Author Archives: gen

あんな女

 

 

 

「あんな女」

投稿します。

 

 

 

 

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あんな女と   指さされ
いやな思いも   するけれど
これで結構   天の邪鬼
ワルで通すも   いいじゃない
あん女で   いけないか
こんな女に   誰がした
ウブな昔は   戻らない
嘘に塗れて   傷ついて

 

 

 

 

あんな女は   ごめんだと
マトモぶる奴   願い下げ
未来(あす)はいらない   そんなもの
ひとり暮しも   慣れた今
あんな女が   哀れだと
笑う世間に   背を向ける
お酒飲むたび   人肌が
欲しくなるのは   歳のせい

 

 

そんな女

 

 

 

 

 

「そんな女」

投稿します。

 

 

 

 

 

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紅いルージュを   唇に
引けば忽ち   夜の顔
お酒ついだり   つがれたり
横浜(ハマ)の盛り場   野毛あたり
涙隠して   生きている
あたし   そんな女

 

 

酔えばあの人   思い出す
惚れていたのさ   身体ごと
ポイと捨てられ   それっきり
横浜(ハマ)の盛り場   野毛あたり
未練くすぶり   募らせる
あたし   そんな女

 

 

まるで私の   恋のよう
泣きの演歌が   流れてる
飲んではしゃいで   お客さん
横浜(ハマ)の盛り場   野毛あたり
誰に聴かせる   愚痴の数
あたし   そんな女

 

その女 マリー

 

 

 

 

「その女 マリー」

投稿します。

 

 

 

 

 

 

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テキーラグラス   空になったと
差し出す指は   赤のマニキュア
気だるい曲が   低く流れる
港の見える   酒場ヨコスカ
その女   マリー   しこたま   いい女

 

 

誰もが声を   かけてくるけど
誰にもシカト   煙草くゆらす
いつしか雨が   窓に張り付き
港の灯り   暗く揺らめく
その女   マリー   虚ろな   佇まい

 

 

肩ひじついて   ふっと溜め息
濡れてるルージュ   心そそるね
クローズ前の   沈むひと時
港の見える   酒場ヨコスカ
その女   マリー   不思議さ   漂よわせ

 

change   of   mind   heart

 

 

 

 

「change   of   mind   heart」

投稿します。

 

 

 

 

 

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ルージュ引いたら   マニキュア塗って
髪もアップに   プアゾン肌に
袖を通すわ   あなたの好きな
黒いシルクの   胸あきドレス
だけど何処にも   行くあてないの
過ぎた月日に   さよならすれば
銀の鏡に   虚しさ映る
ああ   あなたはいない   誰かのもとへ
change   of   mind   heart   哀しいわ

 

 

 

ピアス片方   指にはルビー
アンクレットが   脚くび光る
そっと微笑み   あなたが褒めた
黒いシルクの   セクシードレス
だけど虚しく   涙が零れ
別れ言葉が   刺さったままに
ひとり窓辺で   静かにターン
ああ   あなたの香り   消えない部屋で
change   of   mind   heart   淋しいわ

 

 

あなたのそばで眠れたら

 

 

 

「あなたのそばで眠れたら」

投稿します。

 

 

 

 

 

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春には春の   花が咲き
夏には夏の   星がふる
なんでもないよな   ことだけど
地球はこうして   回ってる
愛する人と   めぐり逢い
愛する人に   愛されて
ただそれだけで   幸せ
あなたのそばで眠れたら

 

 

秋には秋の   陽が沈み
冬には冬の   木洩れ陽が
なんでもないよな   日常で
地球の片隅   生きている
愛していると   囁かれ
愛していると   目を閉じる
もうそれだけで   うれしい
あなたのそばで眠れたら

 

酒場女のひとり言

 

 

 

 

「酒場女のひとり言」 投稿します。

 

 

 

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あたし   酒場の女
引き戸あくたび   あの人が
逢いに来るかと   待ちわびる

 

 

あたし   場末の女
一夜限りに   あの人と
肌を合わせた   だけのこと

 

 

あたし   哀れな女
しょせんお客の   あの人に
惚れた自分が   情けない

 

 

あたし   未練な女
ほんの火遊び   あの人は
ひとり勝手に   片思い

 

 

あたし   惨めな女
こんな歳でも   あの人の
胸にも一度   抱かれたい

 

 

あたし   お馬鹿な女
いくら待っても   あの人は
妻のある身と   知りながら

 

 

痴話喧嘩

 

 

 

 

「痴話喧嘩」 投稿します。

 

 

 

 

 

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お前なんかは   出て行けと
啖呵きっても   束の間か
プイと出て行きゃ   あとを追い
強く抱きしめ   離さない
ああ まったく   いい気なもんさ
男と女   馴れ合いごっこ
惚れた同士の   痴話喧嘩
犬も食わない   痴話喧嘩

 

 

 

あんたなんかは   大嫌い
吠えてみたって   から騒ぎ
シカトされたら   淋しくて
肌を摺り寄せ   甘えてる
ああ まったく   お手上げだよね
世間が笑う   恋愛ごっこ
ゲームみたいな   痴話喧嘩
愚にもつかない   痴話喧嘩

 

 

しがねぇブルース

 

 

 

「しがねぇブルース」

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生まれながらの   馬鹿たれが
ヤンチャばかりに   明け暮れて
ちぃと疲れた   昨日今日
どうにもこうにも   しょうがねぇ
ああ   俺のしがねぇブルース

 

 

 

故郷(くに)を出てから   二十年
そりゃあ色々   あったけど
嘘と愚痴とは   ご法度で
己れをごまかす   ことはねぇ
ああ   俺のしがねぇブルース

 

 

 

無理に人肌   抱いたのは
昔むかしの   物語
所帯なんぞは   他人事
色恋さらさら   ありゃしねぇ
ああ   俺のしがねぇブルース

 

 

みんな嘘に

 

 

「みんな嘘に」

投稿します。

 

 

 

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朝も昼も夜も夜中も
絶えず一緒だった
手を伸ばせば   あなたが居た
飽きもせず   愛の繰り返し
飽きもせず   欲に溺れてた
信じていたのに   ああ・・・
突然に言われた   別れ言葉を
受け止められなくて   震えていたわ
そう   みんな 嘘に   愛も   あなたも   抱かれたことも

 

 

 

春も夏も秋も真冬も
ずっと一つだった
目を覚ませば   あなたが居た
ひたすらに   愛をつらぬいて
ひたすらに   欲を掻き集め
信じていたのに   ああ・・・
突然に言われた   心がわりを
受け止められなくて   涙が溢れ
そう   みんな 嘘に   愛も   あなたも   抱かれたことも

 

 

恋愛遊戯

 

 

 

 

 

「恋愛遊戯」

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ふとした瞬間   めぐり逢い
ふとしたはずみで   恋になる
ドンペリ飲んだら   酒場(みせ)を出て
ベッドで戯れ   夜明けまで
日焼けの素肌に   抱かれたら
蕩けてしまうわ   ズルい人・・・あなた
愛してる   愛してる
呪文のように   繰り返す

 

 

 

どうにも気持ちが   止まらない
どうにも体が   波を打つ
煙草の煙を   目で追えば
うなじに唇   触れてくる
指先絡めて   熱い息
疼いてしまうわ   ワルい人・・・あなた
愛してる   愛してる
譫言(うわごと)みたい   掠れ声