今でも、好きだから

 

 

「今でも、好きだから」

 

 

 

 

雨が小窓を 濡らしてく

ひとり溜め息 そっと吐く

あなたどうして いるかしら

きっと誰かを 抱いている

ああ 馬鹿ですね 昨日むげなく 捨てられて 

枕濡らして 泣いたのに

好きだから 今でも、好きだから

 

 

 

冷えた紅茶は 味気ない

思いばかりが 纏いつく

あなただんだん 遠ざかる

次の相手が 恨めしい

ああ 情けない 昨日他人に させられて

息も絶えだえ 泣いたのに

好きだから 今でも、好きだから

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です