Author Archives: gen

口紅哀歌

 

 

 

 

「口紅哀歌」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 
お酒つぐのも   なれました
作り笑いも   少しだけ
夜の新宿   裏通り
紅をひきます   酒場花

 
故郷(くに)を出てから   三年目
派手なドレスに   身を包む
これが私の   生業と
紅をひきます   今夜また

 
酔って泣いたら   笑われた
辛さ悲しさ   胸に抱く
マリと呼ばれる   源氏名で
紅をひきます   雨上がり

 
イヤなお客に   言い寄られ
惚れた男に   逃げられる
しょせんこの世は   そんなもの
紅をひきます   あきらめて

 

 

Midnight Love ー 情事 ー

 

 

 

 

 

「Midnight Love ー 情事 ー」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

一夜限りの   男と女
愛をまさぐり   とぐろを巻くわ
名前なんかは   どうでもいいの
今がよければ   朝には他人
そう   一度きりの事   これは情事
恋でもなく   不倫でもない
絡みあう   ただ   それだけの関係
東京   男と女の   Midnight   Love

 

肌を重ねる   男と女
夢の続きを   みたりはしない
次の約束   逢瀬はなしね
そして互いに   貪りあうの
そう   一度きりの事   これは情事
恋でもなく   不倫でもない
絡みあう   ただ   それだけでいいはず
東京   男と女の   Midnight   Love

 

 

銀座の泣き虫

 

 

「銀座の泣き虫」

投稿します。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

また懲りもしないで   いれあげてるね
止めても無駄だね   あの娘(こ)の趣味は
今度は何処の   坊やかい
甘い言葉に   酔いしれて
半年もたず   涙のおまけ
馬鹿だね   馬鹿だわ   いい加減
赤いドレスの   酒場花
男なしでは   眠れないのか
銀座の泣き虫   卒業しなきゃ

 

 

 

もう若くないのに   呆れてしまう
言っても聴く耳   もったりしない
今度はどんな   坊やかい
うなじ火照らせ   夢をみて
化粧も剥がれ   涙にかわる
駄目だね   駄目だわ   目をさませ
赤いドレスの   酒場花
男なしでは   眠れないのか
銀座の泣き虫   卒業しなきゃ

 

うちの人

 

 

 

 

「うちの人」 投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 
窓を濡らして   雨が降る
胸の芯まで   湿らせて
何処に行ったの   うちの人
何も言わずに   行ったきり
今日もこうして   今日もこうして   待つばかり

 

 

ひとり雨音   聴いている
爪を噛んでは   独り言
誰といるのよ   うちの人
きっと年上   いい女
妬いてみたって   妬いてみたって   仕方ない

 

 

季節外れの   風鈴が
情けないよに   鳴っている
抱いて欲しいよ   うちの人
早く戻って   来ておくれ
惚れているのは   惚れているのは   あたしだけ

 

 

TOKYO 紅 NIGHT (東京 くれない ナイト)

 

 

 

 

「TOKYO 紅 NIGHT (東京 くれない ナイト)」

投稿します。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

闇夜を切り裂き   紅(くれない)色に
染めて   TOKYO   旧山手通り

 

男と女が   崩れて爆ぜる
ここは   TOKYO   旧山手通り

 

午前3時は   朝まで長い
素肌絡ませ   悦楽しましょ
唇で唇を   この指で腰あたり
大人の遊戯で   乱反射
この先   ホテルで   確かめあうの
うんと   お洒落に   悩ましく

 

 

 

爪先忍ばせ   紅(くれない)色に
揺れて   TOKYO   旧山手通り

 

男と女が   爛れて(ただれて)溶ける
それが   TOKYO   旧山手通り

 

午前3時の   時計は止めて
素肌抱きあい   情愛しましょ
溜め息で溜め息を   濡れた目で胸もとを
大人の遊戯は   乱気流
このまま   ひとつに   繋がりあうの
うんと   気怠く   妖しげに

 

官能的に

 

 

 

 

「官能的に」

投稿します。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

唇が   指先が
私の体を   まさぐるの
もう   歩けない   動けない
恋の虜   いいえ   あなたの虜
誰もいない   広い部屋に   ふたり
何もかも   晒けて(さらけて)いい
愛してる   愛してる   枕詞が   あたりの闇を
揉み込むように   蠢(うごめ)いて
そう・・・官能的に

 

ほつれ毛が   溜め息が
私の体に   絡みつく
今   引き込まれ   溺れそう
恋のしもべ   いいえ   あなたのしもべ
誰もいない   広い部屋で   抱かれ
心ごと   搾ればいい
愛してる   愛してる   枕詞が   朝まで続き
汗ばむベッド   軋ませて
そう・・・官能的に

 

 

ひとり・夜ん中

 

 

 

 

「ひとり・夜ん中」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

雨が降るから   こんなにも
未練心が   濡れるのか
好きな女が   いるんだと
勝手投げつけ   出て行った
ああ   憎みきれない   夜ん中

 

 

飲んで忘れて   みたいのに
飲めば余計に   辛くなる
泣いてみたって   戻らない
無理に煽った   手酌酒
ああ   馬鹿を承知の   夜ん中

 

 

あなた恋しい   すがりたい
抱いてください   この体
思いばかりを   募らせて
いつか乳房を   もて遊ぶ
ああ   午前零時の   夜ん中

 

 

僧愛ブルース

 

 

 

「僧愛ブルース」

投稿します。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

愛して   尽くして   飽きられて
他の女へ   お引っ越し   あんた・・・
耐えるつもりが   耐えきれず
泣いてばかりの   ここ三月(みつき)   あたし・・・
忘れられない   ひとだけど
いっそ憎んで   しまいなと
ひとり呟く   僧愛ブルース

 

 

 

愛して   委ねて(ゆだねて)   嫌われて
次の女へ   くら替えか   あんた・・・
許すつもりが   許せずに
恨みつらみの   ここ三月(みつき)   あたし・・・
きっと今頃   懇ろ(ねんごろ)に
肌を寄せあう   妬けてくる
滾る思いの   僧愛ブルース

 

 

もう、遅い

 

 

 

「もう、遅い」

投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

顔を見るたび   好きだって
あんた私に   寄ってくる
ごめんその気は   ないんだと
何度言ったら   わかるのさ

 

 

選ぶ権利は   あるからね
私これでも   もてている
向こう三軒   両隣り
みんな言いよる   ひとばかり

 

 

ヒョンなことから   友達が
恋をしたのと   打ちあける
まさかあんたに   片恋慕
信じられずに   笑っちゃう

 

 

そんなこんなで   時が過ぎ
あんた結婚   友達と
何故か言えない   おめでとう
胸にいつしか   隙間風

 

 

馬鹿な考え   いけないね
やっと気がつく   惚れてたと
出来るものなら   奪い取り
私あんたと   暮らしたい

 

 

思い通りに   ならないね
これが私の   人生か
逃げた魚は   大きいと
指を咥えて   泣く夜更け

 

 

Adult Love

 

 

 

 

「Adult Love」投稿します。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

肌と肌   寄せ合えば
たちまちに   呻きあう
愛してる   狂うほど
言葉さえ   絶え絶えに
あなた   男   わたし   女
夜に溶け込む   ふたり
窓に差し込む   満月のあかり
このまま   悦楽の底   揺れながら
このまま   Adult   Love

 

 

唇を   貪れば
当然ね   乱れるわ
愛してる   狂うほど
息さえも   切れ切れに
あなた   男   わたし   女
夜を彷徨う   ふたり
赤いお酒を   喉もとに流し
ひたすら   快楽の果て  どこまでも
ひたすら   Adult   Love