Author Archives: gen

あゝ惚れていた

 

 

 

「あゝ惚れていた」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

色白男の  ヤサ男

女をいつでも  喰いものに

ろくでなしだね  すけこまし

説教たれてた  この私

そういうあいつに  (ほだ)されて

気がつきゃゾッコン  惚れていた

 

 

 

 

 

危ない危ない  目を覚ませ

ニッチモサッチモ  恋狂い

ろくでなしには  近寄るな

自分で自分に  言い聞かす

それでもいつしか  骨抜きに

だらしがないほど  惚れていた 

 

 

 

 

 

朝酒するのが  日課だと

あいつは小原の  庄助か

ろくでなしだね  目を覚ませ

姐さん気取って  いたけれど

今ではあいつに  首ったけ

どうしたもんかね  惚れていた

 

 

あとの祭りだ

 

 

 

「あとの祭りだ」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

おまえと知り合い   5年が過ぎた
男と女の   関係なんて
微塵も感じず   遊んでいたさ
そう   さっきまでは・・・
この秋結婚するのとポツリ
おまえの口から   こぼれた言葉
目のまえ真っ暗   どうした事か
俺は   俺は   俺は   おまえが好きと
気付いた時には   あとの祭りだ
馬鹿だ   ほんとに
ああ   幸せになれ   なってくれ

 

 

 

おまえと俺とは   兄妹みたい
男と女の   色恋なんて
考えられずに   はしゃいでいたさ
そう   さっきまでは・・・
やさしい人だと惚気てみせる
おまえの笑顔は   まばゆいくらい
なんにも言えずに   だらしがないぜ
俺は   俺は   俺は   そいつに嫉妬
今更ながらに   悔やみきれない
馬鹿だ   ほんとに
ああ   幸せになれ   なってくれ

 

 

ヨコハマ・ナイト 夜明けまで

 

 

 

 

「ヨコハマ・ナイト 夜明けまで」

投稿します。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

山下公園   タワーを見上げ
あなたとわたし   心はひとつ
寒くはないかと   気遣うあなた
寒くはないわと   微笑むわたし
今夜はこうして   夜明けまで
一緒にいたいの   夜明けまで
港   ヨコハマ   愛のバラード
氷川丸さえ   眠らない

 

 

伊勢佐木あたりで   お店を探し
あなたとわたし   カクテル飲むわ
酔ってもいいよと   囁くあなた
酔っても許して   甘えるわたし
二人でこうして   夜明けまで
もたれていたいの   夜明けまで
港   ヨコハマ   愛のバラード
肩を抱かれて   幸せで

 

 

そして夜汽車で

 

 

 

 

 

 

「そして夜汽車で」 投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

東京発の   夜汽車に乗って
女がひとり   旅立つ夜更け
失くした恋を   忘れる為に   ああ・・・
愛していたのに   愛されなかった
惨めで切ない   恋の物語

 

 

 

飲めない缶の   ビールを飲めば
苦さが余計   私を責める
思い出すべて   忘れなければ   ああ・・・
明日を賭けてた   重荷も背負わせた
未練で儚い   恋の物語

 

 

 

車窓に映る   やつれた顔に
口紅引けば   涙が溢れ
四年の月日   忘れてみせる   ああ・・・
尽くしてきたのに   報われなかった
哀れで虚しい   恋の物語

 

 

北千住の女

 

 

 

「北千住の女」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

生まれ育ちは   北千住
昔ながらの   風が吹く
夜の化粧で   今夜また
お客相手に   お酌する
ああ   あたし   名前は明美
明美です

 

 

 

恋もしてきた   いくつもね
みんな不発に   終わったわ
らしくないけど   人恋し
たまにゃ添い寝も   欲しくなる
ああ   あたし   心が寒い
寒すぎて

 

 

 

ずっとこのまま   北千住
好きよこの街   肌にあう
酔って騒いで   朝になる
こんな暮らしが   似合ってる
ああ   あたし   酒場の女
女です

 

 

棄てられワルツ

 

 

 

 

 

 

「棄てられワルツ」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

紙屑みたいに   棄てられて
泣くのが得意な   おんなです
ああ   夜の盛り場   池袋
なぜか無性に   淋しくて
抱かれたいのよ   今夜また
いつまでたっても・・・学ばない

