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未練まみれ

 

 

 

「未練まみれ」

投稿します。

 

 

 

 

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こんな夜更けに 降る雨は

なぜか心を つらくする

女ひとりの 手酌酒

会いたい 会いたい

別れて半年 たったけど

その手でも一度 抱きしめて

ああ 切な過ぎて 未練まみれ

 

 

 

曇りガラスを 指で拭く

外の暗さが 怖くなる

女ですもの すがりたい

会いたい 会いたい

別れたあの日も 雨だった

その手でどの人 抱くのやら

ああ 淋しすぎて 未練まみれ

 

 

男と女が新宿で

 

 

 

 

「男と女が新宿で」

投稿します。

 

 

 

 

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雨がしょぼつく こんな夜は

俺とおまえで ひとつ傘

どこの酒場(おみせ)に 入ろうか

ネオン看板 多すぎる

ここは新宿 盛り場 歌舞伎町

 

 

グラス持ち上げ 乾杯を

ワイン静かに 揺れている

少し酔ったと 言うけれど

夜はまだまだ これからさ

ここは新宿 花園 五番街

 

 

眠くなるまで 語ろうよ

そして今夜は 帰さない

照れているのか 可愛いね

二人しっぽり 重なろう

ここは新宿 西口 ビル明かり

 

 

307号室の合鍵

 

 

 

「307号室の合鍵」

投稿します。

 

 

 

 

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ドアを閉めたら すべてが終わる

何も言わずに 立ち去るつもり

通い慣れてたこの道 脇目ふらずに

歩いて行く 駅へと

あなたは 追ってこない 北風が寒いわ

バッグの隅に 307号室の合鍵

返せなかった いいえ 返したくない

ためらう私に 苛立ちおぼえて

 

 

 

バカねほんとは あなたのことが

忘れきれない 沈んだ気持ち

心がわりを知ったの これが現実

終わったのね 二人は

切なさ 渦を巻くの 三年の月日も

バッグの隅に 307号室の合鍵

返せなかった いいえ 返さなかった

女々しい私に 嫌気がさすけど

 

 

あなたはいないの

 

 

 

 

「あなたはいないの」 投稿します。

 

 

 

 

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鏡に向かって  口紅落とし

ついでに溜め息  小さくついた

デジタル時計も  あしたに変わる

あなたはこの部屋  戻ってこない

愛されて  嫌われて  捨てられて

思い出ばかりが  散らかる床に

体を横たえ  涙と遊ぶ

淋しすぎるわ  あたし

 

 

 

 

女に生まれて  女で生きて

男のやさしさ  男の狡さ

表も裏まで  見せられ知った

あなたはわたしに  孤独をくれた

乱されて  泣かされて  逃げられて

乳房に染み込む  あなたの匂い

消せずにこうして  抱きしめ眠る

哀しすぎるわ  あたし

 

 

あんたとあたいの卒業

 

 

 

 

「あんたとあたいの卒業」

投稿します。

 

 

 

 

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三日続きの  時化た雨

ふかす煙草も  味気ない

あんたぼんやり  窓みてる

声をかけても  生返事

ああ  やがて  訪れる

ああ  別れの  一場面

好きだ、離しは  するもんか

そんな昔も  あったけど

あんたは男を  拭い去り

あたいは女を  揉み消した

 

 

 

 

確か二年と  半年で

肌のぬくもり  忘れたわ

あんた盃  弄び

ひとり飲み干す  手酌酒

ああ  ついに  やってきた

ああ  倦怠  渦を巻く

ずっとこの先  一緒だと

枕詞も  白け散り

あんたは男を  放棄して

あたいは女を  諦めた

 

 

男と女の浮世町

 

 

 

 

 

「男と女の浮世町」

投稿します。

 

 

 

 

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骨の髄まで 惚れ抜いて

燃やし続ける この思い

好きよ あんたが あんたの背中

龍と般若が 空を舞う

男と女が 寄り添って

肌を温め 夢心地

嗚呼 赤く弾ける 乱れ花

ここは東京・・・お江戸の名残り

花鳥風月 浮世町

 

 

 

 

汗がうなじに こびりつく

たぎるこの胸 溶けるまで

抱いて あたいを あたいを強く

がんじがらめに 折れるほど

男と女が 重なれば

なにもいらない 夢飛行

嗚呼 卍模様の 床屏風

そして東京・・・お江戸が匂う

百花繚乱 浮世町

 

 

ただ、恋しくて

 

 

 

「ただ、恋しくて」

投稿します。

 

 

 

 

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悲しくないのに 涙が頬に

心が痛くて 眠れぬ夜更け

恋しくて 恋しくて

 

鏡に映った やつれた笑顔

あなたのせいなの 出逢った日から

恋しくて 恋しくて

 

手紙に思いを 書き綴り

くちびる震わせ 溜め息ひとつ

愛してます 愛してます あなたを

愛してます 愛してます わたしは

悩み苦しみ 切なさ零れる ああ 片思い・・・ただ、恋しくて

 

 

 

 

吸えない煙草を 無理して吸えば

辛くて咳き込む 淋しさつのる

恋しくて 恋しくて

 

外には小雨が 曇った窓に

あなたの名前を なぞってみるの

恋しくて 恋しくて

 

電話の受話器を 握りしめ

ダイヤル出来ずに ためらうばかり

愛してます 愛してます あなたを

愛してます 愛してます わたしは

告げる勇気を 神様与えて ああ 片思い・・・ただ、恋しくて

 

 

それが・・・女

 

 

 

「それが・・・女」

投稿します。

 

 

 

 

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あなたなしでは 生きていけない

あなたなしでは 息も絶え絶え

一から十まで 言いつけ守り

上から下まで あなたの好みに

もしも あなたに 見捨てられたら

あゝ思っただけでも   涙が出るわ

 

 

 

あなたなしでは 何も出来ない

あなたなしでは 明日も暗闇

朝から晩まで ひたすら尽くし

春夏秋冬 あなたのしもべに

もしも あなたに 見捨てられたら

あゝ思っただけでも   涙が出るわ

 

 

悲しくて淋しくて

 

 

 

 

 

「悲しくて淋しくて」

投稿します。

 

 

 

 

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あなたは誰かを愛して そのひとに

やさしさ運んで しまったの

この部屋ひとりで うずくまり

帰らぬあなたを 待つなんて

わたし飽きられたの そう嫌われたのね

泣くことだけが 上手になったなんて

悲しすぎるわ

 

 

 

 

わたしは誰かにこの恋 奪われて

虚しさ覚えて しまったの

この街ひとりで 暮らすのは

あまりに惨めと 気づいてる

わたし捨てられたの そう目障りなのね

泣くことだけが 日課になったなんて

淋しすぎるわ

 

恋の名残り

 

 

 

投稿します。

 

 

 

 

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夜がくるたび 切なさ燃える

眠れないから 夜が長いの

ああ あなたをこんなに 愛してたなんて

ああ わたしの一途が 重すぎたみたい

ああ 男と女は いつかは終わる

恋の名残りも 濡れてなくなる

さよなら・・・

 

 

 

 

夜の真ん中 淋しさ運ぶ

泣いてみたって 夜は冷たい

ああ トランプ占い 試してはみても

ああ ハートのカードは 回ってこない

ああ あなたとわたしに 終止符うつの

恋の名残りも 消えてみえない

さよなら・・・