男のひとり歌

 

 

「男のひとり歌」

投稿します。

 

 

 

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夜も更け行く  安酒場

低く流れる  有線の

ちあきなおみが  きかせるね

ひとり手酌も  慣れたもの

自分慰め  酒を呑む

 

 

 

惚れた腫れたは  もういいや

歳をとったと  苦笑い

あての肉じゃが  摘みつつ

煙草ふかして  なに思う

遠いふるさと  懐かしむ

 

 

 

さてと帰るか  アパートへ

誰も待つ人  いやしない

壁の暦は  もう師走

枕抱き寄せ  眠ろうか

これで結構  幸せさ

 

 

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