作詞

過ぎゆく季節のせい

 

 

「過ぎゆく季節のせい」

投稿します。

 

 

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あなたの胸の  指定席

知らない誰か  居座るの

私の場所が  消えるのね

あなたを愛してる  誰にも負けず

でも  悲しいけれど  ひとり思い

泣いても  縋れない

過ぎゆく季節のせい・・・かしら

 

 

 

あなたの胸に  宿るのは

悔しいけれど  別のひと

私はついに  飽きられた

あなたを愛してる  それでもずっと

そう  悲しいものね  ひとり思い

追っても  掴めない

過ぎゆく季節のせい・・・なのね

 

 

作詞

あゝ惚れたから

 

 

「あゝ惚れたから」

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少し寒げな  秋の宵

煙草ばかりを  ふかしてる

何をきいても  うわの空

まるで紫煙に  あゝくるまれて

 

 

 

熱い紅茶を  差し出せば

返事がわりに  頷いた

寡黙絵にした  ひとだから

文句言っても  あゝ野暮なだけ

 

 

 

あんた極楽  蜻蛉だね

悩みひとつも  ないでしょう

遠く見つめて  薄笑う

そんなあんたが  あゝいじらしい

 

 

 

抱いてほしいと  甘えれば

照れているのか  横を向く

頼りないわと  思うけど

仕方ないわね  あゝ惚れたから

 

 

作詞

今ならわかるの

 

 

「今ならわかるの」

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今ならわかるの

わたしの愛が  重すぎたってこと

 

気づかず  気持ちを押しつけてばかり

ごめんなさいあなた  愚かでした

ああ  出て行った  誰かのもとへ

仕方がないわ  淋しいけれど

 

 

 

 

 

ひたすら  心を縛ってたわたし

ごめんなさいあなた  勝手でした

ああ  終わるのね  誰かのものに

仕方がないわ  悔やんでみても

 

今ならわかるの

わたしの愛が  重すぎたってこと

 

 

作詞

びしょ濡れて横浜

 

 

「びしょ濡れて横浜」

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別れ告げられ  走ってきたわ

雨の横浜  伊勢佐木あたり

他の誰かを  愛したあなた

わたし捨てられ  息も絶えだえ

    もっと降れ

髪も背中も  胸までも

ああ・・・びしょ濡れて  びしょ濡れて横浜

 

 

 

傘もささずに  涙と遊ぶ

雨の横浜  伊勢佐木あたり

心がわりを  したのねあなた

わたし捨てられ  明日がみえない

    もっと降れ

指も頸(うなじ)  唇も

ああ・・・びしょ濡れて  びしょ濡れて横浜

 

 

作詞

どうすればいいのでしょうか

 

 

「どうすればいいのでしょうか」

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あなたのすべてが  わからない

心に宿した  ひとは誰

どんなに思いを  深めても

わたしに関心  ないみたい

泣くの  耐えるの  あきらめる

どうにも迷いが  増すばかり

どうすればいいのでしょうか

 

 

 

あなたに恋して  つらくなる

心に宿した  ひとが居る

どれほど願って  みたとこで

わたしのこの愛  届かない

待つの  縋るの  忘れるの

切ない気持ちで  いっぱいに

どうすればいいのでしょうか

 

 

作詞

秋の夜(よ)は

 

 

「秋の夜は」

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あなたの好んだ  泡盛を

お水で薄めて  飲んでます

窓には綺麗な  月が出て

ひとりの淋しさ  宥めてる

 

 

 

あなたと別れて  一年が

まだまだ匂いを  探します

唇この指  うなじまで

抱かれた温もり  懐かしむ

 

 

 

あなたはどうして  いるかしら

逢いたい気持ちを  堪えます

いつしか枕を  濡らしてる

人肌恋しい  秋の夜

 

 

作詞

泣きたくなるぜ

 

 

「泣きたくなるぜ」

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手持ち無沙汰に  吸う煙草

別に美味くも  ありゃしない

こんな雨降る  夜ん中

思い出すのさ  あのひとを

何処でどうして  いるのやら

俺を残して  出て行った

空しいね  ちょっと  泣きたくなるぜ

 

 

 

酒を飲んでも  酔えなくて

よけい未練が  募るだけ

柱時計は  二十四時

眠れないのさ  今夜また

誰と一緒か  ()けてくる

俺をひとりに  させといて

寂しいね  ほんと  泣きたくなるぜ

 

 

作詞

素直じゃないのね

 

 

「素直じゃないのね」

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あたしはあんたが  好きすぎて

この胸燃やして  苦しいの

 

あんたはいつでも  知らん顔

煙草をふかして  煙り追う

 

愛してる  愛してる

あんたも言ってと  強請(ねだ)ったら

「嫌いじゃねえさ」と  苦笑う

ほんと  素直じゃないのね  憎いひと

 

 

 

 

 

こんなにあんたに  夢中なの

一から十まで  ほの字です

 

あんたは旨そに  お酒飲む

ちびりちびりと  手酌して

 

愛してる  愛してる

あんたの背中に  (もた)れたら

「嫌いじゃねえさ」と  低く言う

ほんと  素直じゃないのね  狡いひと

 

 

作詞

悲しい強がり

 

 

「悲しい強がり」

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忘れるなんて  できないけれど

恨みはしない  あなたのことは

愛されて  夢をみて  抱かれた日々は

悦びとなって  慰めてくれるわ

過去の想い出  ここにあるからいいの

ああ  夜更けに  おののく

捨てられた女の  悲しい強がり

 

 

 

諦めなんて  ハナから無理ね

泣いたりしない  わたしは今も

愛されて  キスをして  蕩けた日々は

悦びとなって  纏いつく素肌に

過去の想い出  宝物なのずっと

ああ  夜毎に  切ない

捨てられた女の  悲しい強がり

 

 

作詞

泣いても、飲んでも、叫んでも

 

 

「泣いても、飲んでも、叫んでも」

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諦めきれない  あなたのことを

泣いても、飲んでも、叫んでも

あなたはいつしか  誰かのものに

ああ  温もり 優しさ 消え失せた

悲しくって  愛しくって

わたし  あなたを憎みます

 

 

 

どうにもこうにも  あなたがすべて

泣いても、飲んでも、叫んでも

あなたの気持ちは  誰かへ飛んだ

ああ  虚しさ 儚さ こぼれるわ

淋しくって  愛しくって

わたし  あなたに抱かれたい