「男のひとりもん」
投稿します。
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冬の小雨は 寒いよね
縄の暖簾も 震えてる
露地の酒場で 熱燗を
ちびりちびりと 手酌する
俺 男のひとりもん
つるむ相手も 欲しがらず
気まま暮らしが 柄(がら)に合う
歳は幾つに なったやら
顎を撫でては 苦笑い
昔々を 追ったって
過ぎた月日は 戻らない
これで結構 幸せさ
下手な柵(しがらみ) あるじゃなし
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