作詞

あゝあなたを

 

 

「あゝあなたを」

投稿します。

 

 

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何度も恋愛  重ねても

そのたびあなたと  比べてる

わかって私の  この気持ち

あなたが今でも  すべてなの

 

 

 

想い出ばかりを  かき集め

昔に浸って  酔っている

女々しい私が  イヤになる

あなたにさよなら  されたのに

 

 

 

駅前通りを  歩くたび

もしやと思って  探してる

馬鹿だわ私は  大馬鹿ね

あなたは今では  人のもの

 

 

作詞

愛の果てに

 

 

「愛の果てに」

投稿します。

 

 

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指が悴(かじか)  耳が凍てつく

別れ言葉で  身体震える

他の誰かに  心がわりと

眼さえ合わさず  あなた告げるの

ああ  わたしはあなたの  なんだったの

二年の月日が  幻になる

どうすればいいの  涙が痛くて

愛の  愛の  愛の果てに

 

 

 

外は残雪  あたり一面

だけどあなたは  部屋を出ていく

待っているのね  次のいいひと

縋りつけずに  背中見送る

ああ  わたしはあなたの  なんだったの

尽くして捨てられ  紙屑になる

どうすればいいの  ひとりが怖くて

愛の  愛の  愛の果てに

 

 

作詞

ひとり夜咄(よばなし)

 

 

「ひとり夜咄

投稿します。

 

 

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曇り硝子に  指で書く

好きと書いては  すぐに消す

忘れられない  別れても

未練ばかりが  押し寄せる

尽くして  飽きられ  捨てられた

さびしい女の  夜咄ね

 

 

 

紅を薄っすら  引いてみる

髪のほつれを  気にしてる

みせる相手も  いないのに

馬鹿なことねと  苦笑う

冷たく  背を向け  捨てられた

切ない女の  夜咄ね

 

 

 

心細くて  眠れない

泣けば枕が  濡れていく

せめても一度  抱きしめて

過去を引きずる  女々しさか

愛して  疎まれ  捨てられた

かなしい女の  夜咄ね

 

 

作詞

ここに来てあなた

 

 

「ここに来てあなた」

投稿します。

 

 

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窓に粉雪  舞う夜は

あなた思って  お酒飲む

苦く虚しく  不味いだけ

ああ  二年過ぎたわ  別れから

今も残り香  探してる

ここに来てあなた  あなた

啜り泣く声が  聞こえますか

 

 

 

きっと誰かの  ひざ枕

あなた思って  嫉妬する

夜の長さに  身をよじり

ああ  二年過ぎたわ  別れから

忘れられない  好きだから

ここに来てあなた  あなた

ひとり淋しくて  眠れないの

*~* 繰り返し

 

 

作詞

ほろ酔い路地酒場

 

 

「ほろ酔い路地酒場」

投稿します。

 

 

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うさや悩みは  重いから

捨ててしまって  ためないで

街の外れの  路地酒場

お酒出すのは  二本まで

ぐでんぐでんは  お断り

だからほろ酔い  誰も皆

 

 

 

せめて三本  頼むねと

そんな我儘  言わないで

あすもおいでね  路地酒場

寂しがりやの  寄り処

喧嘩 口説きは  ご法度で

心地いいのが  いちばんね

 

 

 

涙自慢は  好きじゃない

さあさ笑って  声出して

縄の暖簾の  路地酒場

過去を肴に  飲むよりも

夢を肴に  飲んでって

そして今夜も  いい気分

 

 

作詞

IN・東京

 

 

「IN・東京」

投稿します。

 

 

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都会という名の  東京

夜こそお洒落に  色づく

男と女が  くちづけ

すべてが甘露に  流れる

 

切ない溜め息  東京

夜だけ淫らに  演じて

男と女の  駆け引き

クールな指には  マティーニ

 

* なんでもないよに  振るまってみても

過去の愛事  隠せない

滲み出すのは  寂しいからか

IN・東京  摩天楼  星屑  散らばる *

 

 

 

 

 

刺激を求めて  東京

夜には戯れ  上塗り

男と女の  ひととき

タブーなスパイス  感じて

 

やすらぎ探して  東京

夜なら少しの  ぬくもり

男と女が  馴れあい

孤独を溶かして  ひとつに

 

*~* 繰り返し

 

 

作詞

あたし女なんです

 

 

「あたし女なんです」

投稿します。

 

 

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細い雨降る  真夜中は

肌が疼きを  覚えます

人が恋しい  抱かれたい

あたし  あたし女なんです

 

 

 

何もいらない  欲しくない

だけど温もり  欲しがるの

人が恋しい  たまらなく

あたし  あたし女なんです

 

 

 

ひとり手酌で  お酒飲む

胸がますます  (ほて)ります

人が恋しい  縋りたい

あたし  あたし女なんです

 

 

作詞

笑ってなんぼ

 

 

「笑ってなんぼ」

投稿します。

 

 

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馬鹿ですね  わたし

悲しいくせに  笑ってる

馬鹿ですね  わたし

振られた夜に  笑ってる

ねえ  お酒ちょうだい  冷やでいい

泣くのは簡単  それはいや

なんぼ  なんぼ  笑ってなんぼ

あのひと  忘れるわ

 

 

 

馬鹿ですね  ほんと

寂しいくせに  笑ってる

馬鹿ですね  ほんと

辛さを堪え  笑ってる

ねえ  もっと飲ませて  酔いたいの

追うのは惨めね  それはいや

なんぼ  なんぼ  笑ってなんぼ

この恋  あきらめる

 

 

作詞

アラよっと!

 

 

「アラよっと!」

投稿します。

 

 

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あれやこれやの  想い出を

そっと壊して  散らかした

踏めば昔に  戻るから

踵つけずに  ()けている

アラよっと!

 

 

 

うしろ振り向く  ことよりも

背筋伸ばして  前を見る

恋に心を  燃やしてた

昔々も  あったよな

アラよっと!

 

 

 

歳をとったと  苦笑う

酒も煙草も  やめていた

朝の日課に  散歩する

ヤケに健全  俺の今

アラよっと!

 

 

作詞

私のことをどうするの

 

 

「私のことをどうするの」

投稿します。

 

 

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静けさという名の  暗闇が

寂しさという名の  涙つれ

今夜も私を  悩ませる

糸が切れそで  たまらない

あなた誰かに  恋してる

きっと綺麗な  ひとでしょう

飽きたの  捨てるの  どうするの

私のことをどうするの

 

 

 

儚さという名の  毎日が

空しさという名の  諦めに

身体の隅々  蔓延(はびこ)るわ

糸が絡んで  苦しくて

あなたいいひと  できたのね

ずっと帰って  来ないまま

逃げるの  捨てるの  どうするの

私のことをどうするの