるのかい

優しさ温もり  無性に恋しい

勝手なヤツだね  この俺は

ああ  逢いたい  逢って詫びたい

も一度  も一度  やり直せないか

無理・・・だよね

 

 

 

おまえの名前を  叫んでみたって

届きはしないと  わかってる

想い出ばかりが  寂しさ誘うよ

くちびる 襟足  細い肩

ああ  逢いたい  逢って抱きたい

も一度  も一度  やり直せないか

馬鹿・・・だよね

 

 

他人じゃないもの

 

 

「他人じゃないもの」

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あんな男は  やめとけと

人はとやかく  言うけれど

駄目よできないわ

ひとつ布団に  包まって

肌を寄せあう  毎日よ

だって愛だから

ああ  わたしたち  他人じゃない

他人じゃないもの

 

 

 

あんな男の  どこがいい

人にゃわからぬ  ほっといて

わたしメロメロよ

差しつ差されつ  飲むお酒

酔ったあげくの  ひざ枕

そうよ可愛くて

ああ  わたしたち  他人じゃない

他人じゃないもの