作詞 | 歌謡曲 昭和の匂い

「どうにもねえ」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・

恋をするたび  飽きられて

恋をするたび  泣きをみる

こんな自分に  溜め息を

縁がないのね  男運

私  寂しさ  飼い慣らす

恋をするたび  逃げられて

恋をするたび  臆病に

生きているのも  辛いだけ

肌の温もり  掴めない

私  涙が  似合うのか

恋をするたび  疎まれて

恋をするたび  捨てられる

眠れないから  酒に酔い

世帯持つのも  諦めた

私  夢にも  見放され

「愛がみえないわ」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・・

雨が冷たく  窓を打つ

寒い心を  震わせる

あなた煙草の  煙り追い

首を傾げて  なに思う

ああ  別れの予感に  怯えているの

いくら指で擦(こす)ってみても

愛がみえないわ

冷めた紅茶が  味気ない

よけい気持ちも  掴めない

言葉ひとつも  交わさずに

深い溜息  つくあなた

ああ  別れの予感に  怯えているの

肌のぬくみ欲っしてみても

愛がみえないわ

「見掛け倒し・卒業」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・・

構わないでよ  気安く

わたしとにかく  臆病

ダンスフロアの  ざわめき

みんな寄り添い  酔いしれ

だけどダメなの  わたし

実は  見掛け倒し  純情気質

今夜は  今夜は勇気を出して  踊るわ

タイプの男を  ゲットしなくちゃね

少し派手目に  みえても

わたしからきし  オクテよ

サーチライトが  眩しい

喉もカラカラ  渇くの

だけどムリなの  わたし

それは  見掛け倒し  ネンネのまんま

今夜は  今夜はその気のつもり  弾(はじ)けて

タイプの男と  恋に堕ちなきゃね

「こんな女でいいですか」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・

恋は幾つも  してきたわ

だけど実らぬ  恋ばかり

それがあんたに  めぐりあい

やっと幸せ  掴めそう

こんな女でいいですか

ひとつ布団に  包まって

肌のぬくもり  感じてる

そうよあんたが  沁みてくる

やっと喜び  おぼえたの

こんな女でいいですか

顔や姿に  惚れたって

心なければ  続かない

ずっとあんたに  尽くします

やっと貰えた  指輪なの

こんな女でいいですか

「笑ってちょうだい」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・・

酔った女と  蔑まないで

お酒飲まなきゃ  耐えられないわ

だってあんたが  あたしを捨てた

他の誰かに  うつつを抜かし

悔しくて  切なくて  お酒に縋るだけ

ああ  あたしって  意気地なし

笑ってちょうだい

泣けば尚更  気持ちが沈む

だから飲まなきゃ  眠れはしない

惚れて尽くした  三年あまり

無駄になったと  舌打ちしても

淋しくて  逢いたくて  いつしか泣き上戸

ああ  あたしって  弱いのね

笑ってちょうだい

「赤坂ナイト・クラブ」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

甘い言葉に  酔いしれて

泣いた女の  浅はかさ

男なんかは  みな同じ

見栄と嘘との  繰り返し

ブルース流れる  赤坂ナイト・クラブ

ラメのドレスを  身に纏い

お客相手に  つぐお酒

男なんかに  縋りつき

悔やむばかりと  苦笑い

キャンドル揺れてる  赤坂ナイト・クラブ

口説き上手に  絆されて

夢をみたのよ  馬鹿でした

男なんかと  強がれば

急に切なさ  沁みてくる

くちびる噛んでる  赤坂ナイト・クラブ

「銀座の夜は」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話し上手な女  酔わせ上手な女

すぐにお客もコロリ  浮かれ気分にさせる

ほら  夜の銀座で  ドンペリ

ほら  ポンと景気の  いい音

シャララ  シャララララ

チークダンスも  歌うのも  いいわね

ミラーボールの下で  乾杯しましょう

甘え上手な女  構い上手な女

どんなお客も同じ  何故か幼さみせる

ほら  夜の銀座は  まばゆく

ほら  粋でスマート  紳士で

シャララ  シャララララ

縞のネクタイ  タイピンも  お似合い

ピアノ演奏流れ  素敵な時間を

「胡蝶の夢か」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・

あなたに抱かれて  肌を染め

今にも蕩けて  しまいそう

窓には満月  顔を出し

この世の極楽  笑ってる

嗚呼  何もかにもが  あやふやで

何もかにもが  泡となる

男と女の  儚さ脆さ

胡蝶の夢か  幻か

グラスのワインを  飲み干せば

微かに色めく  薔薇の酔い

今宵の戯れ  秘めやかに

流れる時間に  身を任す

嗚呼  何処もかしこも 朧げで

何処もかしこも  砂時計

男と女の  儚さ弱さ

胡蝶の夢か  空想か

「幸せひとつ掴めない」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・

今夜も夜更けに  膝を抱き

会いたさばかりを  募らせる

別れて二年ね  まだ未練

いつでも情愛  くれたのに

どうして私を  泣かせるの

ひとりぼっちは  寂しくて

幸せひとつ掴めない

飲めないお酒も  癖になり

涙を肴に  飲んでます

あれから二年よ  捨てられて

あなたのすべてが  遠くなる

知らない誰かと  暮らすのね

ひとりぼっちは  空しくて

幸せひとつ掴めない

「そしてゴージャスに」

投稿します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

過去を気にする  性格(たち)じゃない

今に全てを  かけましょう

窓の向こうに  蒼い星

両手伸ばせば  掴めそう

しぶい顔など  しないでね

赤いお酒で  乾杯を

飲めば心も  足取りも

軽くなるから  踊るだけ

＊ 今夜は  ふたりきりの  舞踏会

ハメを外し  肌を寄せ

甘いムードに  酔いしれて

Woo  愛に溶けるの

そしてゴージャスに

抱・き・し・め・て ＊

＊～＊　繰り返し