「お馬鹿さんのブルース」
投稿します。
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あなたわかって 恋心
胸のときめき 届けたい
渋い横顔 低い声
わたし好みよ 愛してる
でも 打ちあけられない
振られたら 二度と逢えないもの
意気地なしなの お馬鹿さん
つらいわ お馬鹿さんのブルース
あなた欲しくて 堪らない
太いその手で 抱かれたい
煙草くゆらせ 目を細め
煙り追うのも 絵になるわ
でも 打ちあけられない
勇気さえ 怖気づいてるもの
女々しがり屋の お馬鹿さん
つらいわ お馬鹿さんのブルース
「野暮ったれ」
投稿します。
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酒はコップに 並々と
つまみなんかは 塩でいい
男ひとりの 気楽酒
酔って笑って 歌おうか
下手な演歌が 似合うのさ
恋もしたけど 続かない
洒落た言葉も 交わせずに
いつも振られて それっきり
いいさいいのさ 野暮ったれ
俺は面倒 ごめんだな
趣味もなければ 色もない
連む相手も 欲しがらず
日がな一日 なんとする
俺はひとりで 暮らすのが
性に合うのさ 幸せさ
「悲しすぎるわ、あまりにも」
投稿します。
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まるで違うわ 今夜のあなた
交わす言葉も 他人のようね
咥え煙草で 煙を追って
気持ち何処かへ 旅立ちしてる
もう終わりなの わたしたち
もう逢えないの これからは
わたしに飽きたの 誰かがいるのね
悲しすぎるわ、あまりにも
そうね別れを 感じていたわ
二年半よね 出逢ってからは
冷めた珈琲 見つめたままで
心いつしか ここにはないわ
もう終わりなの わたしたち
もう逢えないの これきりに
わたしは嫌われ ひとりになるのね
悲しすぎるわ、あまりにも
「それって愛だもの」
投稿します。
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どんなに嫌われても どんなに無視されても
わたしは諦めない しつこい女なの
ああ それほどまでに あなたを愛し
いつだって夢中 まっしぐら
逃げても追うわ 背中向けても
それって それって愛だもの
わかって欲しいの いいでしょう
どんなに飽きられても どんなに疎まれても
わたしは落ち込まない めげない女なの
ああ それほどまでに あなたが欲しい
どこまでも夢中 ひたすらに
逃げても無駄ね しがみつくもの
それって それって愛だもの
わかって欲しいの お願いね
「忘れたはずの人なのに」
投稿します。
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雨の降る日は 心まで
濡れて切なく なってくる
忘れたはずの人なのに
思い出しては 懐かしむ
好きな女が できたよと
意図も容易く 捨てられた
忘れたはずの人なのに
忘れられない 意気地なし
やさしかったわ 抱かれたわ
ひとつひとつが 嘘になる
忘れたはずの人なのに
過去に縋って 涙ぐむ
二度と恋など しないわと
言ってみたって 無理なこと
忘れたはずの人なのに
あなた欲しいと 恋しがる
「スキッ！」
投稿します。
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午後の日差しが スキッ！
ショートケーキが スキッ！
冷えたペリアが スキッ！
そして あなたが イチバン スキッ！
ふたりこうして 見つめ合い
ふっと笑って いい感じ
愛って 愛っていいなぁー
軽いボサノバ スキッ！
ペアのTシャツ スキッ！
散歩するのが スキッ！
だけど あなたが イチバン スキッ！
ふたりこうして 手を繋ぎ
いつも笑って いい気分
愛って 愛っていいなぁー
「寒いな」
投稿します。
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男 黙って 酒を飲み
女 ほつれげ 指に巻く
外はしんしん 雪が降り
裸電球 震えてる
なんとも切ない 絵づらだな
男 ゴロンと 寝転がり
女 膝抱き 下を向く
ラジオひねれば 流行り歌
誰が歌うか 涙節
どうにも沁みるぜ 虚しさが
男 煙草の 煙り追い
女 溜め息 ひとつ吐く
柱時計は 零時まえ
夜は静かに 更けてゆく
色気もいつしか 薄れたか
「ちょいとねぇ」
投稿します。
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欲しい欲しいと 騒いでも
身体あわせりゃ すぐ飽きる
男なんてさ 女なんてさ
生身の生きもの 厄介だ
浮世だねぇ ちょいとねぇ
酒を飲んだら 酔いどれて
酔って候 いい調子
男なんてさ 女なんてさ
勝手で気ままな もんだって
浮世だねぇ ちょいとねぇ
雪が降るから 寒いのか
心ないから 震えるか
男なんてさ 女なんてさ
人様振り見て 身を正せ
浮世だねぇ ちょいとねぇ
「かなり・ジュテーム」
投稿します。
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お酒に酔ってる わけじゃない
あなたの匂いで メロメロに
もう夢中 わたしあなたの虜(とりこ)
エイトビートが 流れてる
夜を味方に 揺れながら
Ah ベタな言葉を言わせて
かなり・ジュテーム
煙草を燻らす 仕草さえ
見事にキマって 絵になるわ
もう夢中 二十四時間抱いて
キスのひとつで 蕩けそう
夜が気分を 盛りあげる
Ah ベタな言葉がイチバン
かなり・ジュテーム
「なあ、笑うなよ」
投稿します。
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あいつに二年の 片思い
震える勇気で 告ったよ
好きだと言ったら そっぽ向き
その気はないから ごめんだと
チェッ 俺 だらしねえなぁ
酒でもくらって 眠ろうか
なあ、笑うなよ 馬鹿な男と 笑うなよ
あいつに振られて 男泣き
なんとも侘しい 夜ん中
わたしのタイプじゃ ないわねと
冷たい返事を 投げつける
チェッ 俺 情けねえなぁ
湿気った布団で 枕抱く
なあ、笑うなよ ドジな男と 笑うなよ
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