「わからないのよ」
なんで言っては くれないの
着いてこいよの ひと言を
何も言わずに 背を向けて
何処へ行くのか 他人顔
ああ 誰かいいひと できたのね
わたしに落ち度が あったのか
わからない わからない
あなたの気持ちが わからないのよ
夜風背にして 進むのは
誰か待ってる そうでしょう
どうかわたしを 捨てないで
泣いて縋れば 知らぬふり
ああ 誰が待つのか 気にかかる
綺麗で優しさ 匂うもの
わからない わからない
あなたのすべてが わからないのよ