男の哀歌

 

 

「男の哀歌」

投稿します。

 

 

 

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五日続きの   長雨に

心濡らして   溜め息を

時化た煙草に   火をつけりゃ

煙までもが   儚さげ

ああ   どこにいるのか   あいつ

何も告げずに   出て行った

俺を残して   出て行った

詫びしいね   男の哀歌

 

 

 

夜がくるたび   辛くなる

想い募らせ   目に涙

ひとり飲む酒   酔えないね

眠れないまま   朝を待つ

ああ   誰といるのか   あいつ

便りないまま   もう二年

未練残して   もう二年

寂しいね   男の哀歌

 

 

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