「女の冬模様」
投稿します。
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こんな真夜中 女がひとり
蜜柑なんかを むいてます
口に広がる 酸っぱさ甘さ
昔々を 懐かしむ
暦めくって 溜め息ひとつ
あすはあたしの 誕生日
歳は幾つに なったと笑う
褪せた唇 ちと寂し
心細さが この身に滲みる
寒いばかりの 冬模様
欲しくなるのは あたしも女
人が恋しい 温もりが
「女の冬模様」
投稿します。
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こんな真夜中 女がひとり
蜜柑なんかを むいてます
口に広がる 酸っぱさ甘さ
昔々を 懐かしむ
暦めくって 溜め息ひとつ
あすはあたしの 誕生日
歳は幾つに なったと笑う
褪せた唇 ちと寂し
心細さが この身に滲みる
寒いばかりの 冬模様
欲しくなるのは あたしも女
人が恋しい 温もりが
「手のひら返し」
投稿します。
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Ah イルミネーション こぼれる街で
別れ言葉を 聞いてる私
まるで他人事(ひとごと) 理解できない
嘘と嘘だと 笑って言って
あんなに愛してくれたじゃないの
悲しみ私に投げつけないで
Ah イルミネーション こぼれる街で
別れ言葉を 聞いてる私
Ah イルミネーション 涙で滲む
別れ言葉が あまりに痛い
信じられずに 肩を竦める
ほんの冗談 ごめんと言って
優しさいっぱいくれたじゃないの
手のひら返しの冷たい仕打ち
Ah イルミネーション 涙で滲む
別れ言葉が あまりに痛い
「なんであたしを」
投稿します。
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露地の石段 濡れそぼる
女ひとりは 寂しくて
雨に隠れて 涙する
あなた今ごろ 何処で飲む
酔って誰かを 抱くのやら
なんであたしを
なんであたしを 泣かすの
夜が辺りを 包み込む
女ひとりは 切なくて
帰りたくない 暗い部屋
あなた冷たく 背を向けた
心がわりを 口にして
なんであたしを
なんであたしを 捨てたの
「Yokosuka・椿姫」
投稿します。
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出逢いがしらに 衝撃
目眩しそう あんたに
脆く淫らな身体に なってるみたい
あたし 椿姫 誰もがそう呼ぶ
Yokosuka ドブ板通り 風が舞う
赤いお酒に酔って 色っぽく
One night stand 一晩だけの関係
Yokosuka・椿姫
とうに抱かれる 気分に
一目惚れか あんたに
仕事忘れた身体も 偶にはいいわ
あたし 椿姫 ここらじゃ顔なの
Yokosuka 横文字ネオン 妖しげに
薄荷煙草をふかし 意味ありげ
One night stand 一晩だけの悦楽
Yokosuka・椿姫
「あんたを好きすぎて」
投稿します。
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なんにもいらない 欲しくない
あんたのお側に いるだけで
あたしは幸せ 感じてる
ああ 好きすぎて あんたを好きすぎて
一から百まで いいなりに
それが 生きがい
あんたはあたしの宝物
誰にもこの愛 渡さない
あんたとあたしの 心綱(こころづな)
しっかり結んで ほどけない
ああ 好きすぎて あんたを好きすぎて
上から下まで 愛してる
それが 生きがい
あんたはあたしの宝物
「Bonds of our love (愛の絆)」
投稿します。
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Bonds of our love
あなたの愛が 惜しみなく
身体の中に 残ってる
あんなにゆうべ 燃えたから
こぼれるくらい 満たされて
Bonds of our love
Bonds of our love
ふたりの絆 太い綱
しっかり結び 縛りあう
激しく抱かれ 蕩けても
ますます強く 解(ほど)けない
Bonds of our love
「ヤツに逢いたい」
投稿します。
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雨が降るから 切なさが
余計この胸 締めつける
逢いたい 逢いたい
ヤツに逢いたい
別れて半年 過ぎたけど
自分勝手に 背を向けた
馬鹿が滲みるぜ 情けねえ
逢いたい 逢いたい
ヤツに逢いたい
悔やんでいるのさ 今の俺
やっと気づいた 優しさに
あんないいヤツ なぜ捨てた
逢いたい 逢いたい
ヤツに逢いたい
らしくもないけど 詫びている
もしも戻れる ものならば
ふたり一緒に 暮らしたい
逢いたい 逢いたい
ヤツに逢いたい
ひとりの夜更けに 男泣き
「恋心なんて」
投稿します。
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あなたに逢えて 幸せでした
愛され愛し 過ぎ去る日々か
別れの言葉 切なく聞いた
泣かないつもり 堪えてみせる
ああ 儚いものね 恋心なんて
抱かれて 尽くして 飽きられて
男と女の 愛が 愛が終わるのね
あなたに匂う ムスクのコロン
わたしも真似て 首すじ撒いた
たまらず涙 溢れてきたわ
枕を濡らす ベッドにひとり
ああ 虚しいものね 恋心なんて
抱かれて 尽くして 飽きられて
あなたとわたしの 愛が 愛が消えたのね
「居酒屋「人情」」
投稿します。
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小雨に煙った 露地裏に
ポツンと灯りが 軒照らす
居酒屋「人情」 店開けだ
誰もが楽しく 酒を飲み
その日の疲れを 癒すのさ
この店一枚 カウンター
お客は決まって 褒めそやす
馴染みの連中 そうだろと
ほろ酔い気分の したり顔
こぼれる温もり あったけえ
終電間近に なってきた
そろそろ看板 また明日
昭和の匂いが 染み込んだ
古いが渋めの 趣きが
屋号の通りの 情(じょう)もある
「タンゴで上海」
投稿します。
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甘い潮風 流れて
やけに身体が 火照(ほて)るわ
そう ここは 上海
疼きを止めて さあ 抱いて
愛を 上海 タンゴで上海
drunk with 酔いしれて
ケチな躊躇い 捨ててね
ひとつあるのは 悦楽
そう ここは 上海
男と女 さあ 溶けて
ふたり 上海 タンゴで上海
drunk with 酔いしれて
キスはその日の 挨拶
うんと情熱 込めてね
そう ここは 上海
夜遊びするの さあ 燃えて
華美(かび)に 上海 タンゴで上海
drunk with 酔いしれて