作詞

女の顔は

 

 

「女の顔は」

投稿します。

 

 

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変わるもんよね  月日過ぎれば

顔もいつしか  儚さ浮かぶ

惚れて疎まれ  尽くし飽きられ

涙幾つも  流してきたわ

 

 

 

愛に傷つき  恋に疲れて

心もとない  溜息ひとつ

抱いて抱かれて  溺れ逃げられ

別れどれほど  経験したか

 

 

 

(べに)を引こうと  鏡向かえば

頬が窶(やつ)れた  女が映る

縋り嫌われ  無碍に捨てられ

歳の残酷  虚しいもんね

 

作詞

辛くて痛くて切なくて

 

 

「辛くて痛くて切なくて」

投稿します。

 

 

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あのひとに   愛されてもいないのに

あのひとを  愛しているなんて

 

 

愚かなことよね  虚しいわ

自分で自分を  責めている

熱燗二本で  まだ酔えず

しくしく泣いてる  夜ん中

辛くて痛くて切なくて

 

 

 

 

 

あきらめきれない  あのひとを

惨めな思いが  いやになる

やめてた煙草に  火をつけて

煙を追ってる  夜ん中

辛くて痛くて切なくて

 

 

あのひとに  愛されてもいないのに

あのひとを  愛しているなんて

 

 

作詞

雨降る夜の

 

 

「雨降る夜の」

投稿します。

 

 

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雨降る夜の  酒場には

見えない重さ  漂うか

寡黙な男  酒を飲み

煙草の煙り  追っている

 

 

 

雨降る夜の  カウンター

昭和の演歌  流れてる

爪かむ女  溜め息を

吐いては何を  思うやら

 

 

 

雨降る夜の  零時すぎ

終電間近  間に合うか

誰もが帰る  気配なし

ひとりの部屋は  寒いから

 

 

作詞

「なあ」で許してる

 

 

「「なあ」で許してる」

投稿します。

 

 

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こんな真夜中  ドア叩く

開けてくれって  声がする

きっとあの人  よしてよね

そうね別れて  三年が

違う誰かに  惚れたくせ

 

 

 

どうぞ入って  寒いから

髪を撫でつけ  お茶を出す

「なあ」と小さく  言葉吐く

俺とも一度  暮らそうと

違う誰かは  どうしたの

 

 

 

ごめん勝手は  承知だと

似合わないわね  そんな顔

許す許さぬ  迷うけど

いつか許して  いるみたい

違う誰かに  飽きたのね

 

 

作詞

あたしはあんたに惚れたまま

 

 

「あたしはあんたに惚れたまま」

投稿します。

 

 

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雨降る夜には  この胸が

しくしく泣き出し  痛むのさ

あんたは今ごろ  誰を抱く

思っただけでも  苦しくて

あゝきれいに別れた  つもりでも

あたしはあんたに惚れたまま

未練の糸が  絡みつく

 

 

 

濃い目の水割り  飲み干せば

ちくちく想い出  刺さるのさ

あんたの温もり  恋しくて

乳房を弄る  やるせなさ

あゝ二度とは逢えない  ひとだけど

あたしはあんたに惚れたまま

未練が身体に  纏いつく

 

 

作詞

儚いものですね

 

 

「儚いものですね」

投稿します。

 

 

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泣けばこの恋  戻るなら

泣いてみましょう  枯れるまで

嘘ねそんなの  信じない

心がわりで  もう終わり

儚いものですね

 

 

 

耳に好きだと  囁いた

それも今では  戯言(たわごと)

馬鹿ねそれでも  火照(ほて)る肌

抱かれ上手に  なっていた

儚いものですね

 

 

 

二度と逢えない  別れたら

恋は短い  物語

いいの仕方が  ないことね

あなた誰かの  いいひとに

儚いものですね

 

 

作詞

未練まみれの女です

 

 

「未練まみれの女です」

投稿します。

 

 

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さびしい夜には  思い出す

あなたに抱かれた  愛の時

別れて二年が  経ったのに

指さき   欲しがるの

わたし  未練まみれの女です

 

 

 

薄荷煙草の  煙り追う

ゆっくり数字の  ゼロになる

しつこい女と  笑われる

素肌の汗まで  恋しくて

わたし  未練まみれの女です

 

 

 

忘れることなど  できないわ

あなたのすべを  探してる

捨てられ随分  泣いたのに

それでも恨めず  胸焦がす

わたし  未練まみれの女です

 

 

作詞

愛がクシュン

 

 

「愛がクシュン」

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あなたに飽きられ  捨てられた

心が風邪ひき  震えるわ

愛が  愛がクシュン

 

 

季節を幾つか  共にして

小さなお部屋で  暮したわ

わたしを女に  したあなた

夢中になったわ  一途にも

悲しいものですね

 

 

 

やさしい温もり  くれたから

幸せいっぱい  感じてた

仕方がないのね  移り気は

いつしか知らない  顔をする

悲しいものですね

 

 

あなたに飽きられ  捨てられた

心が風邪ひき  震えるわ

愛が  愛がクシュン

 

 

作詞

だからどうぞ

 

 

「だからどうぞ」

投稿します。

 

 

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わたしの過去を  振り返る

どれもがみんな  あなた色

決めたのわたし  これからは

自分の色で  生きていく

だからどうぞ  次のひとのとこへ

泣かないわ  捨てられたって

あゝ・・・泣かないわ

 

 

 

あなたの勝手  恨まない

匂いも癖も  忘れるわ

縋っていたわ  甘えてた

大人になるわ  強くなる

だからどうぞ  次のひとのとこへ

泣かないわ  嫌われたって

あゝ・・・泣かないわ

 

 

作詞

酔いどれて泣き濡れて

 

 

「酔いどれて泣き濡れて」

投稿します。

 

 

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酔いどれて  あたし

今夜はどこで  眠ろうか

泣き濡れて  あたし

男に振られ  あてもなし

公園行くか  安ホテル

なんともショボイ  話だね

女でいるのが  辛くなる

 

 

 

酔いどれて  あたし

時計の針は  二十四時

泣き濡れて  あたし

男に見事  捨てられた

裏町足を  引きずって

惨めな形(なり)  哀れだね

女でいたって  辛いだけ