 

 

体を開けば   棄てられて
少々軽めの   おんなです
ああ   夜はこれから   池袋
馬鹿の上塗り   似合うでしょ
抱かれたいのは   疼くから
どうにもこうにも・・・仕様がない

 

 

尽くしたあとには   棄てられて
それでも懲りない   おんなです
ああ   夜は更けゆく   池袋
相手探すわ   闇雲に
抱かれたいのよ   悪い癖
にっちもさっちも・・・救えない

 

 

女・新宿ゴールデン街

 

 

 

 

 

「女・新宿ゴールデン街」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

生まれ北国   青森を
捨ててきました   ひとりきり
花の東京   憧れて
降りたところは   上野駅

 

 

足の向くまま   どこへ行く
酒場盛り場   新宿へ
ゴールデン街   路地続き
ここに決めたわ   しばらくは

 

 

夜を合図に   看板が
灯りともして   立ち並ぶ
なんだかんだで   住みついて
酒場暮らしの   毎日よ

 

 

人もまばらに   なってきた
雨も降るから   早じまい
ゴールデン街   午前二時
どっと疲れが   身にしみる

 

 

私若くは   ないけれど
家庭持ちたい   時もある
淋しがりやと   気付いたり
人のぬくもり   求めたり

 

 

化粧おとして   眠ろうか
枕抱きしめ   目を閉じる
今日も一日   ありがとう
故郷 (くに)の夢でも   みればいい

 

 

ノー・サンキュー

 

 

 

 

 

「ノー・サンキュー」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

街を歩けば   あっちこっちと   声が掛かるわ
あいにく一人がいいの   ノー・サンキュー
そうよ私は   横須賀マドンナ
髪はカールに   ルージュはレッド
咥え煙草も   トレード・マーク
横須賀 ドブ板   ちょっと気取って
横須賀 ドブ板   小粋なもんね
港の夜風も   私を包む
ト・ビ・ッ・キ・リ   いい オ・ン・ナ

 

恋はしないと   決めているのよ   好きだ嫌いだ
どうにも煩わしいの   ノー・サンキュー
だって私は   横須賀マドンナ
壁の時計は   もうじき明日
ドライマティーニ   喉もと熱い
横須賀 ドブ板   酔いに任せて
横須賀 ドブ板   スゥイングするわ
かすかに流れる   ジャジーな曲で
シ・コ・ッ・タ・マ   いい オ・ン・ナ

 

 

愛が消えて

 

 

「愛が消えて」

投稿します。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

愛されて   飽きられて   嫌われて
そして   こうして   棄てられて

 

二年の暮らしは   幸せでした
あなたのお世話が   生きがいでした
目覚めのくちづけ   パジャマを着替え
朝食すませて   仕事に行くの
ああ   二人の為にだけ   世界はまわっていたのに
なぜだか心に   すきま風が吹き
ままごとみたいな   二年が   儚く閉じる

 

 

 

思えばあれこれ   月日が流れ
あなたといつしか   小さな溝が
些細な事でも   喧嘩をしたり
甘露な言葉も   聞けなくなった
ああ   優しさいたわりが   離れて遠のく淋しさ
ゆっくり歯車   噛み合わなくなり
蜜月一転   逆さま   冷たい仕打ち

 

愛されて   飽きられて   嫌われて
そして   こうして   棄てられて

 

 

乃木坂ナイト

 

 

 

 

 

「乃木坂ナイト」 投稿します。

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

暗い酒場の   カウンター
ひとりバーボン   飲んでいる
あなたの背中が   淋しそう
声をかけても   いいかしら
ちょっと気になる   乃木坂   乃木坂ナイト

 

 

グラス合わせて   乾杯を
渋い感じの   いい男
あなたの今夜の   ご予定は
聞いてみたって   いいかしら
多分一緒に   乃木坂   乃木坂ナイト

 

 

ここを出たなら   タクシーで
決まり通りに   ホテルへと
あなたは私を   抱きしめる
恋になっても   いいかしら
夜にまどろむ   乃木坂   乃木坂ナイト