Author Archives: gen

あいつを思い

 

 

 

「あいつを思い」

投稿します。

 

 

 

 

 

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路地の酒場で  ひとり飲み

手酌するのも  侘しいね

あいつ何処かへ  逃げてった

知らぬ男と  トンズラさ

振られちまった  情けねえ

 

 

 

 

 

別に恨んじゃ  いないけど

胸の痛みを  耐えている

あいつ今では  もう他人

惚れた分だけ  妬(や)けるよね

猪口(ちょこ)に涙の  すすり泣き

 

 

 

 

 

夜の長さが  身を責める

部屋で待つひと  居るじゃなし

あいつ戻りは  しないけど

忘れられない  まだ好きさ

振られたんだと  愚痴を吐く

 

 

デラシネ(根なし草)

 

 

 

「デラシネ

投稿します。

 

 

 

 

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何処にいたのと  聞かないわ

あなた戻って  来てくれた

待っていたの  二年半

夜毎思いを  募らせて

あなた  デラシネ

ようこそ、おかえりなさい

うれしくて  うれしくて

もう  離さないから  デラシネ

 

 

 

 

誰といたのと  責めないわ

あなたわたしを  抱きしめて

淋しかった  二年半

好きな気持ちを  昂(たか)ぶらせ

あなた  デラシネ

ようこそ、おかえりなさい

泣きそうに  泣きそうに

もう  離れないでね  デラシネ

 

 

馬鹿ねあたしって

 

 

 

「馬鹿ねあたしって」

投稿します。

 

 

 

 

 

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そんなに飲むなと  言われたい

誰かに構われ  抱かれたい

場末の居酒屋  ひとり飲み

女の寂しさ  癒してね

ああ  馬鹿ねあたしって  情けないわ

 

 

 

 

身の上話は  きかないで

ひとつも威張れる  ことはない

場末の居酒屋  涙酔い

女の切なさ  慰めて

ああ  馬鹿ねあたしって  恥ずかしいわ

 

 

 

 

そろそろ終電  間近だわ

誰にも温もり  貰えない

場末の居酒屋  夜も更け

女の孤独を  噛みしめる

ああ  馬鹿ねあたしって  仕方ないわ

 

 

あ・い・つ (想い出のかけら)

 

 

 

「あ・い・つ」 

投稿します。

 

 

 

 

 

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想い出のかけらを 捨てるのが 男

想い出のかけらを つなぐのも 男

 

 

山茶花が散るのは 流れる時のせい

俺も又あてなく 行き着くとこは何処

煙草の煙 吹きかけりゃ

別れたあいつの 顔になる

白いスカーフ 笑い声

誰より似合った やつなのさ

 

 

 

 

 

 

角氷グラスに いつしか溶けていく

俺も又むかしが だんだん遠くなる

煙草に愚痴を 吐きつけりゃ

ゼロという字で 消えていく

紙の飛行機 飛ばしては

明日を夢みる やつだった

 

 

想い出のかけらを 捨てるのが 男

想い出のかけらを つなぐのも 男

 

 

だよなぁー

 

 

「だよなぁー」

投稿します。

 

 

 

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夢を追うには

夢を追うには  歳をとり

男泣きする  夜もある

俺はしがねえ  馬鹿ったれ

だよなぁー

 

 

逃げりゃ負け犬

逃げりゃ負け犬  遠吠えか

情(じょう)に流され  生きてきた

俺はどうにも  馬鹿ったれ

だよなぁー

 

 

いつか寝酒が

いつか寝酒が  癖になり

古い演歌が  子守唄

俺はわびしい  馬鹿ったれ

だよなぁー

 

 

捨てたふるさと

捨てたふるさと  帰れない

飾る錦も  ありゃしない

俺はどこまで  馬鹿ったれ

だよなぁー

 

 

古い酒場で

 

 

 

「古い酒場で」

投稿します。

 

 

 

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いくらお化粧  濃くしても

濡れた心は  隠せない

雨がしょぼ降る  路地裏の

古い酒場で  ひとり飲み

お酒を  お酒をちょうだい  冷やでいい

ぐっとあおれば  まだ恋し

棄てたあんたを  恨めない

 

 

 

どうかしたかと  知らぬひと

応(こた)えたくない  ほっといて

雨がしょぼ降る  路地裏に

縄の暖簾が  震えてる

お酒を  お酒をちょうだい  足りないわ

酔えば未練で  まだ恋し

棄てたあんたを  忘れない

 

 

あゝひとりに

 

 

 

「あゝひとりに」

投稿します。

 

 

 

 

 

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泣きたくなるほど  好きなのに

あなたは冷たく  背を向けた

いい人できたの  終わりなの

あきらめきれずに  泣くばかり

窓には凍てつく  冬の雨

 

 

 

 

 

鏡をのぞけば  やつれ顔

悲しく唇  震わせる

どうして私を  捨てたのか

恨んでみたって  しょうがない

哀れな女に  なったのね

 

 

 

 

 

想い出ばかりが  あふれ出し

枕を濡らして  朝を待つ

添い寝の相手は  どんなひと

嫉妬を覚えて  眠れない

真夜中三時の  寒い部屋

 

 

I Cry

 

 

 

「I Cry」

投稿します。

 

 

 

 

 

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あなたの背中が  遠ざかる

追えない指先  牴牾(もどか)しい

二年の月日が  終わるのね

心がわりを  恨まない

心がわりと  言い聞かす

だけど  ただ  ただ悔しくて

泣けるだけ  泣くわ

I Cry        

 

 

 

 

 

あなたのすべてが  嘘になる

想い出どれもが  儚くて

いつしかやさしさ  消えていた

他の誰かを  好きになり

他の誰かと  入れかわる

だから  ただ  ただ悔しくて

泣けるだけ  泣くわ

I Cry

 

 

だから、疎まれるのね

 

 

 

「だから、疎まれるのね」

投稿します。

 

 

 

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抱かれてしまえば  女は脆(もろ)い

愛だと思って  腑抜けになるわ

あなたが好きだと  何度も口に

オウムじゃないのに  つぶやく夜更け

だから、疎まれるのね

だから、嫌われるのね

あなたに  わたしは

 

 

 

信じてしまうの  優しい言葉

戯れ言(ざれごと)それさえ  のぼせてしまう

あなたの匂いに  包まれながら

枕を抱き寄せ  眠りにつくの

だから、疎まれるのね

だから、飽きられるのね

あなたに  わたしは

 

 

バイ・バイ・バイ

 

 

 

「バイ・バイ・バイ」

投稿します。

 

 

 

 

 

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酔いどれ  嘘つき  浮気ぐせ

ちっとも  いいとこ  ありゃしない

我慢を重ねて  きたけれど

そろそろここらで  手を引くわ

あんたになんか  なぜ惚れたのか

情けなくなる  溜め息がでる

さらっと  笑って  バイ・バイ・バイ

 

 

 

 

 

情(じょう)なし  夢なし  意気地なし

ぬくもり  少しも  感じない

身勝手許して  きたけれど

ようやく別れを  切り出せた

あんたになんか  もう懲り懲りさ

疲れすぎたの  溜め息ばかり

未練は  ないから  バイ・バイ・バイ