ひとり小樽

 

 

「ひとり小樽」

投稿します。

 

 

 

 

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ひとり小樽の  夜ん中

雨が凍てつき  雪になる

吐いた吐息の  白さより

何故か冷たい  胸の内

 

 

 

あの日別れた  あのひとは

何処でどうして  いるのやら

なんで捨てたか  馬鹿だった

悔やむばかりの  酒を飲む

 

 

 

ひとり小樽は  寒すぎて

背中震えて  クシャミする

あすの夢など  探すまに

いつか四十路に  なっていた

 

 

 

せめても一度  逢えたなら

詫びる言葉を  抱えてる

こんな俺など  忘れたか

男泣きする  女々しいぜ

 

 

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