女・ひとり・小樽

 

 

 

「女・ひとり・小樽」

投稿します。

 

 

 

 

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かじかむ指が   温もりを
探しているのか   暗い部屋
女がひとり   目を閉じて
男のいたわり   待っている
ああ   北の小樽は   雪ん中

 

 

 

誰かの心   欲しいのと
唇噛みしめ   吐く吐息
女がひとり   甘い夢
男の背中に   すがりたい
ああ   北の小樽は   雪ん中

 

 

 

何故だか夜が   くるたびに
切なさ辛さが   押し寄せる
女がひとり   求めるは
男の激しさ   やさしさか
ああ   北の小樽は   雪ん中

 

 

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